バイクのカスタムは数分で終わる簡単なものから、何時間もかけて行うものまであります。
今回紹介するのは、作業はタンクに貼り付けるだけで、多岐に渡る効果が発揮されます。
目次
タンクパッドとは
バイクのタンク各部に貼ることで、滑り止め効果、傷つき防止、そしてドレスアップといろいろな効果が得られます。
サイドのタンクパッド
サイドに貼るタンクパッドが一番のおすすめです。
バイク乗りなら一度は聞いた事があるのではないでしょうか、私は免許取得時に教官から言われました。
「バイクはニーグリップが重要!ニーグリップをしっかりして、バイクは腰で乗るものだ!」
実際、ニーグリップが甘いとバイクは安定せず、しっかりと力が伝わらないため、思い通りに曲がれません。
しかし、ノーマル状態のタンクは意外と滑りやすく、ガッチリとニーグリップを決めるのが難しいです。
そこで活躍するのが、サイドに貼るタンクパッド。
これを貼るだけで、ニーグリップの安定感が格段にアップします!
ほとんどのバイクには、その車種専用のタンク形状に合わせたタンクパッドが販売されています。
さらに、カット可能な素材で作られているものが多いので、自分好みに調整することも可能です。
私のMT-09には、前オーナーがストンプグリップ製の高性能なタンクパッドを貼ってくれていました。
イボイボ形状のタンクパッドは初めてだったので、噂で「ズボンを貫通して痛い」と聞いて少し不安でしたが、実際には全く問題ありませんでした。
センターのタンクパッド
サイドのタンクパッドほど実用性は高くありませんが、センター部分は意外と服と擦れやすく、タンクが傷つきやすいポイントです。
例えば、前傾姿勢で伏せた際や、乗っているうちに自然と着座位置が前方にずれてしまい、気づけば服で擦れ傷つくことがあります。
そんな時に役立つのがセンターのタンクパッドです。
センターのタンクパッドは、サイド用と違って貼り付ける面積や形状が車種ごとにあまり変わらないため、メーカー共通の汎用品として販売されていることが多いです。
ちなみにタンクパッドの形状で、厚みがあって複雑なデザインの場合汚れが溜まりやすく洗車する時にも洗いにくいのであまり厚みはあまり無い方がいいです。
キャップのタンクパッド
キャップに貼るタイプのタンクパッドは、サイドやセンターのように乗車時のメリットはありませんが、停車時にその真価を発揮します。
パッドの滑り止め効果のおかげでスマホや缶飲料を置いても安定する、便利な小物置きに生まれるんです。
キャップはメーカーごとに違うので、キャップのタンクパッドは車種事というよりメーカーごとに数種類販売されています。
そのため自分はヤマハのMT-09に乗っているので適合を確認しヤマハ用(MT-09)を購入したのですが全然合わなかったので大問題。
どう貼り付けても大きさが会わず、キャップを開閉する際に干渉するレベルの精度の悪さで使い物にならなかったです。
違うメーカー「Keiti」を購入した所しっかりフィットしました。
Keiti製の方がカーボンパターンも好みなのでデザイン含めておすすめです。
最後に
タンクパッドは貼る場所によって効果が変わります。
サイドに貼り付ければ乗りやすくなり、センターに貼り付ければ傷つきにくくなり、キャップに貼り付ければ小物置きになります。
貼り付けるだけで手軽にカスタムできるうえ、見た目も機能性もアップする優れモノです。
ぜひ愛車にタンクパッドを貼り付けて、バイクとの一体感を高めましょう。
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