バイクに貼られているステッカーを剥がすのはやり方さえ知っていれば簡単です。
私も初めて剥がす作業をした時は
- ボディに傷がついたらどうしよう?
- 糊とか残らない?
- 塗装剥がれない?
等々いろいろ不安でしたがやってみれば案外簡単にステッカー剥がせたし傷もつかず糊跡も残りませんでした。
ただしステッカー剥がしは無理に力を込めたり、道具の選択を間違うと綺麗に剥がせず最悪ボディに傷がつくことがあります。
今回はバイクの色々な場所のステッカー(シール/デカール含む)の剥がし方をまとめました。
目次
ステッカー/シール/デカールを剥がす道具について
①カーボンヘラ
爪でもいけるのではと思うかもしれませんが、カーボンヘラ1個あるだけで作業効率が段違いです。
圧倒的に爪とかでやるよりヘラを使ってやったほうが広範囲を一気に剥がせるので楽だし傷もつかず糊など残らず綺麗に剥がせます。
ヘラ無しで初めは綺麗にはがれてたけど途中で千切れてうまく剥がれれなくなり爪でゴシゴシやるようになったらかなり面倒です。
②シリコンオフ
脱脂剤としてよくつかうやつです。
ステッカーを剥がした後に残ったあと汚い糊跡を綺麗にするために使います。
シリコンオフさえあれば拭くだけで汚い糊跡も綺麗になります。
③ドライヤー
普通の家庭用ドライヤーです。
ステッカーの接着面の糊は温める事によって、簡単に剥がれます。
ステッカーを剥がす場所で電源が取れない場合は、ビニール袋にお湯を入れて温めたりとか代用するのも可能です。
ステッカー/シール/デカールを実際に剥がしてみた
タンクについてる盗難抑止システムのシール
おそらくバイクユーザーの誰もが初めてバイクに乗った時に剥がしたく思うランキング1位の注意喚起シール。
このシールは、カーボンヘラを使わずに爪だけでも剥がす事が出来ます。
ただし剥がれるには剥がれるのですが糊跡がくっきり残ってしまいます。
このような糊跡にはシリコンオフの出番です。
シリコンオフで軽く処理すれば糊跡も無く綺麗になりました。
ちなみにこの注意喚起シールを剥がす場合は、早めに剥がすことが望ましいです。
なぜなら、このシールが貼られている場所は日光が当たりやすいため、日焼けしやすく、剥がすのが遅れるとシールを張っていた場所と張っていない場所で塗装面の色が異なってしまいます。
サイドタンクパッドの強力接着面
400x専用のサイドタンクパッドを購入したので、適当につけたサイドタンクパッドを剥がします。
シールと異なる糊の強さによって、糊跡が見えにくいかもしれませんが、端だけではなく全体的に半透明な糊跡が残っています
糊跡が・・・汚・・・シリコンオフの出番です。
全体的に残った糊跡もシリコンオフで処理すればこの通り綺麗です!
ボディサイドのステッカー
次のターゲットはこのサイドの大きいステッカーです。
個人的にデザインがダサいため、長い間剥がしたいと思っていたステッカーです。
このステッカーはかなり固いため、簡単に剥がれてくれません。
根気よくカーボンヘラとドライヤーを使って徐々に剥がしていくことが必要でした。
ドライヤーを使う際は、剥がす端の少し奥からあてて端を少し多めにあてていき、角が浮くようになったらヘラで徐々に剥がしていきましょう。
ちなみにドライヤーで暖めるのはステッカーを逆に張る時にも有効で、硬めのステッカーを曲面の場所に貼る場合は軽く暖めれば効率的です。
シリコンオフで処理すれば同じく糊跡は綺麗になります。
タンクサイドのデカール
最後はこのタンクサイドに貼られているデカールです。
後はシリコンオフして糊跡消して終わりなんて思ってると・・・。
シリコンオフで跡が綺麗にならない。
これはデカールを張っている場所と貼られてない場所が塗装面が違うのでデカールを剥がしてしまうとクリア処理がそのまま差になって見えてしまいました。
私の場合この後、400x専用のサイドタンクパッドを装着したため、糊跡はほぼ見えなくなり気にならなくなったのですが、塗装面の違いから跡がそのまま残ってしまう場所は少なからずあります。
このような場所の判別方法は、貼り付けられている場所が樹脂(カウルなど)ではなく、金属ベース(タンクなど)の場所が多いということです。
判断がつかない場合は、バイク屋の人に剥がしていい場所か聞いてみましょう。
剥がしたいなら早めに剥がそう
ステッカーが古くなるにつれ、糊が劣化して剥がし難くなります。
また、日焼けの影響もありますので、新車のバイクで剥がしたい場合は早いうちに剥がすことが望ましいです。
ステッカー/シール/デカール剥がしまとめ
ステッカー/シール/デカールの剥がしは、実際にやってみると簡単なものです。
しかし、力任せに剥がすことは避けてください最悪の場合、塗装面に傷がつくこともこともあるので慎重に行う事が大切です。
カーボンヘラ、シリコンオフ、ドライヤーなどの道具があると綺麗に剥がすことができますので、用意することをお勧めします。
もし、不要なステッカー/シール/デカールがある場合は、なるべく早く行く剥がしましょう。
バイクは見た目が大切ですからね。