Ninja400(2020)のハンドルから伝わる振動が気になるので振動対策第2弾です。
第一弾はバーエンドをヘビーウェイトに交換しました。
ですがバーエンドをヘビーウェイトに交換しただけでは、体感で50%ほどの軽減効果で満足しませんでした。
50%でも大分楽になったのですが長時間バイクに乗ることが多いので、やはり少しでも振動を減らして疲労を減らしたいです。
ということでグリップを振動対策用の物へ交換すればさらに効果が望めるという事で【DAYTONA:PRO-GRIP ハンドルグリップ 耐震GEL】に交換します。
目次
耐震ゲルグリップへ交換方法
用意するもの
振動吸収ゲルが内蔵されています、ハンドル事にサイズがあるの注意が必要です。
工具は必須です。
グリップはボンドで固まっているので、それを溶かしてはがすためにはパーツクリーナが必要です。
新しいグリップを取り付ける時は、耐震ゲル専用ボンドで固定します。
耐震ゲル専用ボンドじゃないとグリップ内のゲルを溶かす事もあるらしく専用品を使った方がいいです。
古いボンドを落とす時にヘラ的なものがあればカスを落としやすく作業が捗ります。
交換手順
バーエンドを外す
グリップを外すにはバーエンドが邪魔なので外します。
純正のままバーエンドを触ってない場合、かなり固く舐めてしまう可能性があるので注意が必要です。
頑張っても無理そうならバイク屋さんに頼んだ方が良いと思います、定期点検等で追加でお願いすれば軽くやってくれると思います。
グリップを外す
マイナスドライバーをグリップの端っこから差し込んで、パーツクリーナーを隙間から流し込みます。
パーツクリーナーを流し込んだ後、マイナスドライバーを2~3周するように回せば固定していたボンドが外れます。
あとはグリップを引き抜くだけですが、結構力を使うので右グリップを引き抜くときは夢中になりすぎて車体を倒さないように気を付けてください。
新しいグリップを取り付ける前に、古いボンドのカスが邪魔にならないようにある程度落としておきます。
この時シリコンのヘラがあればめちゃくちゃ便利です。
グリップを取り付け
次は、新しいグリップを取り付けます。
ブレーキ側よりアクセル側はスロットルパイプがある分太く内径が違うので注意してください。
一応グリップの端っこにサイズが書いています、穴が小さいほうが左です。
グリップに対して、端っこから中央に向けて均等な感覚でボンドを3本塗ります。
根元までボンドを塗ると押し込んだ時に余るので真ん中ぐらいまでで十分です。
新しいグリップの内側に軽くとパーツクリーナーを吹きかけて素早くグリップを取り付けます。
パーツクリーナーを吹きかけないと全く滑らずグリップを差し込む事ができません。
ボンドが固まってしまう前に、ぐりぐり押し込んでグリップを入れ込みます。
あとは、バーエンドを取り付けてボンドが完全に固まるまで1日待てば完成です。
アクセル側は注意が必要
アクセル側はスロットルを開閉する必要がある為干渉しないように注意が必要です。
普通に差し込めばちょうどいい感覚が空くようになっていますが、押し込もうと思えば干渉するまで押し込めるので余裕を持たせましょう。
耐震ゲルグリップの効果について
グリップの握り心地としては少しへこんでるのが分かるぐらい柔らかいです。
ヘビーウェイトと合わせて使った体感になりますが時間比からの疲れ具合で合計70%ぐらいの振動軽減効果を感じます。
あとグリップ自体はノーマルグリップより細くなりましたが、グリップ表面の材質が吸い付くような滑りにくい素材になっているので軽く握るだけで充分グリップできるようになりました。
グリップ自体は小さいカスタムパーツになりますが、目立つ場所になるのでドレスアップ効果も高く感じます。
他の人のバイクを見ても、グリップとかバーエンドとかワンポイントカラーを入れてカスタマイズしている人も多いですよね。
まとめ
耐震ゲルグリップはヘビーウェイトバーエンドと合わせて使う事により70%程度の振動軽減効果を望めます。
その他にも表皮素材の違いからグリップ力も上がり、小さいパーツながらドレスアップ効果も望めます。
グリップ交換を行うならできれば相乗効果のあるヘビーウェイトのバーエンドと合わせて交換して振動軽減効果を体感してみてください。