メンテナンス

【高級オイル】カストロールの全合成油POWER1 RACINGに交換しました。費用は?効果は?

今までは一斗缶20L買いした

Honda エンジンオイル ウルトラ G2 SL 10W-40  部分科学合成油

を使用してたのですが、特に不満はありませんでしたが、使い切ってしまって何か違うものを試して見たくなって

【カストロール エンジンオイル POWER1 RACING 4T 10W-50 全科学合成油】

を新しく入れるようにしたため

費用比較注意点などまとめてみました。

カストロールって?

創業1899年イギリスの100年を超える老舗オイルメーカーで自動車~バイク~航空機などあらゆるものにたいしてオイルを提供している。

国際的な大会であるバイクの頂点レースであるMOTOGPやスーパーバイク(市販車ベースを改造したマシン)選手権などでホンダと長年パートナーシップを結んでおり数多くの実績を残している。

100年を超える老舗で!

モーターレース実績あって!

信頼性は折り紙つきってこと!

エンジンオイル種類の違い

ベースオイルについて

エンジンオイルベースオイル種類

鉱物油

原油を蒸留して精製されたもので昔ながらのオイルで価格が安い分、耐熱性や酸化に弱い。

Honda エンジンオイル ウルトラ G1 SL 10W-30  鉱物油】等

部分合成油

鉱物油と科学合成油(20%ほど)の混合オイルで、鉱物油の特徴である酸化が早い点や低温始動性などを補うように作られている。

Honda エンジンオイル ウルトラ G2 SL 10W-40  部分科学合成油】等

全合成油

原油に高度な処理を施し、不純物を限りなく排除した高純度なものの為価格が高い分、低温始動性や高温動作性などに耐性が高く酸化もしにくい高パフォーマンスなものになります。

Honda エンジンオイル ウルトラ G3 SL 10W-30  部分科学合成油】や【カストロール エンジンオイル POWER1 RACING 4T 10W-50 全科学合成油】等

粘度について

エンジンオイルベースオイル種類
エンジンオイルの硬さを表すもので

赤枠で囲っている部分の「10w-50」部分の事

左側の「10」が小さいほど、オイルの柔らかさを示し、低温時でのエンジン始動性に影響がでます。

右側の「50」が大きいほど、オイルの硬さを示し、高速性能時に高温になっても油膜切れを起こさず保護性能が高くなり、日常では夏など気温が高くなる季節に、硬いオイルを使っている場合シフトチェンジがスムーズにできなくなったりします。

エンジンオイルの種類を変更する時の注意点

エンジン内部洗浄について

エンジンシャンプーエンジンオイルの種類を違うものに変える場合は、異なるエンジンオイルが混ざることにより本来のエンジンオイル性能が発揮されなくなるので内部洗浄を施してできるだけエンジン内部を洗浄する必要があります。

ただ実際の話、やった方がいいけどエンジンオイルの種類変えるぐらいでエンジン内部洗浄するほどでもないとの声も多いです。

費用比較 (Amazon価格送料込み)

全容量価格(送料込み)1L1回あたりの価格(400x:2.7L)
Honda エンジンオイル
ウルトラ G2 SL 10W-40  部分科学合成油
20L13900円695円1876円
カストロール エンジンオイル
POWER1 RACING 4T 10W-50 全科学合成油
4L5040円1260円3402円
POWER1 ※amazonnセール時4L3930円982円2651円

Amazonで購入した場合で容量はそれぞれ1Lあたり一番やすい価格で計算してみました。

通常購入した場合は1回あたり約2倍のコストがあるのですが
カストロール エンジンオイル POWER1 RACING 4T 10W-50 全科学合成油】は結構な頻度でAmazonタイムセールがあって安く買えるのでその時に買えば約800円の差なので許容範囲かなって思ってます。

オイル種類を変える時の作業手順

オイルの種類を変更する時に焦点をあててまとめていきます。

通常のオイル交換の手順はこちらにまとめています。

ホンダエンジンオイルG2-20リットル
【初心者向け】バイクのオイル交換を格安2000円でする方法みなさんはバイクオイル/フィルター交換は自分でやる派です?店舗へ持ち込みます? 400xのエンジンオイルと...

古いエンジンオイルを抜く

ホンダG2エンジンオイル抜いた後Honda エンジンオイル ウルトラ G2 SL 10W-40  部分科学合成油】を約3000㎞時点での交換です。

オイルフィルターも交換しないとフィルタ内に種類が違いオイルが残ってしまうのでオイルフィルターも合わせて交換になります。

真っ黒・・・だいたい1000㎞も走ればオイル確認窓からみたら毎回これぐらいの色になってます。

エンジンオイル内部洗浄剤を入れる

エンジンシャンプーをジョッキに入れた様子どんなものかとワクワクしてましたが、普通のエンジンオイル(G2)のちょっと薄い色でわりとトローリしてました。

規定量(400xは2.7L)の2/3以上らしいのでちょっと多めに1.8Lほど入れた後、20分~30分ほどアイドリングします。

エンジンオイル洗浄剤の洗浄後抜いた色アイドリング終了後(アイドリングを20分もすればオイルが高温になっているので注意です!)エンジンオイル洗浄剤を抜きます。

見事に真っ黒・・・きれいになったかな。

新しいエンジンオイルを入れる

カストロールエンジンオイル【カストロール エンジンオイル POWER1 RACING 4T 10W-50 全科学合成油】を規定量(400xは2.7L)入れていきます。

色見は【Honda エンジンオイル ウルトラ G2 SL 10W-40  部分科学合成油】と変わらないですね。

カストロールエンジンオイル窓からチェック最後は窓でオイル量をチェックして完了です。

カストロール エンジンオイル POWER1 RACING 4T 10W-50 全科学合成油 に変更して感じた事

とりあえずオイル交換後2000㎞ほど走ってみました

G2オイルの時は2000kmぐらいでうん?ギアが入りずらいな~なんか抜けるな~って劣化を感じることがあったんですけど

カストロールオイルは今のところそんなことを感じさせないですね。

カストロールオイルはシフトチェンジが軽快で特にNに入れる時スコスコです。

相対的に見たらコストパフォーマンいいかもしれません。

たまには気分転換がてらオイルを変更してみるのもバイクの感じが変わって面白いかもしれません。

追記 6000km走行後レビュー

前回2000㎞で交換後、北海道ツーリングへ行ったため6000㎞オイル交換行わず走りました。

カストロールオイル6000㎞6000㎞以上走行後の暗黒オイル

驚いたのは6000㎞以上オイル交換無しで走行してもギア抜けや熱ダレが一切感じられませんでした。

【カストロール エンジンオイル POWER1 RACING 4T 10W-50 全科学合成油】

は他のエンジンオイルと比べ値段は高いですが耐久力含めコストパフォーマンスは最高に良いと思います。