夏にバイクそれは暑さとの闘い・・・
今までの夏は冷感インナーとか冷感スプレー程度しか試していませんでしたが、今年の夏は暑さと戦う為に手軽に空調服みたいに人工的に風を発生させて涼しさを味わえるというロゴスのボディエアコンを購入しました。
目次
ボディエアコンを購入した理由
夏でも走ってる時はまだ風があたるので良いんですけど、危険なのは停車中の時ですよね。
停車中だとバイクからの排熱に加え、上から太陽熱と下から路面熱と前後左右の車両排熱で360度から蒸し焼きにされて熱中症で倒れそうになります。
そんな暑いなか涼しい風が発生するのならば結構な助けになるのではと思いボディアイコンを購入しました。
ちなみに私がバイクに乗っていて一番危ない場所だと思うのは右折待ちレーンで停車した時だと思います。
右折待ちで気分悪くなっても左折待ちと違って逃げ場所が無いし、交通量が多い場所だと1回で行けない可能性があり長時間熱せられる可能性が高い為です。
ボディエアコンとは
ボディエアコンの仕組みを簡単に説明すると、ウェストバッグにファンがついていて上部に開いている穴から風が出てくるようになっています。
底についているファンの大きさは(縦7.5 x 横7.5cm)です。
このボディエアコンはモデルチェンジした2世代目なのですが、旧モデルは1個しかついてなかったようなので、2個になってパワーが上がったようです。
上部に風口が一列並んでいます。
中を見てみると、専用の保冷剤を入れるポケットとバッテリーを入れるポケットがあります。
バッテリーは市販されている汎用のモバイルバッテリーが使えます。
一応普通のボディバッグと同じように中に物を入れる事は可能ですが、中に何かを入れると風の流れを邪魔する事になって効果半減なので中に物を入れる事は無いです。
電源ボタンは右側で風の強さを3段階(弱→中→強)で調整できます。
ウェストベルトは結構幅が広め形で調整幅は53~106cmになります。
外側には適当なカナビラ等を引っかけて使えるような仕組みになっています。
ボディエアコンを実際使用して感じた事
バイクに乗りながら使ってみた所・・・あまり涼しさは感じませんでした!
バイクに乗ってる時は乗車姿勢を取ると背中を丸める事になるので風口が背中に沿った方向にならず、せっかくの風が明後日の方向に出てしまって全然風口が良い方向にならず風があたらないんですよね。
まぁ停車中に効果あればいいので停車中は背筋伸ばせばいい感じになるかというと、背中側に周ってるボディエアコンの底部がバイクに当たって絶妙に歪んで風口が良い感じにならず効果半減。
風口が良い方向だと、確かに風が周って多少涼しさは感じるのですがわざわざボディエアコンを装着する手間を増やしてまで欲しいとは思わないレベルといった感じです。
風口が上部一列の穴じゃなくてメッシュみたいに面で風抜ける形の方が良いんじゃないかと思ったりしました。
結局の所バイク乗ってる時ではあまり効果を感じる事は無く、キャンプとかアウトドアを楽しんでる時の方が使えました。
バッテリーについて
バッテリー容量が大きい方が長く使えますが、バッテリーの形状には注意が必要です。
薄めのバッテリーを使わないとバッテリーの厚みで風口を一部塞いでしまう事になるので効果が減ってしまいます。
自分の手持ちで試したところ、Ankerの20,000mAhが形状的に邪魔せず容量も申し分ないのでこれが一番おすすめですが、その分重たいので使用状況によっては容量は半分になりますが10,000mAhのやつでも良いと思います。
13,000mAhのやつでも試したところ幅と高さの組み合わせが悪く絶妙に太くてこれだと風口を塞いでしまったのでおすすめしません。
稼働時間は20,000mAhで約10時間なので1個用意すれば日中大丈夫です。
専用保冷剤の効果について
専用ポケットに保冷剤を仕込む事によって冷えた風が出てくるようになります。
冷たい風といっても気休めレベルで保冷剤も大体1時間ほど溶けてしまうのでわざわざ用意して使う気にはあまりならないレベルです。
最後に
残念ながらバイクではあまり実用的ではありませんでしたが、キャンプなど他の事をするときならある程度効果はありました。
電源が汎用のモバイルバッテリーなので連続で使用しやすく、使用中は両手がフリーになる為作業の邪魔にならないので自身の用途に合うのならオススメです。