ツーリング旅といえば宿泊は下記3パターンになると思います。
- ビジネスホテル
- キャンプ場
- ネットカフェ
しかし直近のツーリングで、新しい選択肢『コンテナホテル』を初めて利用しかなり良かったので紹介します。
コンテナホテルはその名の通り本来貨物輸送に使われるコンテナを一箱丸ごと宿泊用に改築したもので、通常のビジネスホテルと何ら変わりなく、さらにツーリング旅ならそれ以上の快適性が味わえたものでした。
目次
実際のコンテナホテルとは
私が宿泊したのは数店舗展開されているトレイルインの岩手県にあるトレイルイン北上です。
コンテナホテルのチェックイン方法
コンテナホテルは清掃以外は無人なので、受付専用コンテナにあるタッチパッドでセルフチェックインになります。
名前と予約時の電話番号の入力と本人確認書類(運転免許証等)の撮影等を済ませていくと最後に部屋番号と暗証番号が表示されるので必ず撮影して保存しましょう。
ツーリング旅では1日中走って汚れている状態で他人と顔を合わせるのが嫌なので、セルフチェックインは嬉しいですね。
コンテナホテルの部屋とは
部屋の目の前が駐車場
我々ツーリングユーザーからすると大きなメリットの1つ、部屋の前が駐車場です。
普通のビジネスホテルだとほぼ100%エレベーターを経由するので荷物運びが面倒ですが、コンテナホテルだと見ての通り目の前なので楽だし、ちょっと整備(クロス洗車、チェーンルブ塗布等)するのにも億劫になりません。
他にもバイクの心配事と言えば盗難ですがこれだけ近くに停めれると安心感があります。
この形態で1つデメリットがあるとすれば、屋根が無いので雨が降れば濡れ続けます。
ビジネスホテルでも平駐車場なら一緒ですがバイクなら軒下に停めれる場合もあるのでコンテナホテルでは100%濡れますね。
暖かみがある室内空間
入った瞬間広い!
想像してるより全然広く感じて、窓は1ヵ所しかありませんがビジネスホテルでも同じなので閉塞感はありませんでした。
壁は木材の合板でコンテナの中にいるような殺風景な感じはなく、物理的な寒さ暑さの温度調整も問題無い空間に仕上がってました。
電子レンジや洗濯機を完備
設備としてはWifiは勿論の事、ビジネスホテルにあるものは全部備えられているプラス、脅威の電子レンジとなんと洗濯機までありました。
電磁レンジがあれば暖かいものが食べやすいし、洗濯機があれば長距離ツーリングで溜まった衣類を洗濯できます。
今までの経験ではホテルやキャンプ場で洗濯機を使う場合1回100~300円したのでそれが無料で手軽に使えるのはかなり嬉しかったです(トレイルインでも立地によっては洗濯機が無い場所もあるようなので宿泊前に要確認)。
水回りはかなり綺麗
私が泊まったトレイルイン北上は2022年12月にオープンされたこともあり水回りもかなり綺麗で、温度調整や水圧も問題無く快適でした。
1つだけ危なかった不満点
褒めてばかりで何か不満点が無かったかというと、デスクがすこし小さかったのとあと一つめちゃくちゃ危なかったのがティッシュが5回ぐらいで無くなったことでした。
ティッシュの補充は受付専用コンテナに連泊用にタオルその他とまとめられてるのですが、それがラスト1箱でした。
無人店舗なので補充が直ぐにされない事を考えるとラスト1箱ゲット出来て無かったら、コンテナホテルの評価はかなり下がっていたでしょう。
コンテナホテルの音漏れ騒音について
朝になると車の数が倍ぐらいになっていましたが、出入りの音など一切聞こえなかったのでコンテナホテルの音問題は気になるレベルでは無いと思います。
隣のコンテナとはコンテナの壁2枚隔てて接してもいないので隣人の音も特段響く事も無いと思います。
最後に
コンテナと聞くと狭くて不便で閉塞感がありそうなイメージがありましたが、実際宿泊してみるとビジネスホテルより快適で、1ヵ月ぐらいマンスリー契約で拠点にしても良いレベルでした。
さらにバイク乗りとしては目の前が駐車場というメリットもあるし、コンテナホテルという形態的に平地が必要なのでホテルが少なめな郊外あるのがツーリングで使いやすく良いです。
トレイルインは現在栃木を中心とした北関東と私が利用した岩手(北上)にしか無いみたいなのでもっと増えて全国隅々まで展開して欲しいです。