私のメインバイクはNinja400ですが通勤用にGROMも所有しています。
GROMは通勤用途で駅までの足として購入したのですが、コロナ渦で在宅勤務に変わり乗ることが無くなったのでコロナ渦初期から約4年間ずっと眠らせていました。
その長期間眠らせていたGROMを復活させたので行った作業をまとめました。
目次
長期間放置していたバイクを復活させた方法
長期間放置していた状況
天井と前左右壁がある車庫にフルサイズのバイクカバーをかけて放置していました。
4年感ずっと動かしていなくて、意識して行った事は保管前にガソリン満タンにしてバッテリー外しただけです。
バイクを復活させるために行った事5選
バッテリー乗せ換え
バッテリーは新品に入れ替えました。
ちなみに4年放置してたけど端子外してるし可能性あるかなと思い、試しに繋いでみるとメーターは点灯したのですが、エンジンが始動するほどの電力は無くスイッチを押しても無反応でした。
バッテリーの耐用年数も過ぎてるし新品でも3,000円ぐらいだったので入れ替える事にしました。
ガソリンの入れ替え
ガソリンは2~3ヵ月で劣化が始まり半年で駄目になるらしいです。
劣化したガソリンを使って動かすと、内燃機関によからぬ影響がでるので古いガソリンは使わない方が良いです。
劣化したガソリンはガソリンスタンド(店舗によるので事前確認必須)で引き取ってくれます、GROMのタンクは7L程度なので持って行くのが楽でした。
エンジンオイルの入れ替え
ガソリンと同じくエンジンオイルも劣化するので、こちらも入れ替え推奨です。
エンジンオイルが劣化する有名な現象として放置しているあいだに結露から水分が混じって白く濁る乳化現象があります。
乳化するとエンジンオイル本来の役目である潤滑性能が落ちるので長時間放置したバイクは乗って無くてもエンジンオイルの入れ替えは必須です。
洗車と注油
バイクカバーをかけていたので見た目かなり綺麗でしたが砂埃がついてたので洗車しました。
さらに各所油切れしているのでクラッチワイヤーやドライブチェーン等に油を指しました。
数年に渡って長期保管していたならゴム系パーツにラバースプレーを吹いておくのもおすすめです。
タイヤの空気圧重点
グロムは前後輪共に200KPAが適正空気圧なのですが、90KPAまで減っていたので充填しました。
タイヤの接地面が何カ月も同じだと同じ個所に重みがかかってタイヤが変形してホイールバランスが崩れる原因になるらしいのですが、空気を再充電して走った感じ異常は感じませんでした。
長期間放置していると壊れていたパーツ
後付けでカスタムしたUSB充電が通電しなくなっていました、さらに充電ケーブルの方も通電せず壊れてました。
最初充電ケーブルが壊れてると思ったのですが、他の充電ケーブルにしても駄目でUSB充電の口が2つあったので充電ケーブルを指してない方なら生きてるかなと思いましたがどっちに接続しても駄目でした。
純正では無い電装系カスタムパーツは放置しておくと故障率高そうです。
最後に
バイクカバーをかけていたので目に見えた劣化は特に見えず、バッテリーやガソリンや油脂類を交換しただけで一発始動で元気に動くようになりました。
タイヤとか一切設置面変えて無かったので、変形して走行に影響出る可能性も考えたのですが走ってみると全然問題ありませでした。
後付けのUSB充電が機能しなくなったことを考えると、長期間放置していたのに動くホンダのバイクは凄いです。