大阪市内で一人暮らしする事になり、バイクを置くことが可能な物件探しに苦戦したので今後都会に住んでもバイクに乗りたい人に向けて探し方やバイク置き場についてまとめました。
目次
都会でバイク置き場付き物件はかなり貴重
不動産検索サイトは鵜呑みにできない
都会になればなるほどバイクを駐車できる物件の数は少なくなります。
賃貸物件を探す人の多くはホームズ等の不動産検索サイトで下調べする人が多いと思いますが、『バイク置き場』を検索に含めると検索結果は半分~3分の2に減ります。
それぐらいなら全然選択肢あるように感じますが、これは事実では無く不動産検索サイトの『バイク置き場』で絞り込める中身は中型バイクではなく原付を含む結果なので本当はさらに少ないです。
さらに物件の基本情報に『バイク置き場』が含まれているだけで絞り込まれているだけなのでリアルタイムな空き状況は反映されておらず実際はほとんど埋まっていて実際は検索結果の1割も無いです。
そもそも不動産検索サイトで出てくる物件は個々の不動産屋が載せている情報がまとめて検索できるだけで物件自体の情報も古い可能性もあるし重複している事も多いのであくまで参考程度にしかなりません。
不動産屋に行くしかない
実際バイクが置けるかどうかの判断はどうすればいいかというと、実際に不動産屋へ行ってリアルタイムで管理会社に問い合わせてもらうしか無いです。
不動産検索サイトで自分が住みたい場所の相場観を掴む事は大切ですが、不動産検索サイトでは賃料/礼金/敷金まではわかっても、そもそも駐車場料金までは載って無いことがほとんどなので、ある程度場所の相場観を掴んだら不動産屋に行きましょう。
不動産屋に行く前に、電話やネットから予約していると自身の条件にあった物件を事前に探してくれているのでオススメです。
土日は管理会社が休みの可能性
不動産屋に行くとしたら週末の休みに行く人が多いと思いますが、土日または水曜日は管理会社が休みの場合があります。
普通に賃貸物件を探す場合ならあまり問題にならないのですが、バイク置き場の状況を確認するには不動産屋が管理会社に聞く必要があるので、管理会社が休みの日に行って内見しても一番重要なバイク置き場の状況がわからないので二度手間になることがあります。
繁忙期だと相手にしてもらえない可能性
私が物件を探したのは4下旬~5月で1~3月の繁忙期が終わった後だったので不動産業界的には客が減った時期でした。
担当してくれた方に聞いたのですが『バイク置き場』は条件的に厳しいTOP3の1つで条件に含めるだけで物件の数が10分の1以下に減るらしいです。
ちなみに私を担当してくれた人はキャリア4年目で初めて『バイク置き場』を条件にしたお客を担当したらしく、それだけ珍しい客でもあるらしいです。
そういった面倒な条件がつく客だと繁忙期なら他の決めやすい客に比べ優先度が下がってレスポンスが悪くなったり相手にしてもらえない可能性もあります。
バイク駐車場専門「ニーリン」で探す
バイクの駐車場を検索する『ニーリン』というサービスがあります。
物件によっては居住者以外にも貸せるように開放しているバイク置き場がありそれを検索できるサービスで、不動産検索サイトでは見分けがつかない原付/中型バイク以上どれが置けるのかがわかるし空き情報もほぼリアルタイムです。
ほぼリアルタイムと言ったのは私がここで空いてると見つけた場所でも実際に管理会社に確認してもらうと埋まってた事があったので、あくまで中型バイクが置ける物件を探せるだけと考えた方が良いです。
ただし『ニーリン』で狙いをつけるのは1つの方法ではあるのですが、これで見つかるバイク置き場は管理形態の違いからか月額料金が相場より高い場合が多いですし、あくまでニーリンと契約している物件のバイク置き場の情報しかないのでやはり最終的に不動産屋で調べてもらった方がいいです。
賃貸物件のバイク置き場の広さとは
賃貸物件で中型バイク用に用意されている広さは大体同じでした。
- 幅:1,000mm / 奥行:2,200mm
この広さだとほとんどのバイクが停めれるように感じるのですが、隣に他のバイクも存在する状況で駐車時の斜めの状態になる事まで考えると奥行は問題無くても幅は大体のバイクでもギリギリになります。
しかもそのギリギリの状況でバイクカバーをかけて地球ロックをする事まで考えると大変です。
一部の大型クルーザー等は停めれないでしょう、そういったバイクなら端に停めれる場所とかさらにバイク置き場探しの難易度が上がります。
原付用は中型バイク用の8~9割幅になって奥行が同じか9割ぐらいになるぐらいがほとんどです。
原付用でも2つ隣同士繋がっている場所だと2カ所借りて中型バイクを駐車できる場合がありますが、これも物件によります。
借りたい物件がマンション一棟丸ごとオーナー1人が持っている場合はそういった停め方に融通が利くのですが、ワンルームのオーナーの場合だとそういった事は出来ないようです。
しかしワンルームのオーナーの場合でも駐車場等の共有部は別の管理会社がまとめて管理している場合があり、そういった融通が利く場合もあるのでやはり物件によります。
バイク置き場の管理状態も要チェック
物件の管理が杜撰だったち住民の質が悪かったりすると、バイク置き場なのに自転車置き場に駐輪するのが面倒な人(2段立体で上段指定されてる場合等)が空いてるバイク置き場に自転車を置いてたりと駐車環境が良くない場合があります。
私が見た中には自転車が置かれてる以外にも空いてるバイク置き場の区画に先住民がバイクのメンテナンス道具を放置されてるような場所(タイラップとか細かいゴミとかも散らかってる)があったのでバイク置き場の実際の状況を見るのはかなり重要です。
その他も監視カメラがあるかや道路からバイク置き場までスムーズに入れるかなども確認しましょう。
物件によってはマンションの前の縁石が切れて無くて、数m手前から歩道に乗り上げないといけない場所があったり、マンション内のバイク置き場までの道幅が狭かったりバイク置き場内でかなり切り返さないと駐車出来ないような場所だったりと様々でした。
高級バイク向け高セキュリティバイク置き場
バイク置き場のほとんどはマンション敷地内とはいえ誰でも入れる場所になります。
しかし私が見た物件の中にはバイク置き場を契約している人だけ入れるように、扉で区切られている高セキュリティなバイク置き場がありました。
バイク盗難の心配が強い人はそういった物件はさらに少ないですが探して見るのもオススメです。
バイク置き場の月額料金はいくら
物件の立地や広さや屋内外やはたまた契約形態によって月額料金はかなり変動します。
私が紹介された場所で1番安かったのは月額800円で一番高かったのは8,000円までありましたがほとんどの物件は3,000~4,000円でした。
駐車場によっては中型バイク置き場では無く原付置き場を2つ借りて中型以上のバイクを置く方法もあります。
実は最終的には私が住むことを決めた物件は中型バイク置き場が埋まっていて、しかし原付置き場が隣同士で2つ空いていたので管理会社に交渉して2つ借りてバイク置き場を確保しました。
この方法は結構おすすめで大体原付置き場を2つ借りても中型バイク置き場を1つ借りるのも月額料金はほぼ変わらないのに、駐車場の幅的には1.7倍~ぐらい(奥行は9割ぐらい)になるので駐車がしやすくもなります。
最終的に私が契約してバイク置き場の月額料金は3,000円(原付置き場1,500円x2 / 中型バイク置き場は3,000円でした)になりました。
最後に
賃貸物件を探す時に『バイク置き場』が条件に入るだけで物件の数は10分の1以下になり難易度はかなり高くなります。
不動産検索サイトで引っ掛かる情報は空き情報も分からず原付も含むため実際に不動産屋で調べてもらわないとわからないので、バイクと一緒に物件を探すなら不動産屋に行きましょう。
ちなみに大阪市内では、バイクの事も考えて治安面も気にし始めると住めるエリアは3ヵ所ぐらいで家賃相場も高い所しかないです。
私の場合物件を探し始めて1ヵ月内見だけで4日間使って運よく『バイク置き場』を含めその他条件も満足できる物件を見つける事ができかなり満足しています。
YouTube動画
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