通れない道に案内されるのでツーリング用としては厳しい
音声案内も聞き取りにくいし
MAP情報が少ないのと音声案内が気に入らなかった
今回は、10万km以上使ったバイク専用ナビアプリ【NAVITIME:ツーリングサポーター】の紹介をします。
目次
ツーリングサポーターとは?
ツーリングサポーターを開発運営しているのはあのNAVITIMEです。
NAVITIMEといえば、日常生活から使えるナビアプリを開発運営している大手ナビゲーション会社で普段から通勤や通学、プライベートでも利用されている方が多いと思われます。
そのNAVITIMEがバイク専用に開発運営しているのが『ツーリングサポーター』です。
ツーリングサポータの良いところ
ツーリングルートを簡単に作れる
ツーリングスポットがわかる
地図上にツーリングスポットを示すための緑色のラインが表示されます。
新しい場所や旅行先を探索する際には、周辺のツーリングスポットを位置情報から表示されるので漏れの無いツーリング計画を組み立てやすいです。
また、各スポットの写真と説明が付随しているため、イメージが掴みやすいです。
一括ルート検索
推奨 | 一般 | 高速 |
景観 | 超回避 | 推奨2 |
- 推奨・・・最短の道を案内するるルート。
- 一般・・・有料道路を除いた最短の道を案内するルート。
- 高速・・・高速道路のみのルート。
- 景観・・・景色のいい道を経由するルート。
- 超回避・・・交通量が少ない道を案内するルート。
- 推奨2・・・推奨とは別にもう1つ推奨ルート。
他のナビアプリでは、追加でオプションを設定し直す事で複数ルートを表示する事になりますが、ツーリングサポーターでは一括で6ルートの検索ができます。
これにより、最初に設定する必要のない経路オプションや、途中での誘導ミスなどを減らすことができます。
また、一般ルートを選んでいても、高速ルートに簡単に切り替えることが簡単なので、長距離の旅行で疲れたときなどでもスムーズに変更することができます。
またこれらのルートは時間(出発or到着)を指定しての検索もできるので、実際に走る道路の渋滞状況なども考慮されより正確な時間でルートが作られます。
細かいオプション設定
- 排気量考慮・・・50ccから大型バイクまで6種類の排気量別ルート設定。
- スマートIC考慮・・・高速出口がスマートICかの設定。
- ETC料金考慮・・・有料道路をETC料金か現金料金で計算するかの設定。
- フェリー考慮・・・ルート案内にフェーリを加えるか設定。
- 渋滞考慮・・・VICS情報を元に回避ルートを案内するかの設定。
- タンデム規制考慮・・・まれにあるタンデム規制を考慮するかの設定。
- 細道回避・・・細道も交えて最短経路を案内するかの設定。
- 交差点自動拡大・・・右左折案内時に視認がよくなるように画面を拡大するかの設定。
この中でも排気量考慮は結構便利で、ツーリングサポーターは排気量別にルート案内をしてくれます。
私も125ccバイクを所有しているので実感するのですが、一般的なナビアプリの場合、高速道路に乗ることができない125ccでは自動車専用道路を通ることもできないので注意が必要ですが、ツーリングサポーターなら、安心して気にせずに走れます。
作成したルートを保存できる
ツーリングの前に計画段階で作成したルートを保存することができます。
事前にルートを作成して保存することで旅行中に時間を取られずにすみますし、暇な時にルートを作っておいてキープできるので便利です。
有料道路の料金がわかりやすい
料金が発生する有料道路が地図上で水色で表示されるので一目瞭然です。
有料道路別に料金の内訳も表示されるのでどこでどれだけ料金が発生するのかもわかります。
地図上にスポット情報
コンビニや道の駅やガソリンスタンドなど日常的なものから、桜スポット(咲き具合も)まで地図上に表示されます。
ガソリンスタンドは値段(レギュラー/ハイオク)別で表示出来ます。
給油やコンビニに寄りたい時にこの先の経路にあるのか簡単に把握できてわざわざ検索する必要はないです。
それにオービスの情報もあるので、初めての土地でも気持ち安心して走れます。
リアルタイム天気情報
現在地/目的地の天気情報を確認出来るのはもちろん、更新されれば音声でリアルタイムで教えてくれます。
案内がわかりやすい
交差点の案内が丁寧
曲がる予定の交差点までの残り距離、交差点名称、レーン状況までを教えてくれます。
交差点に近づくと、曲がる方向が大きく表示されるので画面を注視せずにひと目で確認できるのが良いです。
表示される内容が大きすぎて邪魔だと思う場合は、道路情報表示部分をタップすれば小さく表示されるように切り替わります。
音声案内もとても細かい
音声案内もとても優秀で、交差点に近づくと何回も(2km以前から)複数回音声案内がされます。
かなり細かく案内してくれて、交差点を曲がった先が複雑な場合はその先までアナウンスしてくれます。
例えば曲った先に高架道路でそちらがルートの場合「100メートル先〇〇交差点の左折です。交差点通過後100m先右側車線を走ります」といった情報が提供されます。
このように必要な情報が先の先まで提供されるので、注意が必要な状況でも安心して対応することができます。
交差点案内以外にも気に入ってるのが一時停止の情報で、始めて走る道でも見落とし無く余裕をもって一時停止できるようになります。
同じように、以前から踏切でも音声案内されるのですが、街中などでいきなり流れが悪くなったときに停まってる理由がわかりやすいので、こういった信号以外で停まる理由が分かるのは地味に便利です。
高速/一般道路の切替機能
高速道路と一般道路が上下で重なっている場所で誤検知されて間違った案内がされた時に強制的に訂正できます。
私の場合「大阪⇔神戸」移動する時、阪神高速と国道が重なってる場所でたまに誤検知して鬱陶しかったのでうれしい機能ですね。
高速道路案内が先の先まで
高速道路の情報では近い順に乗降IC/接続JCTやSA/PA休憩場所がリスト形式で一覧で表示されます。
高速に乗りなれてない私としては、SA/PA休憩場所が表示されてると休憩タイミングを考えやすくなるので良いですね。
案内中に経由地削除機能
案内中にリアルタイムで経由地情報を確認し必要に応じて削除できます。
他のアプリでは最終地点の情報しか確認できないものも多いですが、ツーリングサポーターなら経由地の情報も確認でき、削除もできるのでより柔軟にツーリング計画を変更できます。
ログで思い出の振り返り
時系列での走行記録やメンテナンス記録をメモ付きで残せることは、非常に便利です。
走行記録にメモを付けることで、後から思い出すことが容易になります。
また、メンテナンス記録を残すことで、オイルやタイヤの交換時のタイミングなども把握することができます。
ツーリングサポーターの悪いところ
検索性能はGoogleMapに劣る
検索するスポットがローカルな場所だったりワードが不正確だとヒットしてくれない場合があります。
GoogleMapなら一部間違った名称でもヒットしてくれますが、ツーリングサポーターはそのような検索には対応していません。
ツーリングサポーターは有料アプリ
プラットフォーム | 料金 | 期間 |
GooglePlay | 400円 | 月額 |
GooglePlay | 4000円 | 年額 |
AppStore | 400円 | 月額 |
AppStore | 4000円 | 年額 |
月額料金は400円になります。年間費用は4000円であり、2ヶ月分お得になります。
1ヵ月の無料お試し期間があるので、興味がある方は是非アプリをダウンロードしてみてください。
まとめ
ツーリングサポーターはバイク専用なだけあって、ツーリングコースから取り締まり情報まで特徴的な情報があり『GoogleMap』や『Yahooカーナビ』に無いものが『ツーリングサポーター』にはあります。
月額料金はありますが、その価値を十分に補う機能が備わっていると考えられます。
このアプリを使って、よりスムーズかつ快適なツーリングライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。