あれ?クラッチ重い・・・私のクラッチ重すぎぃ!
クラッチワイヤーはメンテナンスを怠っていると徐々に重くなっていき、最悪クラッチワイヤー自体が切れてしまう事もあるようなものです。
最近クラッチを操作した時、少し重いかなって思うようになったのでNinja400のクラッチワイヤーのメンテナンスとしてオイルを注油して抵抗を減らして軽くしました。
今回は、Ninja400(2020年式)のクラッチワイヤーにオイルを注油したまとめになりなりますが、Ninja400/250(2018年式以降~)でも同じ方法でメンテナンス行うことが可能です。
目次
クラッチワイヤー注油方法
用意するもの
デイトナのこちらのオイルはノズルが極細で直接注油することが可能なので便利です。
クラッチレバーを外すために工具が必要です。
オイルを注油する時に抑えないと飛び散る時に抑えるために使ったり、注油後オイルが末端から垂れてくるのでそれを受け止めるために使います。
手が汚れやすいので手袋があれば便利です。
クラッチレバーを清掃後グリスアップするために使います。
手順
クラッチレバーを外す
まずクラッチレバーから外していきます、根元にある固定ナットを緩めます。
アジャスタと固定ナットの溝を合わせてクラッチワイヤーを抜けるようにします。
クラッチレバーを固定しているボルトを外します。
固定ボルトを外した後は手前に引くとクラッチレバーを外せます。
クラッチワイヤーのヘッドのタイコをクラッチレバーから外します。
クラッチワイヤーへオイルを注油
オイルが垂れてくるのでウェスでカバーするようにします。
デイトナの今回使用している商品はノズルが極細で直接オイルを注油することができるので非常に使いやすいです。
タイコ部分を握ってワイヤーをシュコシュコさせていきわたる様にします。
ワイヤー注油を何回か繰り返すと先端からオイルが垂れてくるのでそしたら終了です。
クラッチレバーを戻す
古いグリスがついているのでウェスで拭いて綺麗にします。
各種可動部位へグリスを塗布して動きをよくします。
クラッチレバーを取り付けます。
最後にアジャスタを操作してクラッチの遊びを調整して終了です。
この時注意点として、アジャスタの溝が上を向かないようにしましょう、上を向いた状態だと雨水が流れ込んでワイヤーが劣化しやすくなってしまいます。
まとめ
クラッチワイヤーは定期的にメンテナンスをしないと重くなったり、ワイヤーが錆びる事で破断する事もある場所になります。
必要なものも、普段から用意するもの以外にオイルを用意するぐらいで作業時間も10分もあればできる簡単なメンテナンスになります。
メンテナンス後はクラッチが軽くなった気がします!
元々-10%ぐらい重くなったと感じたレベルなので少し実感しにくいのですが、
長距離ツーリングで何百キロも走れば疲労が積み重なって手首に疲労が溜まってたんですよね。
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