以前Ninja400に起こったチェーンをいくら綺麗にしても汚れる問題の対策の1つとして久しぶりにNinja400のカスタムをすることにしました。
カスタムする箇所はフロントスプロケットカバー!
あの問題がおこった原因はフロントスプロケットカバーの形状的に内部が汚れていてもわからず、取り付けたままでは掃除が出来ないことにありました。
そんな事があったのでフロントスプロケットカバー自体を掃除しやすく見た目も良い感じになりそうなものへ交換したのでそれの手順や見た目のまとめになります。
こちらがその汚れがやばった話をまとめた内容になります。
目次
フロントスプロケットカバーの交換方法について
用意するもの
交換するフロントスプロケットカバー本体です。
取り付けたままでも掃除しやすそうだし、見た目もよくなりそうなので選びました。
工具は必須ですね。
手順
シフトレバーを取り外す
フロントスプロケットカバーを取り外す為に邪魔になるので先にシフトレバークランプボルトを外します(赤丸目印の所)。
フロントスプロケットカバーを取り外す
フロントスプロケットカバーは3ヵ所で固定されているので外します。
ギアポジションセンサボルトを取り外す
新しいフロントスプロケットカバーの下部はギアポジションセンサボルトの所に締め込むので外します。
シフトレバーを取り付ける
フロントスプロケットカバーを取り付けた後だと工具を動かしにくいので先にシフトレバーを元に戻します。
その時、シフトシャフトの刻線とシフトレバーのポンチマークを揃えるように注意しましょう。
シフトレバークランプボルトの指定トルクは12N·mです。
新しいフロントスプロケットカバーを取り付ける
長いボルトが上部で、短い方が下部の組み合わせで下部の方にはステーも一緒に組み立てます。
ここで問題発生!
取り付けようとしたところ下のボルトが短くて締め付けてもあたりを感じません・・・
どうしょうもないので、ホームセンターでM6x60mmボルトを別途購入してきて交換しました。
フロントスプロケットカバーを止めていた上部と、ギアポジションセンサボルトの所で固定すれば終了です。
上下共に元々の指定トルクである9.8N·mで締め付けました。
交換後の見た目について
取り付けて改めて感じたことは、純正フロントスプロケットカバーと比べると面積がかなり減り、透けたパーツになったのでボリューム感がかなり減ってスカスカ感があるなと思いました。
透けたパーツじゃなくて透けてない単純な黒いパーツの方がかっこよかったかも(売ってないけど)。
交換後問題発生!
取り付け後改めて見ていると・・・
純正フロントスプロケットカバーの時は、カバー自体で区切られていたのが交換後は遮るものがなくなったので、ギアポジションセンサ等のケーブルとチェーンが干渉しそうになりました。
現状はケーブルに純正フロントスプロケットカバーを付けてた時のクセがついてるのでギリギリ干渉するように見えませんが、チェーンとあたってケーブルに損傷が出たら大変なので何か対策した方がよさそうです。
ちなみに、この時に下部に取り付けたステーが効果あったものだとわかりました(取り付け時は半信半疑だった)、ステーがガイドになりケーブルがチェーンに干渉しないようになっていました。
ケーブルとチェーン干渉対策
ということで、タイラップでケーブルをまとめて両面テープ(耐熱)で固定しました。
タイラップだけでも十分な感じがしましたが、一応両面テープでも固定しました。
最後に
まとめてみると簡単なカスタムのように見えますが・・・実は作業時間2時間ぐらいかかってます。
最初、純正スプロケットカバーを固定していたボルトの所に、新スプロケットカバーを取り付けるものと思って作業していたのですが、どう考えても形的に無理でギアポジションセンサに取り付けるものだと発覚。
それから、そのボルトを外していいものか調べたり、いざ取り付けようとしたら付属のボルトでは短く取り付けれない問題が発覚したり、他にもシフトレバーを先に取り付けないと新スプロケットカバーが邪魔して取り付けれないのでやりなおしたりといろいろ大変でした。
カスタムする前は、あんまり大きいパーツではないので変化を感じることは少ないかなと思いましたが、結構雰囲気変わったし終わりよければ全てよし!
YouTube動画
Youtubeに動画も投稿してますので、宜しければご覧ください。