目次
概要
番号 | 32 |
名称 | 春日山城 |
住所 | 〒943-0802 新潟県上越市大豆1743 |
城 | 【天守】 ・無し 【料金】 ・無料 【営業時間】 ・散策自由 |
スタンプ | 【場所】 ・春日山城跡ものがたり館 【料金】 ・無料 【営業時間】 ・9:00~16:30 |
駐車場 | 【場所】 ・春日山神社前 【料金】 ・無料 |
観光時間 | 1時間 |
周辺地図
見どころ
全山要塞化された上杉謙信の居城
春日山城の築城時期、築城者ともに不明だが、越後守護代長尾為景が改修し、子の景虎(上杉謙信)により大規模に整備され、難攻不落の城が完成した。城は巨大な山城で、山頂本丸(実城)を守るように山全体に多数の曲輪や「直江屋敷」などの家臣団屋敷もおかれ、土塁や空堀で全山要塞化されている。さらにこの山城を囲って防備するのが総構の堅物堀である。
出典元:中城正尭,歴史群像編集部,株式会社学研プラス,日本100名城に行こう,35p
訪問記 2021/06/06
100名城スタンプ
春日山城100名城スタンプは春日山城から2kmほど離れた『春日山城跡ものがたり館』の受付前に設置されています。
営業時間は『9:00~16:30』で料金は無料です。
春日山城跡ものがたり館では、上杉謙信公や春日山城跡の歴史をビデオで紹介しているがメインでした。
春日山城跡ものがたり館2階の展望室から眺める史跡広場。
土塁や道、番所などが復元されています。
駐車場は真横にあり、無料で駐車できます。
春日山城
全体行程
基本ルートは上杉謙信像横からスタートして天守まで行って神社まで一周グルっとするようです。
約1時間ほどで周れます。
駐車場
春日山神社下に無料の駐車場があります。
駐車場横に無料のウォーキングマップがあります、こちらを見ながら歩いた方が周りやすいです。
道の状況
基本的に山城なので山道の上り下りになるのですが、しっかり整備されているので足元の不安感は感じませんでした。
三の丸
上杉謙信の養子で北条氏康の七男である『景虎屋敷跡』や『米蔵跡』などを称して『三の丸屋敷』と呼ぶ。
『米蔵跡』の名が示すように、城機能の中核施設が置かれた場所として考えられており、春日山城で最も良好な状態で残っている土塁はこの三の丸の防御の役割を果たしていた。
二の丸
本丸の直下にあって、本丸を帯状に囲っている様子はまさに本丸の警護として造作されたことを示す。
天守閣跡
本丸
南隣の天守台とともに春日山城の「お天上」と呼ばれたところ。
標高180メートルの本丸からは、かつての越後府中と周辺の山々の支城跡や日本海が一望できる。
井戸曲輪
廃城後400年の星霜を経て、現在も水を貯える大井戸。
まさに春日山城が山城として最適の地に作られていることを示すものである。
上杉景勝屋敷
「御館の乱」で勝利をおさめ、謙信の跡目を相続した景勝の屋敷と伝えられる。
景勝は謙信の姉仙洞院の子で豊臣秀吉の五大老の一人までになった。
柿崎屋敷
謙信の重臣柿崎景家の屋敷跡と伝えられる春日山城で最も大きな郭の一つ。
城内の山地で唯一水分を多量に含む土地で、ここに池もしくは水堀があったことが考えられる。
護摩堂
謙信が出陣前に毘沙門堂に籠ったことはよく知られるが、護摩を焚いて戦勝や息災を祈祷したのがこの護摩堂。
護摩の修法は、毘沙門天の信仰とともに謙信が真言密教を深く信仰していたことを如実に物語っている。
毘沙門堂
この御堂には謙信が信仰した毘沙門天の尊像が安置されている。
毘沙門天は悪魔を降ろす神である、謙信は自らの軍を降魔の軍とみなし『毘』の旗を陣頭にかざた。
毘沙門天は四天王のうち、北方を守る多聞天である。この尊像は多聞天の姿である、城の北方を守る意義をもっていたものを思われる。
直江屋敷
上杉家の重臣直江家の屋敷跡、上下三段の郭が作られている。
直江家は上杉謙信の父為景の代から重臣として仕え、兼続は謙信の跡目を継いだ景勝の家老として活躍した。