バイクや車のエンジンを良く保ちたい場合、ガソリン添加剤を定期的に使用する事がおすすめされていますが本当に効果はあるのでしょうか?
ガソリン添加剤といえば『WAKO’S:フューエルワン』が有名ですが、実際はフューエルワンを使っても効果を感じない、見えないのでわからないという声も多いです。
ということで今回はフューエルワンの効果や使い方についてについてまとめました。
目次
フューエルワンの効果とは
バイクに乗っていると、エンジン内部(吸気管、燃焼室)にオイルの燃えカスなどが固形化した汚れが堆積していきます。
この堆積量が増えていくと、ピストンの潤滑不良やオイル通路のつまり放熱性の悪化などを引き起こし、燃費の悪化やエンジンノイズの増大やパワーダウンなどの悪影響が出てきます。
フューエルワンは、汚れを落とすのに有効な成分『PEA』などが入っており堆積した汚れを除去します。
また防錆効果もあるので、長期間バイクを保管する場合にも有効です。
フューエルワンを使い方
使い方は非常に簡単で、給油口から適量のフューエルワンを入れるだけです。
使用量について
使用量は燃料20~60Lあたり1本(200ml)で20L未満の場合は1%以上を入れてはいけません。
バイクで燃料タンクが60Lを超える事は少ないと思うので、多くて1本、少なくて1/2本ぐらいになると思います。
例えば、私の愛車(Ninja400)に使う場合は、燃料タンクは14Lなので140mlのフューエルワンを入れる事になります。
フューエルワンの成分であるPEAは燃焼しにくい成分なので、入れすぎてしまうと燃焼効率が悪くなり、プラグ被りの原因になったりするので注意してください。
走行距離が多いまたは初めて使う場合は、2回連続で使用すれば非常に効果的です。
私のNinja400だと1本で2回分入れれるので毎回2回連続で入れてますね。
入れるタイミングについて
フューエルワンで落とした汚れはエンジンオイルに混ざるため、エンジンオイル交換前が良いとされているので、私はエンジンオイル交換前の燃料タンク1回分使い切るタイミングで入れるようにしています。
私はエンジンオイルは大体3,000kmで交換するので、燃料タンク1回分で300km走るので2,700km時点で使用する事になります。
1回入れると次はどれぐらいのタイミングで入れればいいかというと、私はバイク屋の人に5,000km~10,000km事に使う事を推奨されたので、大体それぐらいの間隔で使うようにしています。
それ以外には、防錆効果があるので冬場などで長距離保管するタイミングで入れれば良いとされています。
フューエルワンの効果を感じるか?
実際に効果をハッキリと感じた事はあるか・・・?
ほぼ無い!プラシーボで気持ちなんか良くなった感じレベルです。
効果をほぼ感じないということは、元々バイクの状態が改善されるほど汚れて無かったということで良い事の裏返しかもしれません。
私の場合は日ごろのメンテナンス(エンジンオイル交換等)をしっかりしてるのであまり汚れてないのかもしれません。
まぁこう言われても、実際はフューエルワンに汚れを落とす効果なんてないんじゃないのかと思われると思うんですよね・・・そこで分かりやすくYoutubeの方にフューエルワンの効果を検証してくれている方がいるのでこちら(リバース☆さっきー:後編 まさかの結果に!?WAKO’S フューエルワン 真の実力!!)を見ればフューエルワンの効果を理解できると思います。
どうでしょうこれを見ていただければ、フューエルワンが汚れを落とす効果がある事が見て取れると思います。
最後に
日ごろからしっかりメンテナンスをしているとフューエルワンの効果は実感しにくいですが検証画像を見る限り距離経過と共に効果が表れるので、直後に何も感じないと思って効果が無いと言うのはやめた方が良いと思います。
そしてフューエルワンを使う場合はエンジンオイルを交換する前に行い、燃料タンクの1%以上は入れないようにしましょう。