沖縄

沖縄ツーリングスポット10選と走る前に知りたい情報5選

沖縄でレンタルバイクを借りて、沖縄本島を北から南まで一周走ってきました。

その経験を元に、バイクで沖縄を走る前に知りたい情報と、オススメの沖縄ツーリングスポットをまとめました。

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沖縄ツーリング走る前に知りたい情報5選

二輪は第1通行帯

バイクだけに適応される沖縄唯一の特殊ルールで排気量に関係無く一番左側しか走れない道路(那覇近郊に多い印象)に指定されているエリアがあります。

追い越しや右折する時の一瞬だけなら他の通行帯を走っても良いらしいのですが、調子に乗っているとしっかり切符を切られるようなので注意が必要です。

このルールの面倒な点は、慣れてないといつの間にかそのエリアになって普通でも流れが悪い第一通行帯がバスも頻繁に運行されるため渋滞が重なり、よりストレスを感じます。

渋滞が酷い

沖縄の渋滞の理由をレンタルバイク屋さんが言ってたのですが、沖縄は交通量が多い場所でも車線が限られており、郊外に遊びに行ってる観光客も夕方の通勤時間帯に市内のホテルに帰るので渋滞すると言ってました。

私が実際走った印象としては確かに渋滞箇所が多いと感じましたし、第1通行帯ルールで渋滞した時の流れが悪く普段渋滞にかかった時よりストレスが溜まりました。

渋滞の原因としては言って通り交通量が多い場所でも車線が多くないし、迂回路的なサブの道路も少ないので特定箇所で詰まりやすく感じました。

あと沖縄特有の事情として、郊外でも異常に車が動かなかった事があったのですが交差点の場所が米軍基地から出る場所で信号の切り替わりが遅く渋滞になっている場所がありました。

沖縄一周約400km

沖縄ツーリングの走行日は2日間あれば充分です。

沖縄のツーリングスポットは海岸線近くにあり沖縄をぐるっと周ると約400kmになるので、いろいろ見ながら走るとしても2日になります。

無駄の無いスケジュールとしては、1日目は昼頃到着して首里城や沖縄県立博物館に訪れ、2日目の朝から3日目の夕方までバイクを借りて、夜の便で帰るのがオススメです。

滑りやすい道路

レンタルバイク屋さんが言うには沖縄のアスファルトは砂や砂利ではなく、珊瑚礁の琉球石灰岩が混ぜられておりこちらの道路と比べると滑りやすいので注意するように言われました。

調べてみると強烈な直射日光で劣化箇所が多く、海からの塩分結晶が路面に付着しているなど他にも理由がある模様です。

初めはその情報を聞いて警戒していましたが、法定速度内で走る分には違いを感じなかったので過度に心配する必要はないと思います。

ただし、濡れればより滑りやすくなる特性があるようなので、雨が降った時は注意した方が良いかもしれません。

右折車注意

沖縄を走っていて一番驚いたのですが、右折する車が矢印信号が変わってもかなり進んでる事でした。

こちらでは矢印が変わった瞬間ぐらいの車しか曲らない印象なのですが、沖縄では信号が変わった後もプラス2台分ほどガッツリと無視しているのを何度も目撃しました。

信号だけではなく、実際の車の動きを注意深く観察し、運転する際は周囲の動きをしっかり見て運転するようにしましょう。

沖縄ツーリングスポット10選

喜屋武岬

喜屋武岬喜屋武岬

沖縄本島最南端にある岬でバイク乗りとしては到達必須の岬です。

太平洋を望む切り立った崖に打ち付ける激しい波は迫力満点、また南端なので夕陽が沈むサンセットビュースポットとしても知られています。

ニライ橋・カナイ橋

ニライ橋・カナイ橋ニライ橋・カナイ橋

美しい海に飲まれていくように走れる場所です。

曲がりくねったカーブを通過すると見える景色が変わり、さらに登りと下りで見える景色が違うので行き帰り曲り1つの道で何回も楽します。

橋の上部にはニライカナイ橋展望台があるのでそこからの展望をお見逃しなく、これと似たような風景で北海道の樹海に沈む三国橋というツーリングスポットがあるのですがそれの海Verだと思いました。

知念岬公園

知念岬公園知念岬公園

太平洋に突き出た岬の先端からさらに先に進むと、素晴らしい景色を楽しむことができます。

知念岬から望む景色は広大な太平洋と、視界を横に移すと沖縄の美しい浜辺が広がっています。

ちなみに駐車所の目の前が公園でそこから見る景色が既に絶景でアクセスは楽々なのですが、さらに公園の先端まで歩くと下り登り(約100m)で夏場だろかなり暑かったです。

海中道路

海中道路海中道路

4kmに渡って海上に架かる橋と道路の組み合わせで両サイドに海岸線が続きます。

片側2車線の道路なので流れも良く、途中には海中道路ビーチや海の駅があるので休憩するにも最適です。

まさに沖縄にしか存在しない道と言って言い場所で、これだけ海を強く感じる道は初めてでした。

果報バンタ

果報バンタ果報バンタ

(バンタは沖縄方言で崖)の上からこれぞ沖縄の海と言えるエメラルドグリーンの海を望めるスポットです。

海中道路から繋がる宮城島にあるので、海中道路と合わせて周るのがオススメで、果報バンタの駐車場は、ぬちまーす観光製塩ファクトリーと兼用になっており、休憩やお土産タイムにも最適です(私はお昼ご飯頂きました)

沖縄県立博物館

縄文時代~琉球王国~現代にいたるまでの沖縄の全歴史が学べる場所です。

常設展示だけでも多くの資料があり面白く各スペースにある解説映像も一緒に見て周ると軽く数時間は消えます、私は帰りの飛行機が迫っていたので急ぎ足で周って2時間かかりました。

さらに企画展まであるので普通に周れば最低でも半日、併設されてる美術館も合わせれば1日は過ごせる場所です。

雨の日でバイクでの走行が難しい日に最適だし、いろいろ周る前に訪れることで視野が広がるので新たな視点が得られるかもしれません。

万座毛

万座毛万座毛

果報バンタと同じく断崖絶壁からエメラルドグリーンの海を望めるスポットで位置関係から西の万座毛、東の果報バンタと言った感じです。

万座毛は1つだけ注意点があり、展望スポットに行くには万座毛施設の中を経由する必要があるので営業時間【8:00~19:00】、朝が早いライダーは早く行き過ぎないように気を付けてください。

ワルミ大橋

ワルミ大橋ワルミ大橋

本島今帰仁村と屋我地島を結ぶ橋で、今帰仁村から走って下ると島に飛び込んでいくような、一方屋我地島から走って登ると空に飛んでいくような感覚になれます。

また今帰仁村側には駐車場もあるのでバイクを停めてじっくりと橋からの景色を楽します。

橋から眼下を望むと結構な高さで下は海なのですが島と島の間隔が狭いので、川のようにも見えて面白いです。

古宇利大橋

古宇利大橋古宇利大橋

屋我地島と古宇利島を結ぶ橋で全長約2km、海に囲まれた中に1本通る橋は海中道路と並び沖縄ならではの直線感を味わえるスポットです。

古宇利島側からは古宇利オーシャンタワーに登れば上から、屋我地島側の古宇利大橋南詰展望所からは下からの橋と海の景色を楽しめます。

ワルミ大橋から近く、さらに美ら海水族館の近くでもあるのでそちらに予定がある方ならまとめてオススメです。

辺戸岬

辺戸岬辺戸岬

沖縄本島最北端にある岬で喜屋武岬と同じくバイク乗りとしては到達必須の岬です。

那覇市から約100km片道3時間以上かかるので、一番アクセスに手間がかかる場所になります。

北へ進むにすれ街が無くなり海沿いの何も無い道が続きます、その先に辺戸岬があるので最果て感を一番味わえます。

近隣には天然記念物であるヤンバルクイナの形をしたヤンバルクイナ展望台もあり、辺戸岬を含む景色を一望できるため、そちらからの景色もオススメです。

最後に

沖縄は独自のローカルルールが存在したり、一部では酷い渋滞が発生することもあるなど、道路事情は少々複雑です。

しかし、南国ならではの美しい海を眺めながらのツーリングは非常に楽しかったです。

沖縄は地続きではないため、ツーリングする際には少しハードルを感じるかもしれませんが、飛行機で向かいレンタルバイクを利用する事で、トータル3日あれば充分に楽しむことができます。

ガッと勢いで飛び立ち、素晴らしい時間を楽しんできましょう。