夏の暑さに対応するため、メッシュジャケットを購入しました。
新しく着るようになったのは『パワーエイジ:アーリーライダース/PJ-23104』です。
これまでは同じメーカーのオールシーズンモデル『コンフォートライダース』を1年中着ていましたが、今年の猛暑には耐えられなくなったため、メッシュジャケットに切り替えました。
他のバイク用ジャケットは謎のロゴや無駄な柄、ラインが入っているものが多いですが、パワーエイジのジャケットはロゴもなく、シンプルなデザインが気に入っています。
今回は猛暑の中でメッシュジャケットの効果を体感したので紹介します。
目次
パワーエイジ:アーリ―ライダースとは
見た目と機能性
シンプルな見た目
この通り正面も背面も無駄なロゴや装飾が無くとてもシンプルです。
腰左側にパワーエイジのラベルが小さくあるだけです。
カラーは5種類「ブラック,オリーブ,グレイッシュホワイト,サンド,ボルドー」で私はブラックを選びました。
圧倒的な風抜け
メッシュジャケットには、胸や背中の一部だけがメッシュになっているものと、生地全体がメッシュのフルメッシュのジャケットの2種類があります。
このジャケットは、腕から胸から腹、背中までの全ての部分がメッシュ生地で覆われたフルメッシュです。
さらに、内側の生地もメッシュの2重構造になっており、どこからでも風が入り抜けて熱を逃げていきます。
生地を間近でよく見ると穴が開いているのがわかりますが、少し引いて見ると全然分からないです。
ちなみにこれだけ穴が開いてるので雨に濡れた時もめっちゃ乾くの早いです、ゲリラ豪雨でずぶ濡れになったんですけど30分も走ってたら乾いて濡れてた感覚が無くなりました。
全てメッシュ生地なので軽い
メッシュ生地なのでジャケット自体がめちゃくちゃ軽いです。
オールシーズンモデルのコンフォートライダースが1.01kgなのに対してアーリ―ライダースは0.81kgと200g軽くなっています。
200gの軽さは全体の2割に相当し、実際に使用する際に軽さを実感できるレベルです。
軽さによりジャケットを着用した時の負担が軽減されるため、長時間のツーリングする際には非常に重要なポイントです。
裏地がオシャレ
ぱっと見単色でシンプルすぎるかなと見えますが、ちらりと見える首元や袖口やファスナー裏には明るい色の裏地が使われていて、シンプルなデザインにオシャレなアクセントが加わっています。
また、この裏地は汗をよく吸い熱を放出する素材なので、ベタつくことなく快適です。
ポケットは5ヵ所
腰に2ヵ所、胸に2ヵ所、左上腕に1ヵ所合計5ヵ所ポケットがあります。
腰のポケットは普通の大きさで汎用性高く、胸のポケットはスマホが入るサイズで私はモトブログ撮影時にモバイルバッテリー入れるために活躍しています。
左上腕部にもポケットがありますが、上腕にあるのでアクセスが悪く中も狭いので活用幅は狭く、パワーエイジ公式としてもデザインアクセントとして付けているだけのようです。
袖口にはファスナー
袖口のファスナーを動かすと10㎝広げる事が出来ます。
ジャケットを着る時やグローブを装着する時は広げておくと引っ掛かりが無く動きやすいです。
プロテクターはもちろん装着できるが
標準で肘、肩、背中のプロテクター(ウレタン素材)が装着されていますが、胸は別途用意する必要があります。
私は肩と胸と背中はより安全性の高いパワーエイジ推奨のPORON素材のプロテクターに変更しています。
肘は今年デイトナから発売されたCEレベル1の安全性が高いプロテクターに変更しています。
よく可動する肘はPORON素材だと少し硬く利便性が悪いのでより柔らかいがCEレベル1で安全性が保障されているデイトナ製を採用しました。
サイズ感について
私の体の大きさは『身長:178cm/体重78kg』で普段の服はインナーならL/XLでアウターならXL/XXLで揃えています。
アーリ―ライダースだとXXLでちょうどいいサイズでした、コンフォートライダースでもXXLで着ていますが、2つを着比べた感じアーリ―ライダースの方がタイトな感じです。
パワーエイジ公式のサイズ表を見るとアーリ―ライダースの方がウェストだけ若干小さめ(数字以上の違いは感じる)で作られてるので少し注意が必要です。
メッシュジャケットの涼しさレビュー
猛暑日35度を越える気温の中で街中から田舎道まで走りましたが、走り出すとはっきり風が抜けてるのがわかります。
特に停車中に汗をかいてから走り出す瞬間は、気化熱の効果で一気に涼しくなるのが最高です。
部位的に一番涼しく感じるのが腕~肩部分でウィンドウスクリーン(Ninja400)で隠れない部分なので風がしっかりあたって涼しいです。
胸部分はプロテクターを装着しているため、最初は涼しさを感じないかと思いましたが、沖縄でウィンドウスクリーンが無いMT-03に乗った際には胸部分でも風を感じることができ、バイクによって風のあたり方で涼しさの効果が異なることを理解しました。
冬だと風を防いで寒く感じにくくなりますが、それが夏だと暑くなるんですね。
停車中の時は単純に暑いですが、たまに吹く横風で熱気が抜けていくので冷を感じれて熱が籠らずストレス軽減されます。
ただし注意点として、走ってる時ほどスピードを出せばだすほど風があたり涼しくなるので、スピードを出したい気持ちになってしまうので気を引き締めないと危険です。
最後に
風抜けが良く涼しく感じるのはもちろんの事、軽さにも驚きました。
1回メッシュジャケットを着たらもう戻れないですね、暑さへの耐久力が1段階弱くなった感じがします。
冬で電熱装備を使うと昔耐えれてた寒さにも1mmも耐えれなくなる現象に似ていると思いました。
YouTube動画
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