数あるカスタムの中でも、レバー交換は手軽にできて、正面から見て目立つため見た目の変化も楽しめます。
さらに、直接手で触れる部分なので、操作性にも大きな変化が感じられ、満足度の高いカスタムです。
今回はレバー交換がメインですが、同じハンドル周りのパーツということでバーエンドも合わせて交換しました。
バーエンドを重いものにすると、バイクから手に伝わる振動が減り、乗り心地が良くなるため、長距離でも疲労が軽減される効果が期待できます。
目次
MT-09のレバー交換方法
U-KANAYAレバーの接続アタッチメント交換
U-KANAYAはアルミ製レバーで有名なメーカーです。
以前乗っていたNinja400から愛用しており、U-KANAYAのレバーは分解できるため、ハンドルとの接続部分のアタッチメントパーツを交換するだけでレバー本体はそのまま使い回せます。
左右のレバーをセットで揃えると約15,000円かかりますが、アタッチメントパーツのみなら左右合わせて約5,000円と、コストを抑えられて経済的です。
接続アタッチメント部分のみ分解しMT-09用に組み替えます。
MT-09レバー交換手順
レバーを固定している部分のボルトを外して、レバーを交換しましょう。
ブレーキ側、クラッチ側共に出っ張ってるスイッチセンサーがあるのでそれを押し込むようにレバーを取り付けます。
可動部分で擦れる場所はグリースを塗って潤滑させた方が動きが滑らかになります、レバーを外した時に汚れている部分が可動部分なので一旦拭いてグリースを塗り直すようにします。
MT-09レバー交換後の感想
自分のMT-09のカラーがブラック系なので、レバーもブラック系で統一すると、かなりかっこよく見えるようになったと感じます。
見た目だけでなく、操作性にも大きな違いを実感しました。
特にクラッチ側の変化が大きく乗り心地がかなりよくなりました。
交換して気づいたのですが、MT-09の純正レバーは独特な形状で、きれいな湾曲ではなく、握り込む部分がガクっと凹んでいる形状です。
以前乗っていたNinja400から使っているU-KANAYAのレバーとは全く違います。
この形状が自分にはクラッチ操作のしにくさにつながっており、MT-09のピーキーなパワーコントロールに悪影響を与えていたことがわかりました。
レバーを交換してからは、特にMT-09の発進時のぎこちなさがかなり軽減され、バイクをより扱いやすく感じています。
慣れたレバーの握り心地が重要なんだと再認識しました。
余談ですが、レバーに触れていると以前乗っていたNinja400を思い出し、交換後の初乗りの際には少し感慨深い気持ちになりました。
MT-09のバーエンド交換方法
MT-09バーエンド交換
バーエンドの交換はめちゃくちゃ簡単で、固定しているボルトを1個外して入れ替えれるだけです。
ただ注意点がいくつかあり、バーエンドを固定しているボルトは全然緩まない事があるので自力で無理だと思ったらバイク屋さんにまかせましょう。
私も過去GROMのバーエンドを外そうとしたとき自力では無理でバイク屋さんにボルトを外すのだけを頼んだことがあります。
新車とかならまだ外れやすいのですが、中古で年数が経っていると固着している場合が多いです。
私のMT-09は中古でしたが、前オーナーさんがグリップを電熱グリップに交換しているので、最低1回バーエンド外しているため固着しておらず簡単に外せました。
他にもバーエンドは振動が伝わりやすく、ボルトが緩みやすい場所なのでねじロック(低強度で十分)を使う事を推奨します。
バーエンドはメーカーや車種事に大きく分かれており、MT-09はYAMAHAのM6系のバーエンドになります。
MT-09バーエンド交換後の感想
前提として、もともとMT-09は振動がそれほど強くなく、乗車姿勢的にも手に体重がかかりにくいので、振動はあまり気になっていませんでしたが振動はあるかないかでは言えばあるので交換してみました。
そのため、見た目にもあまり影響せず、幅が広くならない軽めのヘビーバーエンドに交換しました。
交換後の振動の変化についてですが・・・ほとんど変化を感じませんでした。
以前Ninja400をヘビーバーエンドに交換したときには、振動軽減の効果をはっきり感じたため、今回は変化を感じなかったので驚きました。
元々感じていた振動も小さすぎて変化の幅があまりなので体で感じる事が出来ないとも言えるかもしれません。
重さ的には後2段階上まであるのですが、これより重いバーエンドにすると幅が広くなって見た目への影響がでかくなるのでこのままにしておきます。
最後に
レバー交換の変化とは非対称的にバーエンド交換は見た目実感共に変化が無かったですが、それでもレバー交換でかなり乗り心地が良くなりとても満足しています。
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