先日ポストを覗いて見ると、ヤマハから1通手紙が届いており、私が乗っている2021年式のMT-09が含まれたリコール通知でした。
リコールは初めてで、メーカーから直接連絡が来るんですね、販売店経由だと思っていました。
今回はリコールの内容、対応方法、実際の流れについてまとめました。
目次
リコールの内容
リコール届出番号はR5612でヤマハ公式発表の内容はこちらになります。
エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、スロットルポジションセンサーの接点部が微小な動きを繰り返すことで早期に摩耗し、摩耗粉が堆積することがある。そのため、接点部に堆積した摩耗粉により正しいスロットル開度を認識できず、エンジン回転数の変動が起こることでエンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、エンストするおそれがある。
対象車両は私が乗っているMT-09以外も含まれていて合計10車種13,624台に及びます。
MT-09で言うと私が乗っている1世代古い2021年式も、モデルチェンジした最新の年式もリコール対象のようです。
リコールされるということは、メーカーがアフターサービスまでしっかり提供してくれる安心感にも繋がりますが、私のMT-09のような4年前に発売されたような現行車種ではないバイクも含まれているリコールと思うと発覚が遅くないかと思ったりもします。
内容からしてエンジンの調子に直結してエンストに繋がるようなものなので、結構ストレスだし状況によっては危険です。
これが原因で今まで何年もどれだけのライダーがエンジンの不調を感じたかと考えると複雑な気持ちになります。
リコールの対応方法

対応方法としては、ECUの書き換えと、スロットルポジションセンサーの交換になります。
プログラムの不具合なのでECUの書き換えをして、それの影響で余計に状態が悪くなっているスロットルポジションセンサーも新品に交換するようです。
ECUの書き換えなら日帰りで終わるようですが、スロットトルポションセンサーの交換ともなると数日預けなければいけないようで、私もお世話になっているバイク屋さんへ週末に預けて翌週末に受け取るようになりました。
リコールで届いた説明には「作業時間:約2時間」と書かれているのですが、他の人の状況も調べた感じどこのバイク屋でも数日預かるのが一般的のようです。
バイク屋さんの事を考えると、リコールのような急な作業でいきなり連絡しても週末の作業枠が空いていることはまずないので、数日預けて合間に作業を進めてもらう形になるのも納得ですね。
これがもっと数が多く出回ってるバイクとか、そもそも対象が多い車だと交換部品自体が直ぐに手に入らず何か月も先になる事もあるみたいなんで、リコール発表後すぐに作業してもらえるだけよかったです。
実際にリコール対応受けてきました
販売店へ連絡
MT-09を購入したレッドバロンへリコールの件伝え、ちょうど3連休で平日休みだった月曜日に預けて次の土曜日に受け取れる事になりました。
販売店へ入庫
リコールの件で来店した事を伝え、バイクを入庫。
販売店から受け取り
リコールの件で来店した事を伝え、バイクを受け取り。
店員さんからECU書き換えた事と、スロットルポジションセンサーを新品へ交換した事を伝えられました。
リコールでお金もかからないからか、明細書等のやりとりもありませんでした。
最後に
今回のリコール対象に、自分のバイクが対象になっていないか確認してみてください。
リコールと言われるとビックリしますが、とりあえず販売店に連絡して話進めましょう。
リコール対応は無料なので、バイクの状態をチェックしてもらえる良い機会程度に考えればいいです。