バイクに乗るためには二輪免許が必要ですね
自分は教習所に通い始めた時には、周りにバイクに乗っている人がいなかったので
にも知らずに通い始めました。
費用はどれぐらいかかるんだろう?
日数はどれぐらいかかるんだろう?
必要なものはあるんだろうか?
二輪免許は欲しいけど、こんな感じの疑問を持っている人向けにまとめてみました。
自分が通った教習所を元にしています、教習所よっては違うこともあります。
目次
中型自動二輪免許で乗れるのは?
排気量400ccまで乗車可能です。
通勤通学で便利な125cc系統や
車検いらずで高速道路にも乗れる250cc系統や
乗りまわすには十分なパワーと加速性能をもった400cc系統のバイクまで乗れます。
MT免許を取得すれば、AT車(ビッグスクーター等)にも乗れますが逆は乗車不可です。
中型自動二輪免許の取得可能年齢は?
16歳以上(高校生でも取得可能)から取得できます。
卒業時点で16歳以上になっていればいいので、16歳になる前に教習所によっては入校できる場合もあります。
ちなみに、免許取得後1年経過しなければ他人を後ろに乗せて走行する、タンデム走行はできません。
中型自動二輪免許に必要な道具について
中型二輪免許教習は普通自動車免許教習とは違い乗車時に危険が伴うためヘルメットやプロテクターを身に着ける必要があります。
教習所によりますが、必要な物はすべて借りる事が可能です。
借りる事はできますが、いずれ必要になるものなので体にあったものの方がストレス少なく上達しやすいので買い揃えた方が良いと思います。
とりあえず免許だけ欲しいって人もいると思います。
自分は教習初日は、何も知らなくて何も揃えずに行きましたが教習所で全部借りれたので問題は無いと思います。
バイク教習を受けてる人を何人も見ましたが、何も用意しない人からヘルメットだけ用意する人などさまざまで、自分はヘルメット、プロテクター、グローブ、ブーツと全部揃えましたが、自分が通っていた教習所では全部揃えてたのは自分だけでした。
ヘルメット
費用:10000円~
半帽ヘルメット不可らしいです、耳まで隠れているものじゃないと駄目だと言われました。
教習中は質問したり受け答えすることもあるのでしゃべりやすい方がいいです。
耳まで隠れているヘルメットといえば
- フルフェイスヘルメット・・・頭全体カバーされており安全性は一番高いが、教習中は受け答えすることも多いので少し微妙
- ジェットヘルメット・・・受け答えにストレス無く、オススメ
- システムヘルメット・・・受け答えにストレス無く、オススメ
- オフロードヘルメット・・・フルフェイスヘルメットと同じ理由で少し微妙
用意したほうがいい理由
借りる事もできますが他人が使ってるものを使いまわす事になるので
衛生面が気になったり、そもそもサイズが事態が合わないこともあります。
ヘルメットは自分の頭に適したものを装着しないと簡単にズレたり外れたりするので
他の物はそろえなくてもヘルメットだけは自分にあったものを用意するほうがいいです。
自分は、教習中はシステムヘルメットを使ってました。
システムヘルメットについて軽く説明すると、普段はフルフェイスみたいに頭を全体をカバーできるのですが状況に応じて顎部分を開閉できるようなヘルメットです。
いちいちズレてたら集中できない。
グローブ
費用:3000円~
素手では乗らせてもらえません。
教習中はよく転倒しアスファルトに手をつくことが多いので手の保護はかかせません
専用のバイク用のグローブを用意しなくても、軍手等でも大丈夫らしいです
用意したほうがいい理由
軍手等ではグリップ性能で問題が出てくると思います。
例えば、教習科目である「急制動:40km以上の速度を出し一定範囲内で止まる」
ではもし滑って転倒などしたら軽い怪我では済まないとおもいますので、3000円~ほどで購入できるものなので、出来るだけ専用のものを用意しましょう。
プロテクター(胸、脊椎、肘、膝)
費用:8000円~
各部必要な個所を守るためのプロテクターが必要です。
用意したほうがいい理由
教習所にあるものは固定ベルトが痛んでズレやすかったり人によってはサイズがしっかり合わないものがあるかもしれません。
万が一転倒したり投げ出されたときにプロテクター無しでアスファルトに打ち付けられる事を考えたら用意した方が良いと思います。
ブーツ
費用:5000円~
サンダル等は不可ですが、普通のスニーカー等の踵まであるものだったら大丈夫なようです。
教官方はホームセンターで売ってるような黒い長靴を履いてました。
用意したほうがいい理由
普通の靴では気になる点が何点かあります。
1つ目は、安全面です教習中はよく転倒して、車体に足が挟まることがあるので踵などがしっかりしてる方が良いと思います。
2つ目は、ギアチェンジペダルは汚れてることも多くギア操作の度に靴が汚れます。
3つ目は、普通の靴では足先が柔らかくギア操作がやりにくいです、バイク用のブーツを見てみればわかりますがギア操作部分は2重3重に厚めに作られてます。
その他:カッパ
費用:5000円
雨が降った場合カッパを着て教習を受けることになります。
用意したほうがいい理由
雨の日はただでさえ乗りにくいです
体にあってないものではニーグリップ時などずれやすく全体的に操作しにくくなると思います。
中型自動二輪免許の費用/日数について
種類 | 所持免許 | 技能 | 学科 | 適性 | 料金(目安) |
---|---|---|---|---|---|
MT | 免許なし・原付 | 19 | 26 | 1 | 150000円 |
普通自動車 | 17 | 1 | 1 | 100000円 | |
AT | 免許なし・原付免許 | 15 | 26 | 1 | 130000円 |
普通自動車 | 13 | 1 | 1 | 90000円 |
技能実習時間上限について
技能実習とは実際に二輪に乗車して行う教習です。
1段階と2段階に分かれていて、1日に受けれる時間が決められています。
1段階は1日2時間まで
2段階は1日3時間(途中に1時間の休憩を挟まなければいけない)までです。
なお学科については上限はありません。
疲労の度合いも大きいので時間制限は当たり前かも
中型自動二輪免許は仮免がない?
中型自動二輪教習も、普通自動車教習のように1段階と2段階に分かれていますが
普通自動車教習は2段階目は仮免が交付され路上教習になりますが
中型自動二輪教習には仮免は存在せず、1段階目と2段階目両方とも教習所内で行われます。
スケジュールには余裕を持ちましょう
教習所によっては、中型自動二輪教官の数が少ないため
教習生が多すぎなどの理由で思った通りのスケジュール通りに行かないことがあります。
シミュレーターについて
技能実習の中に数時間シミュレーターを使用した教習がありますが
教習所によってはシミュレーター自体が無い場合があります。
自分が通った教習所にはシミュレーターがなかったのですが、そういった教習所では実車で実際に乗って似たようなことをやります。
シミュレーターなんてやっても意味ないもんね
季節別に見る、オススメ教習時期について
夏
単純に暑すぎて集中力が続かないのであまりオススメできません。
何時間も大した速度出せず教習所のコースでは気温影も少ないです
そんな中炎天下を考えたら地獄でしょう。
夏休みで学生が増える時等は中型二輪教官は中型二輪教官だけしているわけではなく、普段は普通自動車教官と兼務してるので人が多くなれば教官の取り合いになりスケジュール通りいかなくなりますし、教習所内でコースを共有している所は車が増えたら技能実習がスムーズに進まなくなったりもします。
秋
教習を受ける事だけ考えたらオススメですが
しかし、秋が終われば冬が来ます
免許取得後のツーリングがあまり出来ないのであまりオススメできません。
冬
寒ければ着込んでゴツくなりバイク操作の邪魔になるので運転しにくくなります。
例えば、通常グローブと比べ防寒グローブでは指示器操作やクラッチ操作がやりにくくなったり寒くてニーグリップが甘くなったり等
免許取得後のツーリングも出来ないしオススメできません。
春
ツーリングには一番最適な時期ですつまり
教習を受ける時期としても最適です。
ちなみに、春~夏はバイク販売店が免許取得キャンペーンをやってることも多いのでバイク購入費用の足しになったり良い事が多いです。
個人的オススメ度
春 > |越えられない壁| > 夏(夏休み前)> 夏(夏休み)= 秋 > |越えられない壁| > 冬
乗りたくなった時に取りに行くのが二輪免許だよね!
中型自動二輪教習中の技術の上げ方
教官に質問するのと教習本を読み込むのは基本として
自分が技術を上げるためにやった方法はユーチューブを見ることです。
一番のオススメはバイク関連で一番の登録者数を持ち、中古バイク屋でもある二宮祥平さんの動画を見ればいいと思います。
基本的なバイクの起こしかたやシフトチェンジの仕方から、詰まる人が多いクランク、スラローム、一本橋等一通りわかりやすい解説動画が揃っています。
基本中のクラッチのつなぎ方に関するオススメ動画です
中型自動二輪卒業検定について
運転免許試験場で行うような落とそうとする「一発試験」と違い
教習所で行うような卒業検定は教習所側も受かってもらいたいので一発で落ちるような原点行為を行わない限りだいたい受かります。
自分は卒業検定、実は1回目クランクで転倒して落ちました、落ちても一応最後まで走らせてもらえました。
2回目の卒業検定の時、教官方からの合格してほしい感が強かったのを覚えています。
まるで
合格基準
卒業検定は減点方式で採点され
100点の持ち点から減点されていき70点以上残っていれば合格というもの
一発で落ちる行為
減点方式ですが、一回やるだけで不合格になる行為があります
全部列挙するには多すぎるので、よくやってしまうやつだけ載せておきます。
転倒
いかなる場合にも倒したら終了です、クランクなどの転倒はもちろん最後の最後でバイクを降りるときに倒しても終了
接触
スラロームやクランクにあるパイロンを倒すぐらいに接触したら終了
一時不停止
周回コース上の一時不停止しなければいけないところや
踏切等で止まらなければ終了
一本橋失敗
脱輪して橋から落ちたら終了
急制動ラインオーバー
ラインオーバーしたら終了
落ちた場合
もし卒業検定に落ちた場合は、1時間補習技能実習を受けなければ卒業検定は受けません。
卒業検定で問題があった項目を厚めにやってくれて、卒業検定コースを再確認するような内容でした。
まとめ
中型自動二輪免許を取得するには時間とお金がかかりますが
バイクに乗ることによる、楽しみは他の事では補えません
バイクに乗りたいと思ったあなた、どうでしょう乗りたいとそう思った時が免許を取得しに行く時です。