バイク用インカムが欲しい!
バイクに乗ってたらインカム欲しくなりますよね?
僕は当初スマホナビの音声とお気に入りの音楽が聞きたくて、スマホと繋げれるインカムを探し始めました。
最初検討したのは有名どころであるインカム「B+COM」や「SENA」でしたが、1万円クラスの低価格帯でも自分のツーリングスタイルで十分使えそうなインカム「LX-B4FM」を見つけのでそれを購入した所かなり満足が行くインカムでした。
今回はLX-B4FMを実際に1年間使用(雨天時含む)したので紹介していこうと思います。
目次
インカム共通の便利な点とは?
スマホナビの音声が聞ける
スマホナビは非常に便利なのですが、マウントしているスマホの位置の関係から視線を下に落とさないと見れないという危険な点があります。
インカムを使っていれば、ナビの細かい音声案内が聞けるのでそんな危険な行為をしなくてもすみます。
例えばNAVITIMEのナビなどはMAP以外の情報(取り締まり情報や渋滞情報や天気等)をナビ音声が教えてくれるのでナビ音声は欠かせません。
音楽・ラジオが聞ける
良い景色を気分よく走るときから、単調で飽きそうな道を走る時までお気に入りの音楽・ラジオ等聞けたら楽しいし飽きなくていいですよね。
年間3万km近く走っていろんな知らない道走るので年中渋滞にはまってますが、ラジオ聞きながらなら結構我慢できます。
LX-B4FMのメーカー『LEXIN』とは
LEXIN(レシン)は、バイク用インカムのメーカーです。
2006年にカーオーディオシステムのOEM製造者として設立され、2010年にはLEXINオリジナルとなる最初のバイク用インカムの製造販売を始めました。
2015年には【リーズナブルな価格で信頼できる商品を提供する】という目標をもって独立し今では数種類のインカムラインナップを抱えるメーカーです。
つまりバイク用インカムが存在し始めて最初期からインカムを製造している老舗で、製品の信頼性はB+COMやSENAなどにも劣りません。
LX-B4FM レビュー
LX-B4FMはお手ごろ価格!
B+COMやSENAなど3万~5万円の有名どころと比べればLX-B4FMは1万円以下で手に入るので、入門モデルとしてはちょうどいい価格です。
LX-B4FMは大容量バッテリー!
LX-B4FMはフル充電で12時間ぐらい音楽を流し続けれるぐらいの容量です。
もしバッテリーが切れた場合でもLX-B4FMを起動したままモバイルバッテリーから充電できますし、一応電源を入れた時に英語でバッテリー残量を教えてくれます。
バッテリーが減ってきたら「batterylow」とアナウンスがあり減ってきたタイミングも分かります。
LX-B4FMは音質が良い!
音質について昔からこだわりは強くないですが、LX-B4FMで音楽を聴いてて特に変に聞こえることはありません。
静かな場所でめっちゃくちゃ集中して聞いてみると重低音が少し物足りないかなと思いましたが、バイク走行中の風切り音など雑音が混じる環境で考えると全然気にならず全体的な評価としては高品質です。
LX-B4FMはMAX音量がめっちゃデカい!
スマホ側とは別に、LX-B4FM側でも音量の調整ができて、かなりの爆音を出せます。
普通は使わないですが、ヘルメットによっては装着する位置が耳から離れるかもしれないので音量をデカく調整できて良いですよね。
僕はSHOEIのZ7に装着して使っていますが、スマホ側とインカム側普通の音量設定で100km以上の走行でも十分に聞こえます。
LX-B4FMは充電形式が汎用品(マイクロUSB)
たまにこういった製品で独自の形をした充電形式があるのでLX-B4FMは汎用品のマイクロUSBなので安心です。
LX-B4FMは各種ボタンがめっちゃデカい
LX-B4FM各種ボタン「電源、音量調整」は適度な大きさで押した時の感触も適度な硬さがあり押しやすく操作しやすいです。
普通のボタンの大きさだとバイク乗車時はグローブをつけてるので押せなかったりするのでデカく作られてるのは良いですね。
LX-B4FMは防水性能あり
LX-B4FMはイヤホンジャック部分が特別性になっておりかなり深めに押し込めるようになってます。
かなり深めに押し込むのでちょっとひっかかった程度では抜けません。
国際的な防水性能を表すIPX表記などされてないのでどれぐらいかわからないのですが、何度か雨に遭遇しそれから数か月たっても正常に動作してるので、防水機能は十分だと思います。
LX-B4FMは耐寒性能-20度
電子機器は寒さに弱いです。 ※主にバッテリーの性能が落ちるため!
自分のスマホは4度を下回れば調子が悪くなり落ちます。
そういったことがあるので、LX-B4FM等インカムはヘルメットにむき出しで装着されてるもので、耐寒性能があるというのは良いことですね。
追記:LX-B4FM 2年経過5万km越えレビュー
LX-B4FMの防水性能について
どしゃぶりの大雨の中を何回も走りましたが、なんの不具合も無いです。
LX-B4FMの防水性能本当にすごいです。
LX-B4FMの耐久力について
一度ヘルメットを胸の高さぐらいから落としてしまって、LX-B4FMを装着している側面部分が地面と挟み込むようになって落ちましたが、それ以降も問題なく動いてます。
LX-B4FMは衝撃にも強いですね。
ヘルメットを洗うために何回も配線触ってますが、それらの断線も発生していません。
LX-B4FMのバッテリーへたり具合について
数千時間使用しましたが今だに初期とかかわらず、12時間以上連続使用できています。
1日中使ってもまったく問題なしですね。
充電時のケーブルの接触が悪くなったり、充電速度が遅くなったりなども起きていません。
最近AmazonでLX-B4FMがまだ売られてるか確認したんですけど、インカムの中でも上位の売れ行きで僕が購入した時からいまだにベストセラーです。
追記:ペアリングについて
LX-B4FM同士のペアリングについては問題ないとして、他社製インカムとペアリングは出来るのか不安ですよね。
実際に日本で最も有名なインカムブランドの1つB+COMの「ONE」と接続してみましたが、1分もかからず接続できました。
手順がありますが、こちらの公式動画を見れば誰でも出来ると思います。
LX-B4FM 取り付け方法
LX-B4FMをヘルメットのサイドに固定する
LX-B4FMを固定するパーツは2種類あります。
- クリップのベースで固定する
- 両面テープでベースで固定する
湾曲しているヘルメットの形状的にクリップで固定するのは不安があったので両面テープで固定する2番を選びました。
私は付属両面テープで接着しているだけですが、1万5千キロ以上走って1度も落ちたりぐらついたりしてないので、両面テープの固定で問題ないと思われます。
LX-B4FMのイヤホンジャックは強めに押し込む
イヤホンジャックを押し込むだけですが少しコツがあって、強めに押し込まないと接触が甘く、音がとぎれて「ブッブッ」状態になって聞こえにくくなります。
感覚的には普通に挿してから、もう一息深く矢印の部分まで押し込みます。
ヘルメットに沿ってLX-B4FMの配線を回り込ませる
後頭部からヘルメットに沿って配線を通していきます。
配線に余りがあるとヘルメット着脱時に引っ掛かる可能性もあるので、マジックテープなどでまとめてスッキリさせましょう。
LX-B4FMのスピーカーをヘルメット内部に装着
内装を外して配線を通して、耳部分にくる位置にスピーカー部分を合わせます。
最近のヘルメットではスピーカーの為にスペースが設けられてる事が多いです。
初めて取り付ける時でも20分ぐらい、慣れれば5分ぐらいで取り付けれるようになります。
まとめ
ソロツーリングがメインの方で、ナビ音声や音楽だけ聞ければ十分って人には手頃な値段で十分に要求を満たせるインカム「LX-B4FM」だと思います。
将来的にいつかマスツーリングでの会話などのさらなる快適性を求めた時は、仲間内で合わせた「B+COM」や「SENA」の購入を検討すればいいと思います。
とりあえずバイク乗り向けインカムで迷っている方は、1万円前後という気軽に手に取りやすい価格で購入できる「LX-B4FM」を購入してみてはどうでしょうか。
YouTube動画
Youtubeに動画も投稿してますので、宜しければご覧ください。