Ninja400

バイクマフラーの錆び落とし方法!研磨剤の使い方とコツについて

冬は寒いし走りに行く場所も少なくてイマイチ乗り気にならないのでメンテナンスやカスタムに費やす日々です。

そんな中バイクを隅から隅まで見ていると、いろいろなところが汚れていることに気づきます。

特に気になったのがサイレンサーやエキパイなどマフラー関係パーツ!

もともとキレイに光っていたパーツのため、焼け付いたり、錆びたりして、かなり汚れが目立っています。

今回はマフラーを1日中磨いてめっちゃキレイにしたのでその方法をまとめました。

磨くために用意したもの

紙やすり 耐水ペーパー 27枚入り (400 600 800 1000 1200 1500 2000 2500 3000 各3枚)
created by Rinker
UEETEK

耐水ペーパー(紙やすり)です。

粗目~細目までセットになったものが便利です。

ワコーズのメタルコンパウンドです。

ライダー御用達のワコーズから販売されてる万能金属磨き剤になります。

メタルコンパウンドを使用するときに、布で磨くと繊維が無駄にコンパウンドを吸ってしまいます。

コンパウンドを吸わないサランラップを使って磨けば無駄になる分が少なく効率的です。

磨いて仕上げた後は、金属面を保護コーティングしないとまた錆たり汚れが付着してしまいます。

エンジンやマフラーに使用するので熱劣化防止用の耐熱ワックスを用意しましょう。

マフラー(サイレンサー/エキパイ)磨き手順

エキゾーストパイプ(エキパイ)を磨く

磨く前の状態チェック

エキパイ磨く前

エキパイを磨く前の状態を改めてみると、錆びが酷すぎて良い見た目ではありません。

ステンレス製なのに銅のような色に変わっています。

Ninja400はフルカウル車で覗き込まないとエキパイの汚れなんて他の人からは見えませんが気になります。

Ninja400は磨く作業に入る前にカウルを外す必要がるのでこちらを参考にしてください。

Ninja400のカウルを取り外す方法についてNinja400へエンジンスライダーを装着した時にカウルを外さないと取り付けることできなかったので カウルを外しました、その時にカ...

耐水ペーパー120~400番で磨く

120と400番の耐水ペーパーで磨いた後

とりあえず120番と400番の耐水ペーパーで約30分間だけ手前を磨きました。

まだ粗目なので光沢感はあまりありませんが、汚れはかなり落ち、キレイになってきました。

耐水ペーパー800~1000番で磨く

800番と1000番の耐水ペーパーで磨いた後

次は800番と1000番の耐水ペーパーで磨いたところ、少し光沢感が出てきました。

ただ、エキパイ前側の一本目だけしか磨いていないにも関わらず、作業時間はすでに45分を超えています。

心が折れかけましたが、磨けば磨くほどキレイになるエキパイを見て一心不乱に磨きます。

耐水ペーパー1500~2000番で磨く

1500番と2000番の耐水ペーパーで磨いた後

さらに細目で磨き続けた結果、光沢感がさらに増しました!凄くないですか?

この時点で、金属面はボヤっと顔が映るぐらいピカピカになってきました。

研磨剤「メタルコンパウンド」で磨く

仕上げのメタルコンパウンド
メタルコンパウンドで磨いた後

メタルコンパウンドで磨いた結果、さらに一段階光沢感が出た感じがしますね。

顔が映りそうなぐらいまでピカピカに磨きかかってきました。

これ以上は鏡面仕上げレベルになっていくでしょう。

ここまでで「120→400→800→1000→1500→2000番」耐水ペーパーで磨き、最後にメタルコンパウンドで磨きました。

エキパイ前側1本目だけで、合計約1時間かかってます。

まだ1本、腹下のメインパイプも全然磨いてないのに時間かかりすぎて困りましたが、磨けば磨くほどキレイになるので再度気を取り直して頑張って磨き続けます。

エキパイ2本磨き終わり

エキパイ2本磨き終わりましたが、この時点で2時間経過です。

残りのエキパイ部分も磨きます

Before-エキパイ
After-エキパイ
Before-エキパイ
After-エキパイ

そしてエキパイその他部分も磨き終わりました。

エキパイ正面の2本よりも磨きやすく、予想以上に早く終わりました。

結果としてかなりきれいになりました、次はサイレンサーの磨きに取り掛かります。

サイレンサーを磨く

磨く前の状態チェック

サイレンサーにこびり付いた汚れ①
サイレンサーにこびり付いた謎の汚れ②

1万キロ以上走行していると、いろんな汚れがこびりついていました。

大きく錆びている箇所は無いのですが、マフラーバンドのゴム跡汚れと細かい黒いゴマが焼き付いた汚れがたくさん付着していました。

サイレンサーを磨いた結果

サイレンサー磨いた後

洗車だけでは落ちなかった汚れが完全に落ち、元の輝きを取り戻すことができました。

そしてこの時点で経過時間は約3時間です。

最後はコーティングして仕上げ

仕上げのバリアスコーティング

何もしないままだと、錆たり汚れが付着してしまうのでバリアスコートでコーティングします。

追記)こちら通常のワックスより耐熱用のワックスの方がいいです。

初めて磨き作業をしたときはバリアスコートを使ったのですが、1年後に再度磨き作業を行い、耐熱用のワックスを使った結果、状態の維持力が大幅に向上しました。

まんべんなくコーティングする

クロスに少し噴きかけた後、やさしく引っ張ってコーティングすれば終了です。

最後に

結局なんだかんだでひたすらマフラー磨き続けた一日でしたがやった分だけ綺麗になっていくので楽しかったです。

コツとしては、まずは粗い番手(400以下)でしっかり錆びや汚れを取り、徐々に細い番手を使って行くことですね。

実は、最初は研磨剤から始めたんですけど全然綺麗になりませんでした、研磨剤は仕上げ用ですね。

磨くことでバイクへの愛着もさらに湧いてきます、一度磨いてみてはどうでしょう。

YouTube動画

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