Ninja400でプラグやエアフィルターやメインヒューズを交換しようとすると、ガソリンタンクを外してアクセスする必要があるので、今回はガソリンタンクの外し方を紹介します。
目次
ガソリンタンクの外し方
サイドカウルを外す
左右からアクセスする必要があるためサイドカウルを外します。
![](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2019/09/SnapShot2-コピー-1-320x180.jpg)
ガソリンタンク前部固定ボルト(左右)を外す
![前部を固定しているボルト](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06830.jpg)
ガソリンタンクの前部を固定してるのはこのボルトのみで、左右同じ個所にあるで外します。
ドレンホースとブリーザホースを外す
![左:ドレンホース 右:ブリーザホース](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06834.jpg)
左側にドレンホースとブリーザホースが接続されているので、ラジオペンチでクランプ部分を摘まんで緩めホースを引き抜きます。
燃料タンクボルトとブラケットを外す
![ボルトを外しブラケットを取る](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06838.jpg)
ガソリンタンクの前部の固定は解除できたので、次は後部の固定を外します。
ボルトを2本外すとブラケット(板状のパーツ)も取れるので両方外します。
燃料ポンプリード線コネクタを外す
![ガソリンタンク下に燃料ポンプリード線コネクタ](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06840.jpg)
車体右側からガソリンタンクの下を覗き込むと燃料ポンプリード線コネクタが見えるので外します。
ガソリンタンクから燃料を抜く
ガソリンが入ったままだと重く危険な為、タンク内を空にします。
Ninja400の燃料タンクは14Lで全部抜くには10Lで足りませんがこれより大きい携行管だと取り回しが悪いので私は10Lを愛用しています。
余剰分の4Lは予め走って消費するなりして調整しましょう。
燃料ホースジョイントを外す
![燃料が数適垂れるで布を敷く](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06853.jpg)
ジョイントを外す前に、数適燃料が垂れるので燃料ホース下に布を敷いて汚れないようにします。
![接続された燃料ホース](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06847-1.jpg)
![オレンジ色のジョイントパーツ](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06854.jpg)
車体の右から見るとガソリンタンクに燃料ホースが接続されています。
燃料ホースを固定しているオレンジ色のジョイントロックの凸部分の隙間にマイナスドライバー等を差し込んで外します。
ジョイントロックを外したら燃料ホースが抜けるようになります。
ガソリンタンクを後方へ動かし外す
![後方へ動かす](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06866.jpg)
ガソリンタンクと接続している各パーツは外れましたが、前部の方で車体ダンパへ対してガソリンタンクの凸部分が刺さっているので、ガソリンタンクは上方向ではなく少し浮かして後ろ方向へ動かす様に取り外します。
![赤:エアフィルター 青:メインヒューズ部分](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2022/08/DSC06858-1.jpg)
ガソリンタンクを外すとエアフィルターやメインヒューズが入ってる場所へアクセスできるようになります。
最後に
ガソリンタンクを外せるようになれば整備の幅も広がります。
ここから少し手を加えればエアフィルター/メインヒューズ交換等ができるようになるし、そこから先は難易度が高くなりますが動力関係を触っていくこともできます。
ガソリンタンクを外すとなるとカウルも外さなければいけないし燃料を抜いたりと手順も多く面倒で、私もガソリンタンクを外す必要がある作業は1年点検の時にまとめてやってもらってました。
今回初めてやってみた所確かに面倒でしたが難しい作業では無かったので誰でも出来ると思います。