あのワークマンから
完全防水仕様のデニムパンツが発売されました。
商品名は
4D防水STRETCHデニムパンツ
価格は3,980円(税込み)
バイク乗りにとって雨は天敵ですよね
僕は、レインウェアがとにかく嫌い、動きは制限されるし着るのめんどくさいので、雨が降ったらめっちゃテンション下がって、どんなに遠くにいてても家に帰りたくなります。
※北海道走ってても家に帰りたくなりました。
そんなめっちゃめんどくさい雨の時でもレインウェアを着ることなく、
そのままの状態で走れる可能性がある商品あワークマンから発売されたんですよね。
これはもうバイク乗りとして試してみるしかないでしょ!
ということで実際購入した雨の中バイクに乗って実験してみました!
目次
防水と撥水の違いとは
- 撥水・・・水を弾くだけで、縫い目から浸水の可能性がある。
- 防水・・・防水フィルムが浸水を防ぐ。
撥水と防水は上記の用に違います、撥水っていうのは浸水の可能性があるんですね。
確かに以前ワークマンから発売されていた撥水仕様のパンツ「4D 超撥水STRETCH(ストレッチ)パンツ」は徐々に浸水してくるというレビューがあったのでバイク乗りの用途として使えないとレビューが多くありました。
防水デニムパンツの素材と構造について
生地自体は3層構造になっています。
- 丈夫なデニム生地
- 水を通さないPUラミネート
- 肌触りのいいトリコット生地
このように各用途にあった三種類の生地が使われているので
見た目はデニムに見えて、浸水は防ぐし、着心地はいいように作られてるんですね。
耐水圧について
- 300mm・・・小雨に耐えられる
- 2,000mm・・・中雨に耐えられる
- 10,000mm・・・大雨に耐えられる
- 20,000mm・・・嵐に耐えられる
4D防水STRETCHデニムパンツの耐水圧10,000がどれくらいかというと、通常状態で大雨に耐えれるレベルということですね。
だがしかし、バイクに乗ってる状態では、普通の雨でも嵐の雨のように強く雨に打ち付けられるようになるので最低でも10,000mm以上で高速道路などの100kmぐらいの速度で走る場合は20,000mm以上の必要だとも言われています。
透湿度について
透湿度とは、衣服内の内側の水滴にならない蒸気状態の汗をどれだけ外へ逃がせるかの数値です。
- 大人の安静時・・・:約50g(24時間で約1,200g)
- 軽い運動・・・:約500g(24時間で約12,000g)
- 激しい運動・・・約1,000g(24時間で約24,000g)
4D防水STRETCHデニムパンツの透湿性度「5,000g/㎡・24h」がどれぐらいかというと
24時間で5,000グラムの水蒸気を排出できるということになります。
雨の中、バイクに乗っている間は軽い運動と同じぐらいと考えたら、休憩を挟みつつ走ればちょうどいいぐらいですね。
一般的に汗のベタつきを抑えたければ最低で透湿性が5,000g、できれば8,000g程度がいいとされており、一般的なレインウェアは5,000gであることが多いです。
なので、4D防水STRETCHデニムパンツの透湿度は別に低いわけではありません。
防水デニムパンツの見た目チェック
見た目について細部にわたって解説していきます。
外観「前&後ろ」
ぱっと見、普通のデニムパンツにしか見えないですね。
ウェスト部分
ウェスト部分はゴム素材になっていて伸びやすく履きやすいです。
チャック部分
チャック部分まで2重構造で浸水対策されています。
太ももポケット
個人的に一番気に入ったのが、この太ももにある口が防水加工されたポケット。
いつも思ってたんですけど、レインウェアって基本的にポケットが無いのでサイフとかの入れ場所が無かったんですよね。
雨の中カバンとか開けたくないので、このポケットは最高に役に立ちそうです。
裏側は防水テープ加工
裏返して見てみると、縫い目の全ての部分に防水テープで加工されており、浸水をしっかり防ぐようになっているので安心できそうです。
膝部分に余裕あり
膝部分は動きやすいように少し無理上がってる感じになっているのですが、
僕は、普段からパンツの下にプロテクターを装着しているので、膝部分が膨れる形になってて余裕のある空間が作られてるんですよね、
なのでこんな感じに膝部分に余裕がある感じに作られてたら
プロテクターを装着した場合でも、パンツを余計に引っ張ることがないのでめちゃくちゃ履き心地よかったです。
防水デニムパンツを履いて、雨の中走行実験
休日が雨で初めて喜んだ日でした…
雨の中を一時間ほどNinja400で走って、防水性能のテストをしてみました。
BeforeとAfterの防水デニムの色の違いわかりますかね
これは3層構造になっている、一番上のデニム生地がボトボトに濡れてるので色が変っちゃってるんですよね、デニム生地には撥水性能はないのでこんな感じに濡れてしまいます。
一番上のデニム生地は濡れていますが、2層目以降は防水加工されているので、一時間走っても内側に水が染み込むといったことは無かったので防水性能については完璧でした。
防水デニムパンツの着心地について
防水デニムパンツを履きながら普段の生活を一日したり、500㎞ほどバイクに乗ったりしてみて着心地チェックしてみました。
伸縮する素材で作られてたり、ウェスト部分がゴムになっているため普段の生活で履いても特に違和感なかったですし、
バイクに乗った状態でも問題なかったですね、むしろいつも履いている普通のデニムと違って膝部分に余裕があるのでプロテクターを装着しても引っ張る感じがなくてめちゃくちゃよかったです。
まとめ
ワークマンから発売された2020年の期待の新作「4D防水STRETCHデニムパンツ」を履いて一通り試してみましたが
防水性や機能性や着心地については問題無かったのですが
ただ一点だけ、3層構造になっている一番上のデニム生地が普通に濡れてしまうのだけ計算外でした(考えてみればわかるものだが)
この防水デニムを試す前は、この防水デニム一本だけで長期のツーリングにでかけれると思って荷物減るのでかなりいい商品かと思ったのですが、乾かす必要があるのでこの防水デニム一本だけではいけそうにないですね。
ボトボトに濡れてる状態で、施設の中を歩くわけには行かないし・・・
それでも、普段履きとして使用しても違和感のない着心地なので普段から履いとけば、急な雨の時など浸水しないので役に立つとは思います。
日帰りとかなら乾かす必要が無いのでこの防水デニムだけでツーリングに出かけてもいいですねレイウンウェア持っていくのめんどくさいし。
今度防水スプレーと組み合わせて使用してみようと思います。
YouTube動画
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