電装系を触っていてショート(バチッと音)するとヒューズが破損してバイクに何らかの不具合が発生し交換する必要が出てきます。
系列別ヒューズ(ライト/イグニッションなど)は比較的アクセスしやすい場所、Ninja400なら左サイドカウルを外した所になるので簡単に見つけれますがメインヒューズはそうではありません。
今回はNinja400のメインヒューズの交換方法を紹介します。
目次
メインヒューズの交換方法
ガソリンタンクを外す
メインヒューズはガソリンタンクの下にあるため、ガソリンタンクを外す必要があります。
バッテリーを外す
次工程のバッテリーケースカバーを外す為には、バッテリーにつながってる[+][-]ケーブルを外す必要があります。
バッテリーケーブルは絶対に黒色[-]ケーブルから外す様にします。※戻す時は逆の赤色[+]から取り付けます。
燃料タンクブラケットを外す
燃料タンクブラケットボルトを外し燃料タンクブラケットを外します。
バッテリーケースカバーを外す
下記5ヵ所を外します。
- 吸気温センサコネクタ
- リヤホイール回転センサリード線コネクタ
- 燃料ポンプリード線コネクタ
- リード線x2
- フレーム固定両サイドボルトx2
バッテリーケースカバーの前部を持ち上げるようにして前側からケースカバーを持ち上げて外します。
スターターリレーを取り外す
スターターリレーを固定しているボルトを外します。
コネクタの接続を外して、スターターリレーを持ちあげると30Aヒューズが2本あります。
ヒューズカバーを外してメインヒューズを引き抜きます。
系列別ヒューズの交換方法
メインヒューズ以外のヒューズは車体左側の2ヵ所のヒューズボックスにまとめられています。
シュートした可能性がある場合はまずこちらにあるヒューズを1つ1つチェックし破損しているヒューズを交換して動作の確認をしましょう。
最後に
おそらくメインヒューズが破損するような失敗は、バッテリーを直接触ってる時にしか起きないのであまりやる事の無い作業だと思いますが、メインヒューズが破損するとバイクが動かなくなるので知識として役に立つ事があると思います。
ちなみに私はバッテリーの向きが間違ってる事に気づかずに[+][-]接続間違えてメインヒューズが破損しました。
系列別ヒューズボックスだと私の場合ライトとかイグニッションとかのヒューズが破損したことがあります。
とりあえずバイクを触っていて「バチッ!」と音がしたらヒューズの状態を確認しましょう。