カワサキプラザでバイクを購入すると定期的に点検を受ける事になります。
基本は半年間隔で2種類あり6ヵ月点検は調整が主で、12ヵ月点検は交換まで見据えた点検になります。
私のバイクも納車されてから3年半が経過し6カ月点検は4回目で、点検時の走行距離は85,957kmでした。
6ヵ月点検の内容については過去にまとめてるので細かい内容はこちらにあります。
今回は点検時に相談した事ついてまとめました。
目次
定期点検で相談したこと
私のNinja400も8万kmを超える距離になったためか問題が発生するようになりました。
エンジンが始動しない時がある
本格的に冬の寒い時期になってからエンジンの始動に問題が出るようになりました。
毎回悪いわけじゃ無くて下記の条件が重なればほぼ発生します。
- 外気温が10°未満
- 朝の一発目の始動
この問題は外気温が関係しているようで暖かい日は発生せず、12月半ばから寒い日に高頻度で発生しています。
外気温以外にタイミングもあって、朝1発目のエンジン始動タイミングでしか発生しません。
エンジン始動後ある程度(30分ほどでも)走行した後に再度エンジン始動した時は問題は発生しないので、暖まってたら大丈夫なのかと思ったり。
問題の詳細な流れは以下の通り。
- セルスイッチを押す
- メーター周辺?タンク下?から「カチッカチッカチッカチッカチッ」音とメーター「ギア、N」表示が消える
- 「カチッ」音が鳴りやんだ後、キーONにした時に発せられる「ウィーーン」という音がしてメーター再起動
- 以下ループ
エンジン始動テクニック
この状態でセルスイッチを押し続けても意味無いのですが動かす方法があります。
セルスイッチを押すと同時に、アクセルを少し開けるようにすると動きます(セルの音は若干不安定)。
昔のキャブ車とかなら冬場、アクセル開けてやれば始動するおまじないがあるって聞いたことありますが、Ninja400はインジェクション車なので謎は深まるばかりです。
自分で疑った箇所
冬のエンジン始動問題と言えば、問題あるのはほぼバッテリー。
でも自分のバッテリーは半年前に交換したSHORAIのリチウムバッテリーでエンジン動かしてない時の電圧は13vで数値的に見ても全然問題無い水準です。
体感でも冬だろうと週1で半日ぐらい乗ってるし、走行時の電圧は14v以上を保ってるので充電は十分されてると考えます。
さらに調べてみると、セルスターターが原因と言うのもあるらしいです。
サービスマニュアルで交換方法を見ると、右サイドカウルを外して2~3手ぐらいで交換できそうなのでメンテナンス難易度的は高くなさそうです。
しかし部品代が22,220円と結構高額!何万kmも走ってたら内部にカーボンが溜まって分解清掃だけで復活する事が多いらしいけど、問題がこれか分からないし迷います。
他にも電装系ならレギュレーターならジェネレーターがあるけど、ここが壊れてたバッテリーがそもそも充電されなくてまったく始動できない状態でしょうから除外。
ということで原因の特定が出来ず、一応テクニックを使えば始動するのでこの問題は放置していました。
カワサキプラザの人の意見
カワサキプラザの人に相談するも、原因の検討はつかないが、走行距離もあるしセルスイッチの接触不良じゃないかと言われました。
経年劣化でセルスイッチの接触面が汚れてきて、伝導率が悪くなりセルスイッチを押しても調子が悪い時があるみたいです。
その接触面を磨いてみるのでそれで経過見るように提案されました(気温関係無い気がするけど、朝一発目の条件も当てはまらないと思ったけど)。
それを聞いて過去にクラッチ制御スイッチで同じような接触不良で問題が発生して交換し復活した経験を思い出しました。
ちなみにバッテリーの電圧も正確に測ってもらいましたが、問題無しでした。
点検後の経過 → 翌朝
外気温8度&朝の一発目というテスト条件を揃えて・・・。
結果:始動しません、同時にアクセル少し回したらやっぱり始動しました。
とりあえず今はテクニック使えば動くしもうすぐ暖かくなるので経過見ようと思います。
その他指摘点
電気は直ぐに無くなる
上記のような問題を相談してたら電気関係の話が広がって面白いことを聞けました。
バイクのバッテリーって容量全然無いので、キーONにしてたら1時間も持たない、私のはいろいろ(USB、ドラレコ、電熱関係、電圧計、気温計等)使ってるので10分も持たないと言われました。
エンジンつけてたら問題無いですが、その程度で無くなるなら、何か調べ事するために停車したり(エンジンうるさいから切る)、友達と雑談してたらいつの間にかなるなんて事もありえます。
キーONにするならエンジン始動するか、不用意なキーONは気を付けましょう。
ブレーキディスクが交換時期
ブレーキディスクがもうすぐ交換時期だと指摘されました。
- ブレーキディスク前・・・最初:4.5mm → 寿命:4.0mm → 現在:4.05mm
- ブレーキディスク後・・・最初:5.0mm → 寿命:4.5mm → 現在:4.55mm
ブレーキディスクはまだ交換したことが無かったのですが、ついに交換する時が来ました。
ブレーキディスクは適性時期で交換しないと、割れて大変な事になるのでスケジュール組んで行こうと思います。
最後に
エンジン始動問題に不安は残りますが、それ以外は今までと変わりなく調子良いです。
暖かい季節になっても症状続くようなら、バッテリチャージャー用意してバッテリー状態最適にして試すか、セルモーター交換しようと思います。
通常の消耗部品に関してブレーキディスク以外にも、タイヤ、チェーン、スプロケの交換時期が残り約3000kmほどであるため、これらを考慮したスケジュールを組む必要があると考えます。
全部一気に交換したら10万越え、バイクってホント維持メンテナンスにお金がかかりますね。