オイルドレンボルトと交換することによってワンタッチでオイル交換できるようになる便利なカスタムパーツを紹介します。
目次
EZバルブとは
レバーを動かすだけでオイルをワンタッチで排出できるようになるカスタムパーツです。
主要ラインナップ4種類
EZバルブ本体
これをドレンボルトの代わりに装着すると、凸部分のレバーを動かすだけでオイル排出できるようになります。
レバーを動かし覗き込んでみると、内部で蓋が動いてるのが分かります。
写真では見にくいですが、内部の蓋周辺がシリコンみたいな樹脂みたいな素材で覆われてて密閉度も高そうです。
ちなみにネジ部分を見てみると、Oリングが最初から付いてるのでドレンワッシャーは必要ありません。
延長アダプター
これが必要かは車種によるのですが、オイル排出部分の形状によってはEZバルブの一部が干渉し取り付けることができません。
私の愛車であるNinja400がまさにそれで、これで根元を延長しないと締め込んでる途中で壁面にあたってEZバルブ単体では取り付けれませんでした。
延長アダプターを装着すると倍ぐらいの長さになり、壁面にあたらず取り付けれるようになりました。
ちなみにこれのネジ部分にもOリングは最初から付いてるので安心してください。
L字ジョイント
これは必須じゃないのですが、オイルの排出を下方向にすることで出る場所をコントロールしやすくなるパーツになります。
オイル交換した事ある人ならわかると思うんですけど、真横だと最初勢いよく出る時にオイル受け外す時あるので、真下に出るようになるこれあったら便利かなと思います。
それにNinja400の場合考慮する必要無いのですが、このジョイントを取り付けるとノズルホースを取り付けれるようになるので、オイル排出する場所が複雑で面倒なバイクだと便利になると思います。
ノズルホースを取り付ける用のストレート型ジョイントもあるので、バイクに応じて選択しましょう。
ネジ部分のジョイントが動く仕組みなので、排出口がかならず下方向へ向く用に調整出来るようになっています。
ちなみにもちろんネジ部分にはOリングついてます。
アルミキャップ
これも必須じゃないのですが、バルブの口に取り付けるキャップになります。
これで蓋をしておけば排出口が埃等で汚れなくなります。
それに万が一バネが強力なので中々無いと思いますがレバーが動いてOPENになった時でもキャップをつけとけばオイルが漏れてくる事は無いようです。
EZバルブ取り付け時の注意点
EZバルブを手で締める
既存のオイルドレンボルトを外して、手で締めれるところまで締めます。
スパナで1/8回転締める
手で締めた後はスパナで軽く1/8回転締めます。
延長バルブを装着している場合は延長バルブで1/8回転、本体で1/8回転で別々に締めます。
手トルクで不安になりますが、強く締めすぎると『ネジ切れ、Oリングが潰れすぎ根元からの漏れの原因』になるようなので指定通り1/8回転にしましょう。
凸レバー向きが気になる
指定通り手で締めて1/8回転締めたら凸レバーが下方向へ向いてしまって気になりましたが、カウルを装着してみると・・・。
凸が上方向だとカウルが邪魔でレバー操作できない状態になるところです。
カウルとの距離も絶妙で名刺が通るかどうかレベルのクリアランスでした。
Ninja400はギリギリ接触しませんでしたが、カウル付きで延長バルブ装着するような車種だと6cm測って接触しないか事前確認した方がよさそうです。
EZバルブでの排出
指一本ワンタッチでオイルを排出できるようになったので思った通り楽々です。
EZバルブは緩まないのか?
公式の言う通り手トルクで締めたのですが不安だったので一応印をつけて確認しました、約3,000km時点で1mmも緩んでないので安心しました。
あまり強く締め込むと内蔵のOリングが痛んでオイル漏れその他の原因になるかもしれないので、公式の言う事は聞いておいた方がいいですね。
最後に
1回取り付けたらその先オイル交換かなり楽になります。
オイル交換の度にドレンボルトを外す手間(トルク管理、ワッシャー代)が削減できるし、手が汚れる事も最小限になります。
注意点として車種によってEZバルブの品番が違うので、購入前に公式の適合表を確認して適合する品番を用意してください。
YouTube動画
Youtubeに動画も投稿してますので、宜しければご覧ください。