もうすぐ暑い夏が来ます!
毎年夏になると少しでも涼しく快適に走る為にいろいろ試しています。
今年はズボンで涼しい素材が使われているものにしたらどれだけ効果があるのかと思い、初めてバイク乗り向け夏用ジーンズを購入しました。
購入したのはコミネの『WJ-7543R/CMAXプロテクトクールドライジーンズ』です。
今回はこの夏用ジーンズの使い心地について紹介します。
なお同じコミネの『WJ-732R/ノーマルジーンズ』を今まで履いていたのでそれと比較紹介している箇所もあります。※現在『WJ-732R』は廃盤で後継の『WJ-7323R』が販売。
目次
CMAXプロテクトクールドライジーンズとは
見た目は普通のジーンズ
外観は普通のジーンズですが、細部がバイク専用設計になっています。
外観の大きな違いとしては膝にはプロテクターを仕込むようの立体ポケットがあります。
生地全体の基本的な特徴として、ストレッチ性能が非常に高くかなり伸びます。
私が今まで日常生活使い含め履いてきたジーンズの中でも一番伸びる感覚があります。
裏地を触ってみると、さらっとした感触で蒸れなさそうな触り心地です。
これがこのジーンズの一番の特徴である『クールマックスR繊維』の効果なのか、蒸れにくくドライな履き心地を保ってくれるように感じます。
膝プロテクターが標準装備
両膝にCE規格レベル2のプロテクターが標準装備されています。
CE規格を簡単に説明すると、ヨーロッパの安全基準でレベル2はプロテクターとしてかなり信頼性が高いものになります。
膝の形に合う立体構造で、程よい厚みと柔らかさがあるプロテクターになります。
WJ-732Rに標準装備されていたものとCEレベルは同じですが、こちらのプロテクターの方が触ってみるとより柔軟性が高く邪魔にならない感じました。
大きさは横が1.5cmほど小さくなっていて、縦は変わらず、厚みも触ってみた所ほぼ変わってないように感じました。
プロテクターをセットするポケットの中には位置を調整するマジックテープが上下2ヵ所あって、それの脱着により2段階調整できます。
ここも地味ですが変更がかかってて昔のWJ-732Rだとマジックテープが下に1ヵ所しかありませんでした。
地味にうれしい変更で下に1ヵ所だと、たまに上にズレた時に下のマジックテープが勝手にくっついていつの間にか合わなくなる時がありました。
上にもマジックテープがついてると上にズレようとしても抑えられてズレないのでそういった事も無くなったので良い変更です。
プロテクターの位置が合わなかったら効果が発揮される危ないし、着け心地も悪くなるのでしっかり調整できて良かったです。
膝だけじゃなく、腰にもプロテクターを入れれるようにポケットがあります。
しかし腰の方は膝と違って標準でプロテクターは装着されていないので別売りのプロテクターを用意する必要があります。
以前転倒した時に、側面から腰を強打して一週間ほど痛みに悩まされた経験があるので、腰にもプロテクターをつける重要性を実感しています。
死に至るような事故で守るべきは顔や胸など体の前面なのですが、よくあるコーナーでこけて強打する可能性がある箇所は、体の側面である肩、肘、腰、足首になるので腰を守るプロテクターも重要だと思います。
サイズ感
普段のジーンズは34号(EDWIN)を履いていて、WJ-732Rは38号(3XL)で履いていたのですが、今回のWJ-7543Rは36号(2XL)でピッタリでした。
今回同じコミネジーンズでもワンランクサイズ下なのは別に痩せたからとかではなく、WJ-7543Rの方がストレッチ性が高いのでより伸縮するので窮屈感が無く履けました。
全体のサイズ感としてウェストは無駄に広く、太ももはウェストに対しては狭い謎のバランスです。
ウエストの方は拳が入るぐらい空間に余裕がありますがベルトすれば履けるのでそこは我慢します。
丈は相変わらず長めで、ロールアップするとリフレクターが出てくる仕組みがあるので標準で結構長い作りです。
普段ジーンズを購入してもほとんど裾上げしないんですけどこのジーンズだと余ります。
ですがバイクに乗る場合、丈が標準的な長さだと乗車時のズレあがり問題で足首が出てしまうので、長いくらいの方がバイク乗りにとっては良いかなと思います。
履き心地について
ストレッチ性がかなり高いジーンズなので、バイク乗車時でも違和感なく乗れます。
基本的な動作で問題無いのはWJ-732Rでも体感できていたので、それよりストレッチ性が高いWJ-7543Rで満足度が下がる事は無かったですね。
重要なのは暑い時の感じ方ですよね。
確かに少し風が抜けている感じがあるし蒸れが籠る感じ少ないので普通のジーンズよりは涼しい感じがしますが・・・。
外気温30度超えるぐらいになると、熱気が余分に貫通してくる感じがして普通のジーンズと対して涼しさは変わらないとも思いました。
あと履いてみてわかるのですが、このジーンズの方が軽く感じます。
単純な重さを比べて見てもWJ-732RとWJ-7543Rで違いはほぼ無いのですが、やはりさらっとした裏地と伸縮性の高さで動きがよりスムーズなので軽くなったように錯覚するみたいです。
最後に
夏用の涼しいズボンが欲しいと思い新調しましたが、実際使ってみると涼しい以外によく伸びるので履き心地もよく細かい点が改良されていたりと想定以上に良いズボンでした。
バイクに乗るなら絶対にバイク専用のズボンを履いた方がいいです。
コミネのプロテクター一体型ジーンズなら装着する手間が無く安全性が高いし、全体の作りも乗車時の事が考えられてるで使いやすいです。