去年から登山を始めたのですが、今も継続して楽しんでいます!
週末になるとツーリングも兼ねてどこかの山を登るルーティーンが出来上がりました。
登山を始めたからといってバイクに乗る事が減る事もなく、寧ろ今まで足を伸ばさなかったところまで走りに行くのでより乗るようになりました。
ということで今回は2023年上期に登山した山を振り返ってその中からオススメの山をピックアップして紹介します。
目次
登山一覧
日付 | 山岳名 | 山頂標高 | 獲得標高 | 距離 | 時間 | 人混み |
1月 | 獄ノ森山/峰ノ山 | 468m | 690m | 7.54km | 3:23 | 2組 |
1月 | 大和葛城山 | 959m | 474m | 5.05km | 2:08 | 20組 |
1月 | 二上山 | 517m | 325m | 3.03km | 1:25 | 30組 |
2月 | 生駒山 | 642m | 523m | 7.68km | 2:40 | 20組 |
2月 | 帝釈山 | 586m | 576m | 7.52km | 2:39 | 6組 |
2月 | 法師山 | 1,120m | 708m | 5.72km | 3:20 | 2組 |
3月 | 剣尾山 | 784m | 549m | 6.18km | 2:42 | 4組 |
3月 | 三峰山 | 1,235m | 642m | 6.60km | 2:45 | 10組 |
3月 | 笠形山 | 939m | 425m | 2.34km | 1:43 | 6組 |
4月 | 長老ヶ岳 | 917m | 635m | 9.38km | 2:34 | 4組 |
4月 | 大江山 | 832m | 443m | 6.06km | 2:21 | 8組 |
4月 | 横尾山 | 312m | 263m | 2.77km | 1:27 | 20組 |
4月 | 雪彦山 | 915m | 809m | 6.51km | 3:20 | 20組 |
5月 | 子ノ泊山 | 907m | 532m | 5.03km | 2:22 | 1組 |
5月 | 段ヶ峰 | 1,103m | 825m | 12.08km | 4:25 | 0組 |
5月 | 賤ヶ岳 | 421m | 341m | 7.31km | 1:58 | 20組 |
5月 | 高見山 | 1,248m | 355m | 1.75km | 1:30 | 5組 |
5月 | 白髪岳 | 722m | 675m | 6.23km | 3:05 | 4組 |
6月 | 六甲山 | 931m | 50m | 0.60km | 0:20 | 5組 |
6月 | 蓬莱山 | 1,174m | 887m | 9.70km | 4:21 | 20組 |
6月 | 八ヶ峰 | 800m | 490m | 5.56km | 2:07 | 1組 |
6月 | 御池岳 | 1,247m | 878m | 9.62km | 4:13 | 20組 |
6月 | 依遅ヶ尾山 | 540m | 372m | 3.24km | 1:39 | 4組 |
6月 | 青根ヶ峰 | 858m | 215m | 2.56km | 0:57 | 4組 |
関西100名山に絞って24座登ってきました。
1~3月は寒いので遠くは物理的に行けない、4~5月は行けても山は残雪で経験少なく怖い、6月は梅雨で天気が読めないということで上期は近場の山ばかり登っていました。
オススメの関西100名山
22座の中から5座選びました。
大和葛城山
- 登山経路・・・水越峠 → 葛城高原ロッジ → 葛城山山頂 → 葛城高原ロッジ → 水越峠
- 山頂標高・・・959m
- 獲得標高・・・474m
- 行動距離・・・5.05km
- 行動時間・・・2:08
登山内容
土曜の午前10時という遅い時間帯だったため、水越峠にはたくさんの駐車列ができていました。
ここから南には金剛山、北には大和葛城山へのアクセスが可能なため、車の数も相当多かったです。
山頂エリアまではほぼ平坦な道はありませんが、登山客が多く、整備された山道なので、難所はなく登りやすいです。
葛城高原ロッジが見えてくると山頂エリアでそこからは西は大阪平野、東は奈良盆地の展望が望めます。
山頂エリアは秋になると、一面にススキが広がるような高原で、木々に遮られることなく広々とした台地になっています。
金剛葛城山系の他の山、『金剛山、岩湧山、二上山』も登ってみましたが、大和葛城山からの景色が一番素晴らしかったです。
これらの中で一番人が少なく、かつ山頂からの景色が素晴らしい山でしたね。
大江山
- 登山経路・・・鍋塚休憩所 → 鳩ヶ峰 → 大江山山頂 → 鳩ヶ峰 → 鍋塚 → 鍋塚休憩所
- 山頂標高・・・832m
- 獲得標高・・・443m
- 行動距離・・・6.06km
- 行動時間・・・2:21
登山内容
鍋塚休憩所を出発点に、まずは南の大江山、そして北の鍋塚を登っていきます。
大江山山頂へ向かう道は木々がなく、露岩がむき出しで展望が終始開け日差しが強いですが、気分も晴れやかになる道が鳩ヶ峰まで続きます。
ちょうど良い感じに疲れてきたら鳩ヶ峰山頂、そこから少し下り少し平坦からの急登りで一気に大江山山頂へ。
大江山山頂は開けた台地で、中国山地の連なる山々が眺められます。
大江山から鍋塚休憩所に戻り、次は鍋塚へ鍋塚を見上げると、まるっとした形の山が鍋をひっくり返したように見え、その名前通りの山容です。
急坂を登って鍋塚山頂へこちらも山頂は開けたパノラマ、登ってきた方向を振りかえると鳩ヶ峰~大江山の稜線まで見え鍋塚からの景色は大江山山頂からの景色に引けを取らずかなり良かったです。
段ヶ峰
- 登山経路・・・段ヶ峰登山口 → 達磨ヶ峰 → 倉谷三角点 → トウガ峰 → 段ヶ峰山頂 → 町道栃原宍粟線 → 段ヶ峰登山口
- 山頂標高・・・1,103m
- 獲得標高・・・825m
- 行動距離・・・12.8km
- 行動時間・・・4:25
登山内容
登山口から達磨ヶ峰までは急登りでそこから平坦そして途中から倉谷三角点まで急登りからの段ヶ峰までは平坦な道。
つまり『登り→平坦→登り→平坦』といったパターンが繰り返される道で、登りで疲れてきたと思ったら平坦な区間があるため、比較的登りやすい道でした。
トウガ峰まで登りきると展望が開け、段ヶ峰までは稜線を歩く形になります。
これまでは山の緑を漠然と同じ色として認識していましたが、この時感じた緑は同じ緑でもグラデーションがかかっているようで、非常に美しく感じました。
山頂から下りは、町道栃原宍粟線を経由して下山する事にしましたが、これは失敗でつづら折りの登山道でかなりの傾斜が続き、下りなのにかなり疲れました。普通に折り返せばよかったと後悔。
蓬莱山
- 登山経路・・・金毘羅道登山口 → 金毘羅峠 → 蓬莱山山頂 → 小女郎峠 → 小女郎ヶ池 → 小女郎峠 → ホッケ山 → 権現山 → ホッケ山 → 小女郎峠 → 蓬莱山頂 → 金毘羅峠 → 金毘羅道登山口
- 山頂標高・・・1,174m
- 獲得標高・・・887m
- 行動距離・・・9.7km
- 行動時間・・・4:21
登山内容
蓬莱山はロープウェイで比較的簡単に登ることもできますが、金毘羅道登山口から近いルートで挑みました。
金毘羅道登山口までの道は狭く未舗装部分を含む凸凹舗装路で、あまりオススメの登山口ではありませんでした。
登山口からはひたすらつづら折りが続き、登山道を塞ぐように倒木も多く(枝打ちはされていた)下山時も含めて誰ともすれ違わなかった事からこの登山道はほぼ使われていないようです。
登りきると琵琶湖バレイスキー場が見えてきて、少し進むと蓬莱山山頂です。
蓬莱山山頂はどこを見渡しても景色がよく、蓬莱山から続く尾根沿いの高原と合わせて楽しむ琵琶湖は最高でした。
ここからは横目に琵琶湖を望み高原の中をひたすら歩く絶景道で、途中には小女郎ヶ池の寄り道、ただしこれは見どころでは無かったです。
絶景の道を権現山まで半分ほど歩くと、ホッケ山山頂に到着します。ここも素晴らしい景色ですが、ふと思いました・・・ 絶景に飽きてしまった。
権現山まで行ったら何か発見があるかと思い頑張りましたが、目新しいものがあるものでもなく、蓬莱山は追加で行くとしてもホッケ山までで十分だと思いました。
蓬莱山まで引き返してくると、登ってきた時は人がいなかったのに、観光客が増えていました。
琵琶湖バレイのテラスが営業時間になると、ロープウェイで上がってくる観光客で混雑するようです。
御池山
- 登山経路・・・鞍掛峠登山口(東) → コグルミ谷出合 → 御池山山頂 → 天狗ノ鼻 → ボタンブチ → 奥の平 → 御池山 → 鈴北岳 → 下降点鞍掛峠 → 鞍掛峠登山口(東)
- 山頂標高・・・1,247m
- 獲得標高・・・878m
- 行動距離・・・9.7km
- 行動時間・・・4:13
登山内容
土曜日の午前9時に到着すると、鞍掛峠登山口の近くトンネルの東側にある駐車場(約30台分)はいっぱいで、車を停める場所がありませんでしたが、バイクだけ停めれるスペースがちょうど木の横ににあったので助かりました。
駐車場からはコグルミ谷出会を経由して時計回りのコースで登るのが一般的なようですので、そちらから攻めました。
最初は湿った岩場に沿って登るイメージを持っていましたが、実際には水がほとんど流れておらず、足場も悪くなく、傾斜も普通で登りやすい道でした。
御池山山頂は一部だけ展望が開けている場所、ここから先が本番で山頂一帯が絶景エリアになります。
御池山山頂から『狗ノ鼻 → ボタンブチ → 奥の平』と進むと、広々とした台地が広がり、東西南北どの方向を見ても素晴らしい景色です。
御池山山頂で休憩している人が多いですが、山頂は狭いのでゆったり休憩するなら上記の台地エリアの適当な場所で休憩するのが良いでしょう。
台地エリアを楽しむと下山、もう見どころは無いのかと思いきや途中の鈴北岳からの見える景色も絶景で、そこから下っている間に所々展望良く最高でした。
最後に
登山を始めて1年、大人になってから1年続いた趣味はバイク以外では登山だけです。
最初は面白くなかったら直ぐにやめようと思っていましたが、これがめっちゃ疲れるのに楽しいです。
日帰りだと300km~400km走って2~4時間ぐらい登山して疲れる一方ですが、不思議なことに体力が無限に感じられるのです。
これからの季節はより遠くの山も行けるようになるので、3,000m級の山や東北地方へ行ってさらに楽しみたいと思っています。
新たな挑戦が待っているのでワクワクしますね。