豆知識

5年冬眠GROM売却!バイク王vsバイクワン競合査定のリアル買取価格

突然ですが、愛車のGROM(EBJ-JC61)を手放しました。

手持ちバイクは去年納車されたMT-09と、以前から保有しているGROMの2台。

しかしGROMはほとんど乗らないまま5年が経ち、とうとう売却を決意しました。

今回は体験談として

  • なぜGROMを売ることになったのか
  • 買取業者を選んだ理由
  • 査定の流れと最終的な買取価格

これからバイクを売ろうと思っている方の参考になれば嬉しいです。

なぜGROMを手放したのか

GROM(EBJ-JC61)GROM(EBJ-JC61)

もともとGROMを買った目的は「通勤用」で駅までの足として活躍するはずでした。

ところが購入後すぐにコロナ禍になり在宅勤務になり、通勤の必要がなくなりました。

最初の1年は「週末に調子を維持するために少し乗る」でしたが、しかし次第に乗らなくなり、結局5年間で稼働率はほぼゼロ。

それでも適当には放置せずに保存状態は気を付けていました。

  1. 屋根付き+バイクカバー
  2. 半年ごとのガソリン・オイル交換
  3. タイヤを回す
  4. エンジン始動

ただ、年初の引っ越しをきっかけに「これからも当分は乗らない」と確信。

保管を続けても年々価値は下がるので、売却に踏み切りました。

 買取先の候補選び

レッドバロンも検討レッドバロンも検討

最初に考えたのは、今までバイクを購入した事があるホンダドリームとレッドバロンです。

しかし調べて見ると・・・

  • 出張査定がない
  • 自賠責が切れている車両を持ち込むのは大変
  • 正規ディーラーは買取価格が安め

そこで目を向けたのが、中古バイク買取の大手で最終候補は次の2社に絞りました。

  • バイク王・・・バイク買取業界No.1
  • バイクワン・・・ネット入力だけで買取相場がわかる好印象

特にバイクワンの「査定価格シミュレーション」は有能で、入力するだけで買取価格が表示されてGROMは18万~27万円でした。

情報入力してメールや電話じゃないと価格を教えてくれないのがほとんどの中かなり好印象です。

自分でもグーバイクを確認し同じ状態のGROMが市場価格28~30万と並んでいたので、業者の利益・整備コストを逆算すると「売却価格は20万円前後が相場だろう」と予測しました。

実際の査定の流れ

申し込み

両社ともネットから依頼 → 電話で1~3時間単位の日程調整 → 当日の朝に詳細な時間が確定、という流れです。

査定員さんは約束時間に遅刻なくピッタリ到着してくれました、両者とも15~30分前には近くのコンビニには到着していて待機していたようです。

用意するもの

  • 125cc以下は標識交付証明書 ※125cc以下
  • 身分証明書 ※免許書等
  • 印鑑
  • 自賠責保険照明書
  • 納税証明書

GROMの状態

小傷は多数小傷は多数
  • 型式・・・EBJ-JC61
  • 走行距離・・・2,669km
  • カスタム状態・・・フル純正
  • 傷状態・・・大きな傷無し、小傷多数、樹脂パーツは日焼けで色あせ

査定内容

  • 写真撮影 → 本部へ送信
  • ハンドルやタイヤの動き確認
  • 写真に写りにくい傷のチェック
  • 腹下を触ってオイル漏れ確認など

査定員さんはフレンドリーで、保管環境やメンテ履歴を聞きながら他愛のない話を含め終始談笑。

査定自体は30分ほどでしたが、本社回答待ちの時間が15分ぐらいあったので最終的には買取価格がわかるまで45分ぐらいでした。

買取価格の発表

名刺に買取価格名刺に買取価格

価格提示の方法は2種類あります。

  • 競り方式・・・1回1回競い合わせて回数重ねる競売みたいな感じ
  • 一発方式・・・1回限り買取価格を示すだけ

どうせ最終価格MAXまで出るし、1回限りの一発方式の方がすぐ終わるんじゃないかと思って「一発方式」を選択して名刺の裏に書いてもらいました。

  • バイク王・・・200,000円
  • バイクワン・・・203,000円

刻まれてわずか3,000円差!予想通り20万円限界ライン。

競合があったからこそ、刻まれてこの買取価格になった印象です。

その場の空気感から、もし1社だけに査定を依頼していたら、1~2万円は下がってた感じがしました。

売却後の流れ

  1. 買取契約書を記入
  2. ナンバー取り外し
  3. 現金受け取り
  4. 本社から買取確認

気になったのが、本社からの買取確認で、電話があり取引金額や現金受け取りの確認がありました。

現場と本部で不正や間違いが無いように仕組みがしっかりしていて安心感がありました。

ただし、バイクワンの場合は廃車手続きは自分で役所に行く必要があったので、この点は人によっては面倒に感じるかもしれません。

最後に

今回の経験から言えることはただ一つ・・・必ず2社以上で競わせること!

査定員さんも競合に慣れているので空気が悪くなるとかは無いし、引け目を感じる事も無く、競合しないと損でしょう。

ちなみに査定員さんはこのように言っていました「買取競合がバイク王さんでよかったです、大手さんじゃないところだと雑になったり空気が悪くなったりすることもあるので・・・」競合させるにしても名前の知れている所を選んだ方が良いです。

私の場合、予想通りの20万円近くで売れたので納得。

大切に保管してきたGROMを、ようやく手放すことができました。