寒い季節が終わり、徐々に暖かい季節になってきました。
バイクを降りていた人も、乗り始めたのではないでしょうか
僕も2月~3月は100㎞内ぐらいの近場走ったりメンテナンスしたり用品買い漁ったりしてました。
バイクはやっぱ事故率高いしその辺意識高めておこうぜ!
ということで、バイクの事故の詳しいデータを、警視庁が公開している「 警視庁調べの二輪車の交通死亡事故統計(平成30年中)」を見ながら気を引き締めましょう。
目次
都内・全国の交通事故死者数構成率
交通事故死者数構成率
東京都内死者数 東京都内構成率 全国死者数 全国構成率 二輪車 44人 30.8% 613人 17.4% 四輪車 11人 7.7% 1197人 33.9% 自転車 25人 17.5% 453人 12.8% 歩行者 60人 42.0% 1258人 35.6% その他 3人 2.1% 11人 0.3% 合計 143人 100% 3532人 100% 交通事故死者数構成率推移
平成30年の二輪車交通事故死者数について、東京都内「30.8%」、全国平均「17.4%」と比べて高く、都内だけで見ても20%近く大きく上昇しています。
全国的に見れば二輪死者数は少ないですが、東京都内だけでみるとその死亡率の高さが目立ちます。
都内の二輪車乗車中の交通死亡事故
通行目的別
通勤時の交通死亡事故割合が通勤時合計平成30年「40.9%」、過去5年平均「46.7」で一番大きいですね。
出勤時の方が交通死亡事故率が高いのはやっぱり時間に余裕がなくて、速度出しすぎたり安全確認を怠ったりしておこるものなんでしょうね。
発生時間帯別
通行目的別のデータで見た通り、やっぱり出勤・退勤時間帯の事故率が高いですね。
過去5年平均を見る感じ、午前4時~10時までの事故率の高さが他の時間帯の1.5倍近くありますね。
発生月別
平成30年だけみると2月だけ高いけど、過去5年間を見るとそうでもないですね。
件数が少ないので過去5年統計を見た方が正確でしょう。
4月と7月~10月が高く見えますね。
4月は降りてた人が乗り始める&新しい生活始めた人が知らない道を走るからとかですかね。
7~10月は季節的にバイクに乗る人が多いからでしょうか、夏休みで免許とったりして免許取りたての人も多そう。
1月は季節的に寒いから、6月は梅雨だから、5月が低い理由が思い当たらない。
年齢層別
25~29歳と60歳以外の年齢層は比較的高め特に意外なのが40歳代ですね。
事故類型別
単独 > 右折時 > 出会い頭 > 追突
の順に多いのは30年度も5年平均も変わらない感じこの辺はやっぱ起こる事故の仕方っていうのは変わらないんですね。
損傷主部位
30年 29年 28年 27年 26年 過去5年合計 全損 2人 0人 2人 2人 1人 7人 頭部 23人 21人 20人 18人 18人 100人 顔部 0人 1人 0人 0人 1人 2人 頸部 3人 1人 3人 3人 4人 14人 胸部 13人 12人 10人 9人 12人 56人 腹部 2人 4人 3人 3人 5人 17人 背部 0人 0人 0人 1人 0人 1人 腰部 0人 2人 2人 1人 3人 8人 腕部 0人 0人 0人 0人 0人 0人 脚部 1人 0人 0人 1人 0人 2人 窒息溺死 0人 0人 0人 0人 1人 1人 総計 44人 41人 40人 38人 45人 208人
頭部と胸部だけで、7割近くの死亡原因になっています。
また事故死者のうち、40.9%が事故時にヘルメットが外れていたようですので、あごひもはしっかり締めましょう。
フルフェイスのヘルメットでもあごひも締めなかったら簡単に外れます。
おもいっきり首振るだけでも外れるってことを自宅で1回試してみればいいともいます。
胸部はしっかりとプロテクターを装着しましょう。
プロテクターの重要性に関してはこちらの記事でまとめています。
プロテクターは超絶重要!
まとめ
とりあえず
通勤時間帯は気をつけろ!
4月は事故発生数が高いぞ!
プロテクターはつけろよ!
ツーリングは楽しいですが、事故になっては元も子もなくなります。
安全運転で楽しく終われるように気をつけましょう。