Ninja400

【冴強】カワサキのバイクなら緑のオイルを使おうぜ!交換方法について

KumaX
KumaX
カワサキのバイクなら緑の液体(オイル)を入れますよね

緑の液体(オイル)といえばあれしかない

カワサキがエルフと共同開発している

カワサキ エルフ Vent Vert 「冴速」「冴強」

今回は、Ninja400(2020年式)のオイル交換方法のまとめになりなりますが、Ninja400/250(2018年式以降~)でも同じ方法でオイル交換する事が可能です。

「冴速」と「冴強」違いは?

この2種類の製品の特徴ですが、まず10W-40は粘性抵抗を減らしてエンジンレスポンスを重視した設計となっています。油膜が薄い分、オイルのコンポーネント(ベースオイルとポリマーの品質)を厳選し、高いせん断安定性能や流動性を発揮できるように設計されています。一方、10W-50は物理的に油膜を厚く設定しており、エンジンのプロテクション効果を最大限発揮するよう設計。そして、その性能が持続するよう改良しました。

Vent Vert 10W-40 “冴速”

  • ギアのタッチを軽くしたい。
  • 高回転域をよく使う。
  • ピークパワーを向上させたい。
  • 外気温が低く、水温・油温の上昇が遅い季節。

Vent Vert 10W-50 “冴強”

  • エンジンが熱的に厳しい。
  • ンジンノイズ及び、振動を低減したい。
  • シフトショックを和らげたい。
  • 外気温が高く、水温・油温の上昇が早い季節。

引用元:カワサキ純正 エルフ ヴァン・ヴェール

現在入れているオイルは「冴速」ですが

今回は、一番最後に注目しました

  • 外気温が高く、水温・油温の上昇が早い季節。

つまりこれから暑い季節になるので・・・「冴強」を選びました。

オイル交換「冴強」方法について

用意するもの

高級エンジンオイル「冴強」

ちなみに、エンジンオイルはまとめ買いしたほうが1Lあたりの値段が安くなります。

オイルを抜く穴のドレンボトルに挟み込むワッシャーになります。

オイル交換ごとに新しいものを使うことが推奨されています。

オイルはそのまま捨てることはできません、専用の処理箱が必要になってきます。

オイルフィルターを交換する場合、外すための特殊工具が必要になってきます。

オイルフィルターはオイル交換2回事に交換することが推奨されています。

オイルを入れる時、専用のジョッキがあれば便利です。

1Lサイズが扱いやすくオイル量も図りやすいです。

オイル処理箱で直接受けてもいいのですが、

オイル受けを使った方が汚れの違いとか見れたりするのでオススメです。

オイルを抜く穴のドレンボトルを外すため工具は必須ですね。

オイルの種類を交換するので、古い違うオイルが混ざってほしくないので全体的に洗浄するためにフラッシングオイルで内部洗浄しました。

手順

暖気

暖気する暖気する

1~3分アイドリングしてオイルを排出しやすくする

左ロアーカウルを外す

左ロアーカウルを外す左ロアーカウルを外す

オイルフィルター/ドレンボルトを外すのに邪魔なので左ロアーカウルを外す。

古いオイルを抜く

ドレンボルトを外すドレンボルトを外す
オイル排出時、火傷注意オイル排出時、火傷注意

ドレンボルトを外すと、勢い良くオイルが出てくるので暖気直後だと火傷する可能性があるので注意が必要です。

それと、Ninja400のドレンボルトは写真のように真下ではなく横向きについているので横方向にオイルが飛び出すので零れないようにしましょう。

フラッシングオイルで内部洗浄

フラッシングオイルを入れるフラッシングオイルを入れる
規定量の2/3以上入れる規定量の2/3以上入れる

1.6Lほどフラッシングオイルを入れてから20~30分アイドリングします。

フラッシングオイルを抜く

高温注意フラッシングオイルを抜く、高温注意!
オイルフィルターも外すオイルフィルターも外す

この時、20分もアイドリングした後なのでオイルがめちゃくちゃ高温になっているので火傷注意です。

オイルフィルターをセット

パッキンに薄くオイルを塗布パッキンに薄くオイルを塗布

オイルフィルターのパッキンのヨレ防止の為に、オイルを薄く塗布します。

オイルフィルターをセットオイルフィルターをセット

オイルフィルターの締め付けトルクは17.5Nmです。

ドレンボルトをセット

ドレンワッシャーを交換ドレンワッシャーを交換

オイル交換事にドレンワッシャーは交換推奨

ドレンボルトをセットドレンボルトをセット

ドレンボルトの締め付けトルクは30Nmです。

新しいオイルを入れる

「冴強」を投入「冴強」を投入

どうでもいいけど、このジョッキにオイルを入れている瞬間が一番好き。

冴強を入れる冴強を入れる

今回はオイルフィルターを交換したので、最終的に「2.0L」入れました。

オイル窓を確認オイル窓を確認

オイル窓で確認しつつ、アッパーまで達したら一旦アイドリングしてオイルを全体に行きわたらせます。

そしたら、油面がかなり下がるので再度オイルを入れてオイル窓の中央付近で安定するまで繰り返しましょう。

カウルを戻す

カウルを戻すカウルを戻す

最後にカウルを戻せばオイル交換終了です。

オイル交換「冴強」費用

オイル交換消耗品類価格

オイル「冴強」(4L)6,300円
ドレンワッシャ(10枚)877円
オイル処理箱(2.5L)398円
オイルフィルター1,084円
フラッシングオイル(3.0L)2,251円

※自分が購入した価格になります。
※意外と値動きするもので安い時に購入するのをお勧めします

今回のオイル「冴強」交換費用

オイル「冴強」(2.0L)3,150円
オイルフィルター1,084円
ドレンワッシャー(1枚)87円
フラッシングオイル(1.6L)1,193円
オイル処理箱(2個)796円
合計6,310円

※使用した分だけの割合で金額を算出しています。

オイルの種類を交換したという事もあって、普段はやらないフラッシングオイルで内部洗浄したり、オイルフィルターを交換したりということもあって結構な費用になりました。

普通にオイル「冴強」交換するだけなら

オイル「冴強」(1.6L)2,520円
ドレンワッシャー(1枚)87円
オイル処理箱398円
合計3,003円

大体3,000円近く安くなった!次はフラッシングオイルはもちろんオイルフィルター交換もしないのでこの費用で交換できそう!

「冴強」レビュー

今のところ冴速冴強の違いは・・・何も感じない!

もちろん、オイル交換したのでギアの入りがよくなったり抜けがなくなったりと基本的な違いはありますが、特に性能に直結しそうな違いは感じないですね。

YouTube動画

Youtubeに動画も投稿してますので、宜しければご覧ください。