目次
概要
番号 | 49 |
名称 | 小谷城 |
住所 | 〒529-0313 滋賀県長浜市湖北町伊部 |
城 | 【天守】 ・無し 【料金】 ・無料 【営業時間】 ・散策自由 |
スタンプ | 【場所】 ・小谷城戦国歴史資料館 【料金】 ・300円 【営業時間】 ・9:00~17:00 |
駐車場 | 【場所:スタンプ】 ・小谷城戦国歴史資料館前駐車場 【場所:城】 ・小谷城番所前 |
観光時間 | 1時間30分 |
周辺地図
見どころ
戦国大名浅井三代の堅城
小谷城は織田信長に滅ぼされた浅井亮政・久政・長政三代の居城であった。浅井氏滅亡後、戦功のあった豊臣(当時は羽柴)秀吉が入城したが秀吉は長浜に新城を築き、この城を廃城にした。
小谷城は麓の清水谷と大広間・本丸・京極丸などが連郭式に並ぶ曲輪群、大嶽・山崎丸などの独立した曲輪で構成されている。この巨大な山城には、建物の遺構は残っていないが、急峻な尾根を生かした大小の曲輪や石垣、土塁、堀切などが残っている。出典元:中城正尭,歴史群像編集部,株式会社学研プラス,日本100名城に行こう,52p
訪問記 2021/05/22
100名城スタンプ
小谷城が築かれた山の麓にある小谷城戦国歴史資料館の受付前に100名城スタンプが設置されています。
- 料金・・・300円
- 時間・・・9:00~17:00
展示内容として10分もあれば見て回れる内容で、小谷城と浅井氏の歴史になります。
小谷城へ
小谷城戦国歴史資料館から東へ700mの移動すると、大河放送記念オブジェクトがありその奥に車両登り口があります。
車とバイクがギリギリすれ違えるぐらいの広さの道路なので慎重に登っていきます。
2kmほど登ると車が10台ぐらい停めれそうな駐車場があります。
全体MAP
- 登城ルート目安(パンフレット参照)
- 番所跡~本丸跡・・・400m(約20分)
- 本丸跡~山王丸跡・・・400m(約30分)
- 山王丸跡~大嶽跡・・・1000m(約60分)
- 大嶽跡~清水谷~小谷城戦後歴史資料館・・・1500m(約80分)
私は番所跡から山王丸跡まで行きましたが片道大体30分往復で50分ほどでした。
道の状況
全体通して普通の山道といった感じで、自然の岩と土の上を歩いていく感じなので歩きやすい靴で行った方が良いです。
ちなみに私が行ったときは前日に雨が降ったこともありめちゃくちゃ滑りやすかったです。
名所の近くには立札があり、ある程度の距離が分かるので場所の把握はしやすかったです。
途中には複数個所展望が良いことろもあり。
琵琶湖や信長が小谷城攻めの時に陣を張った虎御前山を眼下に見えることが出来る。
史跡の状況
番所跡
各史跡事に説明が書かれた立札と復元図があるので知識ゼロで見回っても理解しやすかった。
御茶屋跡
番所跡のすぐ上にある曲輪で、主郭の最先端に位置する。
比較的広く、曲輪の真ん中に前後に分ける低い土塁が見られる。
「御茶屋」という風雅な名前には似つかない軍事施設である。
桜馬場跡
御馬屋跡の上方、大広間跡の前にある曲輪で細長く左右二段からなる。
西側の曲輪では建物の礎石が確認されている。
大広間跡
別名「千畳敷」と呼ばれ長さ約八十五m・幅約三十五mで前面に高さ約四mの石垣が積まれている大広間跡は、建物跡が検出されているほか、石組みの井戸跡や蔵跡が確認されている。
本丸跡
江戸時代中期の小谷城跡絵図に「天守 鐘丸共」と記されており、鐘丸がその機能を能わしていると考えられる。
構造については不明であるが、何層かの建物であったことが想定される。
大石垣
小谷城でもっとも壮大な石垣である。
比較的大きな石を用いた石垣で高さ約五を測り、その規模は本丸を上回る。
現在は崩壊しているが、東西に残る石垣に往時に姿を偲ぶことができる。
山王丸跡
山王丸跡は四段からなり最長部に山王権現が祭られていた小谷城の詰めの丸と考えられている。
小谷城跡絵図には山王丸から清水谷に向けて絡め手道が描かれている。
私はこの山王丸跡で足が痛くなったので引き返す事になりました。
行き30分→帰り20分ぐらいの登山になりました。
大獄城跡まで登ろうかとも思ったのですが、そこまで60分?ぐらいかかるとパンフレットに書かれていたので帰りの事も考えて諦めました。