Ninja400のライダー側ステップを交換しました。
交換しようと思った理由は2つあります。
- 見た目を変えてドレスアップ
- ステップ(バンクセンサー部分)が足に引っ掛かる時がある
交換するメインの目的は2つ目でどういう事かというと、純正ステップにはバンクセンサーがついているのですが、その部分が地面に足を置いた状態から足を上げた時に引っ掛かる時が稀にあってそれが鬱陶しかったんです。
まぁバンクセンサー部分だけ外そうと思えば外せるので、バンクセンサーだけ外しても良かったのですがどうせなら丸ごと交換して見た目も変えて楽しんでみようと思った次第です。
今回は、Ninja400(2020年式)のステップを交換したまとめになりなりますが、Ninja400/250(2018年式以降~)でも同じ方法でステップを交換する事が可能です。
目次
ステップ交換方法について
用意するもの
デイトナのPREMIUMZONEシリーズのステップになります。
ブラックのアルマイト仕上げで、高級感があり見た目も良い感じに思えたのでこのステップにしました。
ねじロック指定箇所があったので用意しました。
可動部に塗布します。
いろいろと汚れているので清掃用。
清掃用にウェス類があれば便利です。
工具は必須ですね。
手順
ステップを自分用に組み立てる
![ステップ分解](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08808.jpg)
- ステップ根元
- 緩み防止用ピン
- ドレスアップ用リング
- ステップ本体
- ボルト
ステップは既に組みあがっている状態ですが、再組立てします。
ステップの根元のリングを変更する事により見た目を少しアレンジすることができます。
- リングをつけないブラックタイプ
- 赤リングをつけるタイプ
- 緑リングをつけるタイプ
私は赤も緑も好みでは無いのでリングをつけないようにしました。
ゴールドのリングだったらつけてたんですけど、他の車種だとゴールドもあったようなので残念です。
![ねじロック低強度塗布](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/2.jpg)
最後はねじロック材(低強度)を塗布し固定します。
この状態だとトルクをかけにくいためこの段階では仮組します。
ステップを外す
![Eリングを外す](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/3.jpg)
取付ピンを抜くために、Eリングを外します。
Eリング扱ったの初めてで、なかなか外せなくてラジオペンチで無理やり掴んで外しました。
Eリングは消耗品で付属品と交換するので別に曲がっても問題ないです。
![ピンを抜く](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/4.jpg)
Eリングを外せば取付ピンを抜けるのですが、長年の汚れが溜まってて引き抜くのに結構力要りました。
![ネジザウルスでガッチリ!](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/4_1.jpg)
半分ぐらいまでラジオペンチを使っていたのですが、そこからめちゃくちゃ硬くて途中からネジザウルスを使って引き抜きました。
各パーツを清掃する
![ピンを清掃](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/5.jpg)
再利用するピンとスプリングをパーツクリーナーを吹きかけて清掃します。
![取り付け部を清掃](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/6.jpg)
同じく取り付け部も汚れているので清掃します。
ステップを取り付ける
![スプリングをはめ込む穴](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08831.jpg)
取り付け時、1つだけ注意することがあります。
取り付け部をよく見てみると、スプリングをはめ込む穴があるのでそこに合うようにスプリング端を合わせないといけません。
![スプリングの端](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08834.jpg)
しっかりスプリングを合わせないと、ステップとかみ合わず動いてしまいます。
![ピンにグリスを塗布](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/7.jpg)
ピンとステップ根元側面と取り付け部の側面にグリスを塗布します。
![ピンを差し込む](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/7_1.jpg)
ステップと取り付け部の穴を合わせてピンを差し込みます。
![Eリングを押し込む](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/8.jpg)
ピンが外れないように、Eリングをラジオペンチで押し込んで取り付けました。
![指定トルク23N·m本締め](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/9.jpg)
最後に、ステップのボルトを23N·mで本締めします。
逆側は同じ手順なので省略します。
ステップ交換後の感想
![純正ステップ](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08807.jpg)
![デイトナステップ](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08849-1.jpg)
交換後のデイトナステップの方が野暮ったい感じが無く鋭くてやっぱり良い感じに見えますね。
![交換後の引いた状態](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08891.jpg)
引いた状態で見てみるとステップ自体のパーツが小さいため目立たないので、大きく印象が変わると言ったことは無いですが想定内なので満足です。
見た目の違いはそんな感じで、交換前は乗り心地に関係するような効果は期待してなかったのですが、交換後バイクに乗ってみると純正ステップとは乗り心地が変わりました。
どう変わったかというと、交換後のデイトナステップの方が滑りにくくなりました。
![凹凸の角が滑らか](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08916.jpg)
純正ステップと表面を見比べてみると、純正ステップの表面凹凸の角が滑らかなのに対して、デイトナステップは鋭くなっているように見えます。
![凹凸の角が鋭い](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/06/DSC08912.jpg)
この表面凹凸の角が鋭くなっていることにより、靴底に引っ掛かって滑りにくくなっていると思われます。
滑りにくくなったため踏ん張りやすくなって良い面もあるかもしれませんが、実際この状態でバイクに乗っていると少し気になる点があります。
今までは、足の位置を調整したかったら足を乗せたままズラせたのですが、デイトナステップだと足を浮かせないと位置を変えにくくなったのが少し煩わしいと思いました。
まぁ少し気になる程度なのでこれから乗って行けば慣れて気にならなくなるレベルだと思われます。
最後に
ステップを交換するだけなので見た目の印象は大きく変わるものではありませんが、よく見てみると交換後の方が引き締まった感じがあってカッコいいので満足です。
交換前は乗り心地まで変わるようなカスタムだと思ってませんでしたので驚きましたが、滑りにくくなったのは面白いですね。
YouTube動画
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