季節も移り変わり冬になりました。
冬は寒いのでバイクに乗らない人もいると思いますが、私は1年中季節に変わらず週末になればバイクに乗って楽しんでます。
そんな冬にバイクを楽しむ為に欠かせないのが防寒対策ですが、防寒対策さえしっかりすれば冬の寒い中走るツーリングの方が夏のどうしようもない暑い中走るツーリングより快適だと最近は思うようになりました。
バイク乗りの防寒対策といえば電気の力を利用した電熱アイテムがメジャーで、昨年まで私は上半身は電熱ベストで下半身は電熱インナーパンツで手はグリップヒーターを使用し暖を取っていました。
今年もその装備で乗り切ろうとも思っていたのですが、さらに快適に過ごせるな過ごしたいなと思い首を暖める新しい電熱アイテム『コミネ:エレクトリックネックウォーマー』を手に入れたので今回はそれの紹介をしたいと思います。
目次
コミネ:エレクトリックネックウォーマーとは?
見た目について
正面左側に温度調整ボタン、右側に電力供給用のUSBケーブルを接続する口がついてる以外は普通のネックウォーマーと違いはありません。
大きさは『周囲約55㎝ x 高さ約23㎝』のワンサイズで被ってみると首元から口まで隠れます。
素材は表裏共にフリース素材で肌触りが良く、薄くも無くゴツくも無い中間ぐらいの厚みです。
電力供給用のUSBケーブル(Micro USB Type-B)は付属されており、長さが約100cmあるので服のどこにバッテリーを入れても届きそうです。
暖かさについて
発熱部分はネックウォーマー全体では無く、左右サイドの下部から幅10㎝x高さ15cmの部分が暖かくなります。
温度調整は三段階「強→中→弱」で設定できるようになっています。
試しに各温度設定の時に発熱部分を測定器を測ってみると以下のようになりました。
- 強・・・50度弱
- 中・・・40度弱
- 弱・・・30度弱
まず電熱の力を使わなくても外気温15度ぐらいまでなら素材の力だけで暖かいです。(※首周りの防寒は電熱ネックウォーマーのみ装着)
『弱』は電源OFF時とあまり変わらず、『中』から暖かいと感じるようになり、『強』で熱いと感じるようになります。
あまり寒くない時に『強』にしていると熱すぎて火傷しそうになるので注意が必要になるぐらいです。
『強』だと外気温5度の中走っても暖かいと感じれましたが、分厚くないため縁から隙間風が入ってきて寒さを感じる時があり首の上は寒いが下は暖かいみたいな状態になるので、ポカポカになりたかったら隙間風が入らないように分厚いボア付きのやつを2重に着る必要がありそうです。
電力消費量は10,000mAhのバッテリーで各温度設定で使ってみたところ稼働時間は以下のようになりました。
- 強・・・約3時間
- 中・・・約4時間30分
- 弱・・・約8時間30分
実際使ってみると強設定で使い続ける事はあまりなく中設定がメインで時折電源OFFにする感じなのですが、10,000mAhのバッテリーだと朝からツーリングしてると昼過ぎにはバッテリーがきれるので心もとないですね。
私の場合元々電熱ベスト用に20,000mAhのバッテリーを使っていたのでそちらに同時に繋ぐようにして、昼過ぎにバッテリーを交換してそれで一日中使えるようにしました(※元々電熱ベストは20,000mAhで丸一日使えるぐらいでした)。
最後に
防寒対策は上半身や下半身等広いエリアを暖める事も重要なのですが、だからといって首等の狭い末端エリアを疎かにしておくと熱がどんどん逃げていって寒くなってしまいます。
特に首は太い血管が通っているし、バイクに乗っている時に寒風に晒されやすい部位でもあるのでここの防寒対策をするかしないかで全然違ってきます。
YouTube動画
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