レビュー

キャンプツーリングならワンポールテントが最適!メリット・デメリットについて

今年からキャンプツーリングで使っていたテントをワンタッチテントからワンポールテントに変更しました。

今年のキャンプツーリングではワンポールテントを使い倒しメリット・デメリットが分かったので紹介したいと思います。

使用したテントはこちらのBUNDOKのソロ向けワンポールテントBDK-75になります。

なぜワンポールテント?

荷物の量を減らしたかったからです。

長年愛用したワンタッチテントですが、設営/撤収が1分もあればできる反面ポールが直接組み込まれそして自動で展開するために追加のパーツがあるので同じ人数向けのテントと比べると一回り大きくパーツ事に分ける事も出来ないものでした。

キャンプツーリングを始めた時は設営が容易な事から使っていましたが、経験を積んで慣れてきたのでもっと荷物を減らしたいと思い別のテントを検討しました。

初めに検討したのは定番のドームテントだったのですが、調べてみるとワンポールテントの方が室内が広く設営も簡単でパーツの量も少なく荷物を減らせそうでキャンプツーリングに向いていたので選びました。

ワンタッチテントの紹介はこちらになります。

キャンプツーリング!1分で設営完了?DODワンタッチテントの仕組みとりあえず、キャンプツーリングしたい! って人いますよね? でも・・・ まぁ私なんですけどね キ...

ワンポールテントのメリット

設営/撤収が簡単

角4ヵ所ペグ固定角4ヵ所ペグ固定
真ん中にポールを立てる真ん中にポールを立てる

底部の角4ヵ所をペグで固定して、中央にポールを立てるだけなのでめちゃくちゃ簡単です。

そのためコツとかは特になく誰でも設営と撤収が可能で、複雑にポールを組み合わせるテントと比べると簡単です。

状況に合わせてペグ追加状況に合わせてペグ追加

テントを立てた後はさらにペグを追加し安定性させます。

ワンポールテントは設営すると高さがあるので、風に弱い感じがしますが結構強いです。

実体験として北海道ツーリングで稚内のキャンプ場に泊まった時、一晩中歩くのに踏ん張るぐらいの強風だったのですが、しっかりペグを打っていたので崩れる事は無かったです。

テントの中で思ったのですが、ワンポールテントは中央に支柱が1本あるだけなのでそれが良い感じにしなって無駄に抵抗しないので力が逃げているのかと思いました。

インナーシートをつけるインナーシートをつける

室内には備え付けのインナーシートをつけて快適性を上げます。

インナーシートをつける理由は虫対策と、もう1つ寒さ対策です。

メッシュで穴だらけですがこんな形状でもファスナー閉めて中に入ってれば熱気が籠って少し暖かくなります。

ちなみにワンポールテントは下に隙間が出来るため、虫とか風が入ってくる心配があるかもしれませんが実際は隙間から何か影響する事は少ないと感じました。

風ですが一晩中強風の時でも室内で風を感じる事は無かったです、隙間と言っても底部なので風は入りにくいんでしょう。

虫に関してもこの隙間から入り込んできたと意識したことは無くそこまで入ってこないのかも、インナーシートは底部からの虫対策というより入り口を開けた時に虫が入るのでつけている感じですね。

あと虫対策としては、テントの中にキンチョーの虫スプレーをワンプッシュしておけばかなり効くのでおすすめです。

室内が広い

他のタイプのソロ向けテントと比べて圧倒的に室内が広いです。

普通のソロ向けテントって室内の広さは1.5人分ぐらいなんですけど、ワンポールテントだと余裕をもって2人分あります。

ワンタッチテントだと人間+荷物でギリギリワンタッチテントだと人間+荷物でギリギリ

これだとバッグは置けても荷物を展開する場所が狭すぎて使い勝手は悪かったです。

荷物を展開する場所も確保荷物を展開する場所も確保

ワンポールテントだとバッグを中に入れても、十分なスペースがあるので荷物を広々展開できかなり快適でした。

服もかけれる服もかけれる

室内の幅x奥行も広いのですが天井も高く安定しているので、中央にハンガーをつけて服をかける事も出来ます。

バイクから降りるとジャケットってゴツくて邪魔なのでどうにかしたいと思ってたのですが、室内でかけれるようになってかなり便利でした。

折り畳み式の薄いハンガーを1~2個もってるとホテル宿泊の時でもハンガーが足りない場合にも活用できて便利です。

ワンポールテントを使って思ったのですが、室内広いとやっぱり快適なのでテントの中で過ごす時間が増えますね。

以前だとテントの外にチェアとテーブルを展開して過ごす時間が多かったのですが、テント内でものびのびできるので、中でご飯食べたり寝転がって過ごす時間が増えました。

身長が178cmある自分でも天井が高いのでテントの中で着替えるのも難しくなくその辺も快適です。

荷物にならない

ワンポールテントは名前の通り、ポールが1本と最低限で残りはシート関係なので荷物の量が少ないです。

キャンプ基本5セットキャンプ基本5セット
  1. ワンポールテント(フライシート/インナーテント/ポール)
  2. グランドシート
  3. 寝袋
  4. エアマット
  5. ペグハンマー/ペグx12
25Lサイドバッグ「DBT577-BK」25Lサイドバッグ「DBT577-BK」

ワンポールテントが嵩張らないためキャンプの基本セットが25Lのサイドバッグに全部収納できます。

以前使っていたワンタッチテントだとサイドバッグには到底入らないためシートバッグに入れてましたが、雨降ってホテル泊に切り替えた時に使わないのにテントが入って重くなったシートバッグを担いで部屋まで行くのが億劫でしたが、ワンポールテントにしてからはシートバッグ自体のサイズも小さくできてその辺のストレスは無くなりました。

ワンポールテントのデメリット

メリットを数多く紹介しましたが、デメリットもあります。

ペグダウン必須

ペグが刺さる地面ペグが刺さる地面

ペグダウンが必ず必要だといろいろ不便なことがあります。

まず一つ目は一度設営すると移動することができません。

地面の傾きが微妙だと眠れませんよね、そんな時でもペグダウン無しでも自立するテントならちょっと持ち上げて調整できます。

ですがワンポールテントでは移動できないのでテントを設営する前の場所選びはより慎重になる必要があります。

2つ目はペグダウンできる地面でないとテントを設営できないことです。

キャンプ場によってはウッドデッキなどで平坦を作っている場所もありますが、そういった環境だと使用できないです。

中央のポールが邪魔

中央のポール中央のポール

室内で一番目立つ真ん中にポールが立つため邪魔と感じる。

慣れればそこまで気にならないんですけど、奥のマットを敷いている就寝エリアと荷物を展開する荷物エリアのど真ん中になので邪魔は邪魔なんですよね。

でもこのど真ん中にポールがあるおかげで天井は高いし、重いジャケットをかけてもテントが弛まないのでメリットでもありデメリットでもあるんです。

最後に

キャンプをする為に必要なものを多いですが、その中でもやっぱりテントは大事ですよね。

設営が楽々なワンタッチテントや定番のドームテントも良いですが、ワンポールテントは特にキャンプツーリングで使うのなら荷物が少なくなり室内も広いので他のタイプよりメリットを多く感じました。