北海道

関西方面から北海道へ行く人!新日本海フェリーの個室と相部屋を両方利用したので徹底比較

北海道ツーリングに先月(2019/6/14~28)行った時に

新日本海フェリーに乗船しました。

  • 行き「舞鶴→小樽」・・・個室
  • 帰り「苫小牧→敦賀」・・・相部屋

関西方面から北海道ツーリングで利用する人が多い

新日本海フェリーの紹介をしていきたいと思います。

新日本海フェリーの気になる所

料金

誰でも気になるお金の話

新日本海フェリーの料金は期間によって三種類に分かれていてザックリとこんな感じ

期間料金
超繁忙期お盆やGW始めと終わり超高い(閑散期より1万以上
繁忙期夏休み中やGW中日高い(閑散期より3000円以上
閑散期上記以外安い

僕は6月に利用したので閑散期で

行き「舞鶴→小樽」は個室

部屋:19430円+バイク:9670円=29100円

帰り「苫小牧→敦賀」は相部屋

部屋:9970円+バイク:9670円=19640円

部屋やバイク排気量によりますが

これが繁忙期なら3000円以上高くなり、超繁忙期なら10000円以上高くなります。

個人的に関西から北海道に行く場合フェリー一択かなって思います。

お金だけ見ても、バイク自走の場合「高速+ガソリン+津軽海峡間フェリー」で総額的には上回るか同じぐらいになってしまうしバイクに乗ってる分疲れるので自走は厳しいですね。

超繁忙期の時に金額が高くて手が出ないか、チケット争奪戦に負けたらバイクで自走するかもしれませんが。

乗船時間

行き「舞鶴→小樽」

23:50発→翌日20:45着21時間

帰り「苫小牧→敦賀」

23:30発→翌日20:30着20時間

関西⇔北海道間の両方の航路が20時間以上で行き帰りでちょっと違いますがどちらも夜中に到着なんですよね。

これが新潟→小樽間とかなら翌朝4:30着の航路があって使いやすかったりするんですけど

この辺が新日本海フェリーの関西⇔北海道航路の唯一の使いにく所ですね。

関西住みとしては帰りは良くても行きは困ります。

電波状況

フェリー内はWifiサービスも無いため電波状況が気になると思います。

Softbankの電波状況になりますが。

舞鶴⇔小樽

  • 出発時・・・舞鶴近くはすぐに陸沿いから離れるため出発後30分ほどで圏外になります。
  • 到着時・・・奥尻島近くあたり大体到着2時間前~3時間前ぐらいの割と早めに途切れ途切れですが繋がるようになって、1時間前には完璧に繋がるようになりました。

苫小牧⇔敦賀

  • 出発時・・・津軽海峡を通ったり結構長い間陸沿いを通るため3時間~4時間ぐらいは電波が通じる状態でした。
  • 到着時・・・能登半島が接近する到着2時間前~3時間前ぐらいで電波が通じる状態でした。

苫小牧⇔敦賀航路の方が、陸沿いを長い間通るため舞鶴⇔小樽航路より電波が通じる時間が長かったです。

新日本海フェリー乗船レポート乗り心地

行き「舞鶴→小樽」

  • 船名:はまなす
  • 部屋:【個室】ステートルームB
  • 料金:29100円

関西から北海道へ行く時は相部屋では疲れると思ったので個室を利用しました。

閑散期の場合、貸し切り料金が要らないので1人で行く人でも個室利用で料金負担が余計にかからないです。

個室入り口付近から個室入り口付近から
ベッドのクッションチェック

反発結構強めで柔らかいベッドではありません。

寝心地はあんまり・・・船の振動が・・・たまに伝わってきます。

部屋の中から入口方面振り返る

洗面所、テレビ、ロッカー、デスクなどがあります。

洗面所まわり

洗面所まわりは一通り備品があります、タオル、石鹸、歯ブラシなど

湯沸し器

茶器セットも完備で湯沸かしもできる。

テレビ

陸に近ければ地上波も見れますが、基本的にずっと航路の画面にしてました。

温度調整

クーラー調整できるのがうれしい、相部屋だと温度調整できないのでめちゃくちゃ暑かったりする。

個室からの景色

個室は窓がある部屋か、窓がない部屋か選べてどっちを選んでも料金が変わりません。

新日本海フェリーの航行中は基本的にデッキには出れないので外側からの視線は気にする必要がないので窓がある部屋をおすすめします。

窓がある部屋のほうが、電波通じやすいかもしれませんね。

個室だとビジネスホテルを同じくらいの設備でトイレ/風呂無しって感じですね。

相部屋と違って他人を気にしなくていいし、鍵付きなんで荷物もいちいち気にしなくていいのでストレス少ないです。

帰り「苫小牧→敦賀」

  • 船名:すずらん
  • 部屋:【相部屋】ツーリストA
  • 料金:19640円

帰りは疲れてもいいので、相部屋を利用しました。

相部屋は個室と比べて約10000円安いので料金が安くて助かります。

相部屋通路

相部屋は8人ぐらいごとにわかれた部屋になっていています。

相部屋ベッド

カーテンで仕切れるようになっている。

荷物棚があって、備品はシーツと布団があるぐらいでほかには何もありません。

相部屋のベッドは固い

相部屋のベッドはかなり固めで、船の振動が伝わってきて安眠できないので

僕はキャンプで使っているマットを持ち込んで使いましたこれで安眠できました。

個室は最低限寝るだけって感じですね。

個人的に閑散期の個室は8人部屋ですが2人~3人ぐらいしか埋まらなくて静かでストレスが少なく別に悪くないかなって思いました。

一度GWに関西⇔九州をフェリー相部屋で利用したときは、満員で子供の声とか他人のいびきがめちゃくちゃうるさくて嫌な思いしたんで嫌厭してたんですけど、閑散期なら相部屋も悪くないですね。

安いし!

船内設備

船内設備はほとんど同じなので

「苫小牧⇔敦賀」のほうが船が新しくよかったためそちらメインで紹介します。

疲れを癒すお風呂中は撮影禁止です

お風呂の大きさは変わらないんですが

「苫小牧⇔敦賀」だけ露天風呂がついてきます。

海風にあたりながら海を見ながら入る風呂は最高でした。

スポーツルーム

「苫小牧⇔敦賀」にしかないスポーツルームです。

「苫小牧⇔敦賀」ミニシアター
「舞鶴⇔小樽」ミニシアター?

航行中に2回映画が見れるんですが。

圧倒的ミニシアター格差「舞鶴⇔小樽」は椅子を並べただけという・・・

レストラン

レストランはどちらも大して変わりはありませんでした。

後部デッキ

フェリー内で唯一外に出れる場所で後部デッキです。

新日本海フェリーまとめ

関西方面から北海道へ行くなら金銭的にも時間的にも

総合的に判断してフェリー一択だと思います。

どうせのるなら「苫小牧⇔敦賀」航路のほうが

航行時間が短く、船が新しく設備がいいのでそちらをおすすめします。

選ぶ部屋ですが閑散期なら相部屋もありですが、繁忙期で2人以上なら個室利用にしたほうがいいと思います。

あっ北海道に到着した時は夜中なので宿の用意は忘れずに!