サービスマニュアルとは何なのか?
バイクメーカーが発行している車種専用マニュアル本になります。
ざっくりいうと点検手順や整備方法等がまとめられているものになります。
そんなものはバイクの購入時に付属している説明書でいいんじゃないかと思われるかもしれませんが
メンテナンス/カスタムする際に必要な情報や、分解組み立てする時の手順や注意事項に至るまで普通の説明書とは内容の広さ深さのレベルが違いすぎて比べ物になりません。
その分物理的な大きさとお値段共にビッグですけど。
今回は、Ninja400のカスタム/メンテナンスをもっと自分自身の手で行いたいと思いサービスマニュアルを購入したので、
サービスマニュアルには何が書いているのかの紹介をしていきます。
目次
パーツリスト
サービスマニュアルとは別にパーツリストというものがあります。
バイクを構成する全パーツ情報が載っている純正部品リストです。
ヤマハ・カワサキ・ホンダのパーツリストは無料でWEB上で見ることが可能ですが、スズキは公開していないので見ることができません。
サービスマニュアルの外観
サービスマニュアルはもちろん中身が重要なのですが、この大きさを知っておいてもらいたいです。
単純にめっちゃくちゃ大きい
- 高さ・・・約30cm
- 幅・・・約20cm
- 厚み・・・約2.5cm
サービスマニュアルの内容紹介
目次早見表
まず1ページ目を見てみると、各項目に分けられた目次が並べられています。
- 概要
- 定期点検整備
- 燃料系統(DFI)
- 冷却系統
- エンジントップ
- クラッチ
- エンジン潤滑機構
- エンジンの取り出し/取り付け
- クランクシャフト/トランスミッション
- ホイール/タイヤ
- 駆動装置
- ブレーキ
- サスペンション
- ステアリング
- 車体
- 電気系統
- 付録
概要
概要には、各種作業を始める前の準備の仕方など基本的なことが記載されています。
定期点検整備
定期点検整備には、点検手順について詳細に記載されています。
ここだけで6mmぐらいの厚みがあるのでかなりの内容です。
各作業詳細
これはNinja400のブレーキ分解図ですが
このように、組んでいる順番がわかるようになっており、
合わせて番号(1~)や記号(B,L…)がつけられていますが、これらは締め付けトルク、グリス種類、ネジロック剤の有無、交換部品などが分かるようになっています。
このような各パーツに合わせた細かい説明ページも用意されています。
最後に
サービスマニュアルがどういったものか理解していただけたでしょうか。
サービスマニュアルにはパーツの調整や交換、分解などする際に必要な情報が全て詰まってると思います。
サービスマニュアルなんて無くても日常的な点検(オイル交換/チェーン調整など)は出来ますがっ!
でも僕は、Ninja400では足回りとかも触ってみたいと思ったので、
命に関わる部分を深く触って行くには必須だと思いサービスマニュアルを購入してみました。
個人的な事情ですが、ブログやモトブログでカスタム/メンテナンスを紹介している身としては間違った情報を伝えないようにするためにもサービスマニュアルは必須でした。
一つ問題点というか気になることとして、サービスマニュアルって結構高いんですよね・・・大体1万円前後するようです。
まぁいつか不要になったらネットで売ればいいと思います。