バイクのメンテナンスする時に必要になるメンテナンススタンドですが色々なタイプがありますよね。
私が今まで使ってきたのはこちらのよく見るタイプのレーシングタイプのメンテナンススタンドでした
昔はこういったタイヤを乗せて回すローラータイプのメンテナンススタンドも使った事もありますが、こちらはタイヤを回すのに少し力が必要でちょっと使い勝手が悪かったですね。
最近これらとは違う、デイトナから発売されているサイドスタンドと併用してタイヤを持ち上げるイージーリフトアップスタンドという簡易型のメンテナンススタンドを使っているので紹介したいと思います。
目次
デイトナ製イージーリフトアップスタンドとは?
見た目/仕組み
![最短:約25cm](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05811.jpg)
![最長:約37cm](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05828.jpg)
『最短:約25cm~最長:37cm』の幅を無段階で調整できるようになっています。
![ボルトが回り伸縮](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05814.jpg)
![工具を指す穴](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05821.jpg)
スタンド本体を回すと上下の支えになっている部分のボルトが伸縮する仕組みになっています。
中央部には回しやすいように適当な工具(ドライバーや六角レンチ等)を入れる穴があります。
![赤枠:アジャスタボルト 青枠:ボールジョイント](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05816-1.jpg)
足側を見て見ると、緩まないようにアジャスタボルトといろんな場所で使いやすいようにジョイント部分の角度が調整されるようになっています。
実際使ってみた
![スイングアーム下にセット](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05874.jpg)
位置を決めたらちょうどいいぐらいの高さまで伸ばします。
![工具を指して回す](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05876.jpg)
タイヤが浮き始めたら重たくなるので工具を指して回します。
![ある程度浮いた状態](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05885.jpg)
作業できるだけタイヤが浮いたらアジャスタボルトを締めます。
![手でも回せる](https://trip-rider.net/wp-content/uploads/2021/01/DSC05886.jpg)
手でも回せるんじゃないかと思ったところ・・・Ninja400が軽いためか片手でも頑張れば回せました。
使った感想
タイヤを持ち上げた時は直立ではなく少し傾いてるし不安定な感じがして作業しにくいかなと思ったのですが、実際チェーン清掃や調整で使ってみましたがあんまり関係無かったですね。
ただしレーシングスタンドよりは不安定なので作業してみて不安に感じるのならブレーキロックを併用した方が良いと思いました。(デイトナからはブレーキロックを使う事が推奨されています)
最後に
レーシングスタンドを今まで使っていましたが、作業場まで持ち運ぶのが面倒だったんですよね。
それと比べて簡易型スタンドは持ち運ぶのが苦じゃないし普段のメンテナンス程度ならこちらを使うようになりました。
私のような家でメンテナンスできる人間でも便利で使いやすいですけど、長距離ツーリング時や洗車場とか出先で使いたい時や駐車場が離れている場合は簡易型スタンド一択ですね。