ツーリングを少しでも楽にしたい!
以前紹介した『クシタニ:アドーネシューズ』ですが別売りで何かしら効果発揮しそうな『多重構造インナーソール/K-4370』があったので交換してみました。
アドーネシューズに履き替えてから何回もツーリングに行きいろんなところ歩いて、特に不満があったわけでは無かったのですが、インナーソールを交換する事で何かしら良くなったり新しい気づきあるかと思い交換してみました。
ということで今回は別売り『多重構造インナーソール/K-4370』を実際に使ったまとめになります。
目次
多重構造なインナーソールとは?
ノーマルインナソールが(恐らく)ポリエステル1枚だけで作られているのに対して、5層からなる多重構造で作られています。
上から見ていくと以下のような作りです。
- 1層目
- 吸汗速乾素材
- 2層目
- ソフトEVA層
- 3層目
- ハードEVA層
- 4層目
- TPU層(POWER CONTROL)
- 5層目
- ハニカム層(HONEYCOMB)
表面は吸汗速乾素材で、ノーマルインナーソールと同じようですが、よく見ると厚みは半分程になっています。
2層目と3層目はソフトとハードなEVA素材で、2層目のソフトEVA素材は1層目同じく指先までありクッション性を高めているようです。
3層目のハードEVA素材は触ってみると硬く、こちらもクッション性を高める役割がある他、サイドまでハードEVA素材でおおわれているのでサイドの適正形状の保持にも効果がある模様。
4層目のTPU素材は、土踏まず前方から踵まで覆うようになっており足裏の適正形状を保持するためにあるようで、触ってみるとそこそこ固いです。
ちなみにTPU素材といえば正式名称は「熱可塑性ポリウレタン」でバイク用のプロテクターでも使われているプラスチック素材の一種でもありますね。
5層目のハニカム素材は踵部分だけにあり、停車時等で地面との衝撃を緩和する効果があるようです。
総合するとクッション性を高め、足のアーチが維持されるようにする効果があるようです。
ノーマルインナーソールと比べてみるとよくわかるのですが、サイドが三/四層目でしっかり作られていてかなり高さが違います。
あと一番特徴的なのが、土踏まずの部分で足のアーチをサポートするように膨らんでいます。
触ってみると他の部分より少し柔らかく、実際履いてみるとそこに重心がかかってるのが分かり土踏まずをサポートしてくれる分、足裏全体が安定感が増しているような感じがします。
下準備が必要
インナーソールは3サイズ『S(23.0~24.5cm)、M(25.0~26.5cm)、L(27.0~28.0)』ありまして、靴のサイズに合わせて自分でカットする必要があります。
カットするのは足先の柔らかい素材だけです。
普通のハサミでカット出来るので心配する必要は無いと思います。
実際履いた感想
まず履いてみると一番最初に感じるのは、土踏まずを押される感覚で足裏全体で支えられている安定感を感じます。
効果としては足裏全体が接地している感覚になるので、コーナーリング時などステップを踏み込んだ時によりグッと押し込みやすくなって少し倒しこみが楽になったように感じます。
でも私のような走りこまない人間からしたらあまり意味のある効果では無いかも。
長距離ツーリング時の疲労軽減効果があるかと期待していましたが、その辺はノーマルインナーソールを使っていた時と残念ながら大きな変化は感じません。
停車時の衝撃って地味に大きいから、1日中乗ってたら5層目のハニカム構造の衝撃吸収効果を感じるかもと思ったのですが実感するほどでは無いですね。
バイクから降りて歩ている時はどうかというと、足のアーチを全体的をサポートするのでノーマルインナーソール使用時より歩きやすくなった気もします。
総評すると、確かに多重構造インナーソールはノーマルインナーソールとは、見た目&履き心地共に全然違うのですが、だからと言って何かしら大きい変化を感じものでは無いというのが正直なところです。
最後に
見た目の違いから何かしら効果を期待しましたが、私レベルではバイクに乗ってる時は特に効果を感じれず残念でした。
でもバイクを降りた後、観光地で歩き回る時には楽に歩けるようになった気もするので少しは意味がありましたかね。
YouTube動画
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