以前紹介した『コミネ:エレクトリックインナーパンツ』をずっと愛用してたのですが壊れてしまいました。
壊れたパターンが2種類あるので、何故壊れたのかどうやって直したのかをまとめました。
目次
接続端子がサビついた
1年ぶりに使っていると電源が何もしてないのに切れることがありました。
キャップを外して接続端子部分を見てみるとがっつりサビついており接触不良になったものだと思います。
サビついた原因
全く使わない暖かい季節はシート下に収めてたんですけど、基本的にリアシートのタンデムベルトの所に挟んで置いてました。
キャップがついてるので浸水する事は無いと思ってましたが、サビついた今改めて見てみると隙間から普通に浸水する構造でした。
洗車する時もこの状態で水をかけてたし、自宅では屋根のある場所で保管していますがツーリング先のホテル等では屋根の無い場所に停める事もあり何回か雨にも降られたのでサビてしまうのは当然ですね。
サビついた原因への対応策
複数台バイクを所有している人や私のような故障してしまった人向けに、接続ハーネスだけで販売されているので新品を購入し交換したところ元通り使えるようになりました。
接続ハーネスが断線して壊れた
バイクから降りる時にバイクとズボンのハーネスが繋がってること忘れて外さずに降りてしまって引っ掛かってしまうことが何回もあり、同じことを何十回と繰り返してると断線してしまいました。
降りるときは別の事に意識が向いてるので外すことを忘れてしまうんですよね。
そんな事を学習せずに何回も繰り返してたある日、電熱パンツの電源が入らなくなり見てみると根元の配線が断熱していました。
どうやって直したのか?
最初は電熱パンツ買いなおす事も考えたのですが、考えてみると見えてる所を繋ぎなおせばいいだけなので何とかなると思いました。
電熱パンツを購入した時の付属品で、電熱パンツと電熱ジャケットを併用して使う時に使用する『分岐ハーネス』が入ってたので、それを繋ぎ合わせ直しました。
必要な物
ハーネスを繋げる為にギボシ端子を使いました。
ギボシ加工用に電工ペンチが必要になります。
直し方
配線を切断
使い物にならないので、断線してる部分から先を切断します。
配線を剥く
ギボシ加工するために、電工ペンチで配線を剥いていきます。
ギボシ端子取り付け
剥いた配線にギボシ(メス)を取り付けます。
これで電熱パンツ側の配線加工は完了です。
分岐ハーネスの配線を切断
適当にどちらでもいいので配線を切断します。
電熱パンツと接続した時の長さを考えると真ん中ぐらいで切断した方がいいです。
分岐ハーネスの配線をギボシ加工
電熱パンツがギボシ(メス)なのでギボシ(オス)を取り付け分岐ハーネス側の加工完了です。
ギボシ接続
配線はプラス/マイナスあるので接続が逆だと動作しません。
見た目ではわからないので、実際にバイクと一旦接続して動作するパターンを確認しましょう。
バイクと接続して動作確認が出来たら、ギボシ端子をしっかり押し込んで完了です。
最後に
私みたいに断線したりサビついたり同じような不具合発生する人は少ないですかね?私の使い方が悪かったのが原因ですし・・・。
コミネの電熱パンツ自体はこれら以外の問題は起きて無いので耐久性は十分だと思うし、壊れても補修部品があったり付属部品を使いまわせば直るので良い商品だと思います。