シフトペダルから靴を保護するデイトナのシフトパッドを使ったので紹介します。
目次
何故シフトパッドが必要なのか
バイク専用の靴ではなく、普通の靴でバイクに乗ると、シフトペダルを押し上げる際につま先から甲の部分が擦れ、靴にダメージが残る可能性があります。
私は通常バイクに乗る時はバイク専用靴である「クシタニ:アドーネシューズ」を履いていますが、登山に行く際には登山靴をそのまま履いていくことで荷物を多く持っていけると考えました(登山靴をシートバッグに入れると収納スペースの半分ほどを使用してしまいます)。
登山靴そのままでバイクに乗ると靴にダメージが残るので何か対策を探したところ靴を保護するデイトナのシフトパッドを見つけました。
デイトナのシフトパッドとは
サイズ感について
LサイズとSサイズの2種類があります。
私は大きめの登山靴「キャラバン:トレッキングシューズ/C1_02S/29.0cm3E」を使用するため、Lサイズを選びました。
シフトパッドの底部はゴムであり、Lサイズの場合、適用サイズは28㎝~35㎝となります。
私の上記登山靴だとゴムが限界まで伸びきった状態でギリギリでした、これ以上大きい靴だと無理だと思います。
試しに私が普段履いている27.5㎝のスニーカーに装着してみると、ゴムはほぼ伸びずにぴったりとフィットしました。
落下防止用に靴ひもにストラップを通す仕組みがありますが、私の場合はめるだけでしっかりと固定されているため重要性はほぼ感じませんでした。
走行時レビュー
シフトパッドを装着して1,000km走りました。
シフトチェンジ時に期待通り、シフトパッドが靴をしっかりと保護してくれます。
シフトパッドが靴の前面99%をカバーしているため、特に意識する必要なく保護効果が発揮されます。
シフトパッドを使用すると、ギアを上げる際にシフトペダルが靴に食い込んで不快感がなくなりました。
ギアを下げる際も違和感なく滑るとかももちろんありません。
ただ、1つ注意が必要なことがありました。靴の底部にはすり切れ防止パッドがついているのですが、端が剥がれました。
おそらく原因は停車時に、バイクが完全に停まる前に足を降ろして道路で擦ってしまったことだと思うので、シフトパッドを装着してる時はしっかり停車行動する必要があると思いました。
なお縫い合わせて修理済みです。
歩行時レビュー
登山中はドロドロに汚れるためシフトパッドは外しており、長距離歩行は行っていませんが、寄り道した場所ではある程度歩きました。
シフトパッド底部は薄いため、装着したままでもほとんど何も感じることなく、違和感はありませんでした。
おまけ:バイクで紐靴は怖い
紐靴がほどけてスプロケットやチェーンに絡まれると事故につながる可能性があり怖いです。
対策として荷締めのゴムベルトで結び目を固定するようにした所、緩む事無く安全に乗れたのでオススメです。
最後に
シフトパッドを使えば、さまざまな靴を使用しても靴のダメージを気にせずにバイクに乗ることができそうです。
ただしなぜバイク専用靴を履く必要があるのかを再び考えると、通常の靴を使用すると靴にダメージが生じるだけでなく、もう1つ大きいのがバイク専用靴だと事故時に保護性能が高く怪我をしにくいからです。
それを考えるとシフトパッドが活躍するのは限定的で、遠くに行くツーリング時ではなくバイク専用靴を履きにくい日常のちょい乗りの場合に活躍するかもしれません。
私がシフトパッドを使用するのは、ソールが硬めのミドルカットの登山靴で、スニーカーなどと比べてまだ安全な感じはありますが、バイク専用靴と比べると見劣りするので、事故が起きた場合を考えると、シフトパッドを使用し続けるかどうか迷います。