次のバイクを検討した結果、カワサキのNinja400が欲しくなりました
ホンダからカワサキへの乗り換えです!
新車のNinja400が欲しいので、カワサキプラザ(ホンダのホンダドリームと同じような専門店舗)でしか手に入らないと思い。
※ホンダは251cc以上の新車バイクはホンダドリームでしか購入出来ない。
カワサキも400ccのNinja400の新車購入するなら
って思ったんですけど、カワサキのバイクは今のところ専門店舗じゃなくても手に入る模様。
では、カワサキプラザの役割って何なのかいろいろ調べたので今回はそのまとめになります。
目次
カワサキプラザとは?
国内二輪市場は1982年ピーク時320万台から現在は40万台へと全盛期の約8分の1程度まで市場が縮小している(めっちゃ減ってるんですね)。
現在カワサキは得意とする中/大排気量モデルの販売力強化しブランドイメージを強くすることによる販売戦略1つで、2017年~2019年にかけて国内販売網を国内販売モデル全て取り扱うカワサキ直営と一定基準を満たす協力店「カワサキ専門店(カワサキプラザ)」と排気量400ccまでのモデルを取り扱う「カワサキ正規取扱店(町のバイク屋さんやレッドバロン等)」の2系統の国内販売網の再整備を行っています。
2016年までは、カワサキの販売網は、カワサキモータースジャパン(川崎重工の子会社)直営のカワサキ専門店(6店舗のみ)と、他社のバイクも取り扱う協力店であるカワサキ正規取扱店(町のバイク屋さんやレッドバロン等)の2つの正規購入ルートが用意されていました。
そのような中、販売力を強化するためにカワサキはカワサキプラザを120店舗まで展開を目指しており、カワサキプラザ販売網再整備後は401cc以上の新車大型バイクはカワサキプラザでしか購入できなくなります。
カワサキプラザは国内販売の全てのモデル新車販売以外にも下記のようなサービスが行われています。
- 認定工場による整備
- 専任コンシェルジュによるサポート
- アパレルコーナーの設置
- オリジナルブレンドコーヒーの提供
- 試乗やツーリングなどイベントの企画・運営
これらのサービスを合わせて提供することによりカワサキプラザはカワサキ専門店としてブランドイメージを作り、生涯にわたってカワサキブランドを利用する客を獲得していく戦略のようです。
上記サービス以外にも、カワサキプラザでバイクを購入する時に合わせて利用できるサービスもあります。
カワサキプラザ ロードサービス
カワサキプラザで新車バイクを購入すると、距離無制限のロードサービスが1年間無料で付帯される。(有償プランで継続可能)
距離無制限のロードサービスをZuttoRide等で別途契約する場合9900円かかるのでカワサキプラザで安く契約できるのはいいですね。
新車保証制度
カワサキプラザで新車バイクを購入すると、2年間のメーカー保証に加えて無料で1年間のカワサキプラザ保証が付帯され合計3年間の保証になります。(有償保証追加で最長5年)
追記)2020年4月1日以降は401cc以上の新車はカワサキプラザのみ取り扱い!?
2017年から始まったカワサキのバイク販売網整理ですが、目標だった販売店数を達成してないようですが新車販売チャンネルが排気量別に以下のように変更されるようです。
- 401cc以上・・・カワサキプラザのみ取り扱い
- 400cc以下・・・カワサキ正規取扱店にて取り扱い
注意点として、すでに新車販売チャンネルの変更は行われていますが、3月末までは移行期間として従来通りの販売を行うようです。
中古車両については、全てのカワサキ正規取扱店で販売し、
カワサキプラザを除くカワサキ正規取扱店では401cc以上店舗内在庫に限り販売し従来通り保証やメンテナンスは行われるようです。
2017年に販売網整理を始めた時から2020年には401cc以上はカワサキプラザのみしか取り扱え無くなる旨は周知の事実でしたが、思ったように販売店が増えて無いようだったので移行しないのかなって思ってたんですがするんですね。
今は401cc以上のみに限定していますが、この方向性でうまく利益が出せるようになるならば、ホンダドリームのように251cc以上にラインが引き下げられるかもしれませんね。
ヤマハもいずれはYSPでのみでしか新車バイクは購入できなくなるかもしれません。
スズキは鈴木修社長自身がカワサキやホンダのように新車販売制限しない旨を否定されているので今のところは大丈夫そうです。
カワサキプラザで販売制限するなら店舗をもっと増やしてもらいところですよね、ホンダドリームは3倍近い145店舗(※2020年1月時点)展開されてますし、目標は200店舗らしいです。
カワサキプラザ店舗網
地域 | 店舗数 |
北海道 | 2 |
東北 | 2 |
関東 | 23 |
中部 | 8 |
近畿 | 8 |
中国 | 2 |
四国 | 1 |
九州・沖縄 | 7 |
合計店舗数 | 53 |
※カワサキプラザ店舗情報を参照しています。
※8/25日時点で未開店のオープン情報がある店舗含む店舗情報です。
地域別に並べてみると、人口が少ない四国/東北/中国(日本海側)等は店舗ほぼないですね。
圧倒的関東の23店舗、東京を中心として23店舗はやっぱ凄い約4000万の人間が住んでるだけあります。
関東の半分の約2000万の人間が住んでる、我が関西は8店舗しかなく、奈良と僕の地元の和歌山なんて0店舗なんでカワサキプラザ販売網整備後で大型の新車バイク購入したかったら大阪まで足を運ばないといけない。
北海道とか2店舗だけで札幌にしかないんですね、ホンダドリームだと旭川とかにもあるので旭川にもカワサキプラザあるかなって思ったんですけど意外でした。
でも人間の数を比べたら、札幌は約200万、旭川は約30万と人間の数が全然違ったので納得。
九州南部の鹿児島/宮崎県の地域で1店舗も無いんですね、2県合わせたら人口200万超えるし1店舗ぐらいあっても良さそうだと思いました。
今のところ、全国的に地域別で人口200万前後ぐらいで1店舗ぐらいの割合で店舗網が整備されてそうな印象を受けました。
2017年~からカワサキプラザ店舗網整備を進めて、2020年には120店舗ほどカワサキプラザ店舗網を整備する目標のようですけど、53店舗(2019/08/25時点、オープン情報がある未開店舗含む)と店舗網整備うまくいってないんですかね。
和歌山からアクセスしやすくなるので、大阪南エリアをカバーするように、カワサキプラザ堺店がオープン(2019/08/29)するのは大変うれしいことなんですが、大阪南エリアカバーされちゃったら、和歌山でカワサキプラザが出来る可能性がさらに低くなりそうかな・・・でも、現状の店舗数が53/120店舗と目標の半分以下なんで和歌山の地にもカワサキプラザが出来る可能性もあるかも。
まとめ
カワサキプラザ販売網整備後はカワサキの401cc以上の大型バイクはカワサキプラザでしか購入できなくる。
しかし、2017~2019年で120店舗展開を目指してたけど、2019/08/25時点(同年10月頃までのオープン含む)で53店舗までしかカワサキプラザ店舗展開は進んでいない様子である。
全国カワサキ系取扱店約700店舗を取り込んでいく戦略だったようですが、うまくいっていないようですね。(カワサキプラザ店舗見る感じ外観/内装だけ見てもかなり力入れて統一されてるんで資金面とかかなり厳しんですかね)
最初はホンダドリームみたいなサービスの均一化と連携を目指して販売網を作りたいのかと思ったんですけど、販売網強化に合わせてブランドイメージ(アパレルとかオリジナルコーヒー提供等)を強くすることにより、ハーレーみたいに強烈なファンを作っていきたいような感じがしましたね。
一番の違いは大型バイクはカワサキプラザでしか購入出来なくなるですが、それを除いた現状でもロードサービスや保証制度が整っているのおすすめですね。