バイクって積載能力が皆無ですよね。
バイクで積載増やそうと思ったら、バイクにバッグを装着することになるのですが。
バッグの種類が多かったり、意外と装着箇所も多かったりで
何を選んだらいいか迷っている人もいると思います。
そんな人に向けて、短距離ツーリングから長距離ツーリング(連泊、キャンプ)まで
楽しむ僕がバイクの積載の考え方と、用途別の積載バッグの紹介をしたいと思います。
目次
バイク積載の基本
荷物は濡れる前提で防水対策をする
パニアの完全防水ケースではない、防水カバーをかけるタイプのバッグは防水カバーをしっかり被せてもじわじわ濡れていきます。
特にサイドバッグはリアタイヤの跳ね上げた水が染みてくるのでそれなりに濡れてしまいます。
なので、特にサイドバッグに入れる荷物は、最初から濡れる前提で電子機器はジップロックに入れたり
衣類などは防水バッグ(スタッフバッグ等)に入れるようにしましょう。
利便性重視の積載をしよう
タンクバッグは日中使う道具、カメラやバッテリーや財布など
サイドバッグはキャンプ場で使う道具とか、調理器具やメンテナンス用品
ちなみに横開きのサイドバッグを使う場合、よく使う道具は右側に入れたほうが取り出しやすいです。(※バイク停車時は右側サイドが上向きになるため、左側サイドの横開きは下向きになってこぼれやすく取り出しにくい)
シートバッグは大きい道具やその他みたいなザックリ分けて用途別に収納すれば荷物展開時楽になります。
重量配分に気をつける
荷物を高く積みすぎると傾けた時の振れ幅が大きくなり
同じ重さの荷物でも無駄に重量がかかってくるので転倒しやすくなります。
左右のバランスも気をつけないと真っ直ぐ走っているつもりが無意識のうちによれていって危ないです。
なので以下のことを意識して積載しましょう。
- あまり高く積まない
- 重い荷物はできるだけ下にする
- 左右均等の重さにする
落下に気をつける
ツーリングネットやカナビラ等で追加でアレンジを加えて積載を増やす場合はしっかり固定できてるか確認しましょう。
もし走行時に荷物が垂れて巻き込んだりしたら大変ですよね。
僕はシートバッグに追加でポーチを装着してるのですが1箇所外れても問題ないように2箇所以上で固定してカナビラを2重でつけたりしています。
バイク積載バッグ紹介
シートバッグ
タンデムシートの上に乗せるタイプのバッグですね、バイク積載増やす場合一番最初に思い浮かぶ場所ではないでしょうか。
バイクバッグの中でもシートバッグは一番選択肢も多く小さいものから大きいものまで用途に合わせて必要なサイズを選ぶことができます。
ただ、乗車中は荷物を取り出すのが難しいため、財布やカメラなど日中使用頻度の高いさっと使いたいに物を収納するには不便です、そういった物は後述するタンクバッグに収納するようにするのが便利です。
日帰りのツーリング向けには10L以下ぐらいのシートバッグで十分に対応できます。
【ヘンリービギンズ:DH-710】がバイクのスタイルを大きく崩さず使いやすいのでおすすめです。
長期ツーリング(ホテル泊)向けには20L前後の大きさのバッグがちょうどいいです。
【タナックス:ミニフィールドシートバッグMFK-100】をおすすめします。
キャンプする人は、迷ったら一番でかい
【タナックス:キャンピングシートバッグMFK-102】をおすすめします。
長期ツーリングライダーの5割近くは【タナックス:キャンピングシートバッグMFK-102】を使ってると思います、一番売れているだけあって安いの長期ツーリング向けにしっかり作られていて使い勝手もめちゃくちゃいいです。
サイドバッグ
タンデムシートの横に装着するバッグです、シートバッグの次に大きく積載容量を増やせる場所です。
シートバッグと比べたら、選択肢が少なく積載容量あたりのコストパフォーマンスがあまりよくないですがしょうがないです。
サイドバッグの容量(片側)はだいたい20~40Lと幅広く2つ装着することになるので、シートバッグと同じぐらい積載容量を増やすことが可能です。
ただ、日中サイドバッグから荷物の取り出しはシートバッグが邪魔になったりして難しい場合が多いので使用頻度の低い物を入れることになります。
サイドバッグの中では値段も手ごろで汎用品なため幅広いバイクに装着できて、見た目もシンプルでスタイルを大きく崩さない
【タナックス:サイドバッグ-スポルトシェルケース MFK-217】がおすすめです。
タンクバッグ
タンクの上に設置するもので、磁石や吸盤で装着するものが多いですが、GIVIが出しているタンクバッグは独自アタッチメントシステムで装着できたりします。
タンクの上に装着するものなので、あまり大きく場所をとることが難しいため、積載容量は期待できないですが、カメラや財布等、日中頻繁に使用するものを入れるのにめちゃくちゃ便利です。
タンクバッグには、装着部分が回転することにより、幅広いタンク形状に対応することができて、適度な大きさでライディングの邪魔にならない
【タイチ:タンクバック RSB302】がおすすめです。
まとめ
積載バッグを選ぶ時は、最初から防水対策のことも一緒に考えて
バッグ装着時は、無駄に重くならないように重量配分に気を付けて、追加でアレンジする場合はしっかり固定しましょう。
積載バッグを増やしたい場合は
容量用途別にシートバッグから用意してみて
利便性を上げたいのなら荷物を取り出しやすいタンクバッグを用意してみて
さらに積載容量を上げたいのならシートバッグと同じぐらい積載を増やすことも可能なサイドバッグを検討してみればいいでしょう。