バイクから簡単に正確な電源を取り出す為にデイトナの電源ユニット『D-UNIT』を取り付けました。
目次
どこから電源を取る?
バイクに電源が必要なカスタムを行う場合、電源を取り出す必要がありますが毎回どこから電源を取るか悩むんですよね。
普通に電源を取り出そうとすると考える事は多いです。
- 基本的にキー連動のアクセサリー電源を使用するのでそれを探す必要がある。
- 下手に割り込ませると既存の電装品に影響が出る可能性がある。
- 必要な容量が取れるか確認する必要がある。
そんな悩みもデイトナのD-UNITを使用すれば考える必要が無くなります。
D-UNITとは?
最大4つの電装を接続
D-UNITを使えば最大4つ(ギボシ端子x3、丸型クワ型端子x1)をキーと連動したアクセサリー電源として使えるようになります。
合計20Aの電源を取り出す
合計20A内でヒューズを入れ替える事で自由に組み替えて取り出す事が出来ます。
最初にセットされていたヒューズは左から「2A→5A→5A→7.5A」でした。
コンパクトな大きさ
D-UNITの大きさは『幅:85㎜ x 高さ:24㎜ x 奥行:42㎜』です。
D-UNITの本体以外は結束バンド2本とエレクトロタップが1個入ってます。
防水仕様もあります
今回は水のかからない場所に収めるので非防水仕様のスタンダードタイプを使いましたが、防水仕様もあります。
違いは少し値段が高くなるのと4つ接続できるのが3つに減ります。
D-UNIT取付方法
用意したもの
バッテリーから端子を外すドライバーがあればいいですね。
既存のアクセサリー電源取得しているところが一ヵ所しかギボシ端子の口がないので分岐させました。
取付方法
バッテリーに接続
バッテリーから+-端子を外して、D-UNITの+-電源端子を同じ組み合わせで接続します。
この時バッテリーの+ー端子は『ー(黒色)→+(赤色)』順で外し、接続する時は逆『+(赤色)→ー(黒色)』順番で接続しないとショートの危険性があります。
アクセサリー電源に接続
D-UNITから出てるON/OFF用の配線をアクセサリー電源へ接続します。
私は電圧計を取り付ける時に作ったアクセサリー電源の所を分岐ハーネスで増やして接続しました。
今の所はとりあえず1カ所だけ、消費電力が大きいグリップヒーターを接続します。
グリップヒーターなどの消費電力が大きい電装品の場合、適当に取り出した場所だと容量を満たさない場合があるのでD-UNITのようにはっきりと分かる形の場所に接続した方がいいです。
D-UNIT格納場所
D-UNIT本体を格納する場所かなり迷いました。
普通だったらバッテリーの後方に置けるのですが、私の場合そこにはドラレコの本体が既に置かれているので無理でした。
試行錯誤した所シート後方のカウル下に隙間があったのでそこに縦にして押し込んだらちょうど収まりました。
最後に
こうやってひとまとめに管理できると、何が接続されどれだけ電力が使われているか簡単に把握できるようになります。
今まで電源を取り出す時は「キー連動のアクセサリー電源か?」「既存の電装に影響しないか?」「容量は足りてるか?」等調べていましたが、今後はそんな事を調べる必要が無いので作業効率も上がりますね。